5月30日、午後7時30分から放送のNHK番組『フェイス』の「やるなら、とことん~“100歳スイマー”1500mへの挑戦~」を見た。
山口県田布施町の長岡三重子さんは18の世界記録と23の日本記録を持つ。その長岡さんの最大の目標が、100歳の区分で1500mを泳ぎ切るという、世界でまだ誰も成し遂げたことのない大記録である。今年4月、ついに1500mレースに挑んだが、惜しくも記録ならず。だが、また挑戦するというから恐るべき“スーパーおばあちゃん”である。
これは2009年7月20日、95歳区分200m自由形で見事世界新記録を達成したときの動画である。
長岡さんは1914年(大正3年)7月生まれ。80歳の時、長年続けてきた能楽の練習で痛めたひざのリハビリのため、水泳に挑戦。最初は25メートルさえも泳げず、プールの中を歩いたり、短い距離を泳いだりしていたが、1年半ほど通ううちに水泳が楽しくなり、練習に打ち込み始めたという。
その後、記録は伸び続け、84歳で長男(73)の勧めで日本マスターズ水泳大会に初出場した。翌年には、85~89歳の背泳ぎなどで日本記録を樹立。柳井市の水泳教室でコーチの指導も受けるようになり、世界大会への挑戦を重ね、92歳の時、米国の大会で初めて金メダルを獲得したという。今も週に4日、自宅近くのスイミングスクールに通い、3時間かけて1000mほど泳ぐ練習を続けているという。
「練習も今日はこんだけやろうと思うたら、絶対やります」「きつくても何でもとことんやらにゃ気がすまんのです」、その気迫には恐れ入る。食生活のモットーは、好きな時に好きなものを食べること。毎日、リュックを背負って買い物に行き、三度三度自分で作るそうだが、そのバラエティあふれるメニューもすごいが、全部平らげるというからすごい。お肉が大好きだというが、それが元気の素だろうね。
私も水泳歴は長い。始めたのは昭和が終わる1年前、水中運動は腰痛にいい、水泳は肺を鍛えるのでぜん息にいいと聞いて始めた。最初は水に顔を浸けることもできなかったのに、「好きこそものの上手なれ」か、コーチの指導の下、クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライと順調にクリア、4種目が泳げるようになるにはそう長い年月は要さなかった。
水泳のいいところは、1人でもできるという点である。ボーリングやゴルフもやったが、相手があるスポーツはマイペースというわけにはゆかない。その点、水泳はわがままでマイペースな私にはうってつけのスポーツで、フリーコースに変わり週3回泳ぐのが日課となった。が、そんな唯一の楽しみだった水泳も、平成12年ごろ、ぜん息の発作がひどく息切れがして泳げなくなりやむなく休会した。
2年間のブランクがあるものの、また始めて今年で足掛け27年、よく続いたものだと思う。当地へ越してきた4年前には、足フィレをつけてだが、50分続けて1800m泳いでいたが、最近は「年寄りの冷や水」にならないようにペースを落としている。私の泳ぎ方がきれいだとみなさん言ってくださるが、私の自慢はクロールと背泳ぎのキックターンがバッチリできること。バタフライが好きなのだが、最近は体が重くてしんどいので25m、平泳ぎもあまり好きでないので25mだけ。あとは背泳ぎとクロールを交互に泳いで30分1200mがマイペース。あとは水中歩行を20分して終わり。水から上がるともうヨロヨロだが、このペースは壊したくない。
長岡さんのように100歳まで続けるのはとても無理だと思うが、今のペースで80歳まで、これを目標にしようかな。
目標を掲げてどうぞ私の夢まで背負って頑張って下さいね。
応援しています。
環境の変化にもすぐ適応できるのは、やっぱりその活力あふれる実行力でしょう。
老女仲間のスターとなって輝け、岡山のスィーマ~
私の唯一自慢できるのはこれだけです。
誰にも遠慮せずマイペースでいいから続けられたのでしょう。
でも、気持ちいいですよ。水から上がるとヨタヨタしていますが、心地よい疲れとはこういうのでしょうね。
帰ってごはんを食べるとバタンキューです。
私も80歳過ぎて元気で泳いでいたらマスターズに挑戦しましょうかネ。