寝正月はもう終わりに・・・

　ユリカモメだろうか、群れをなしてやってきて心地よさそうに波に揺られていた。1羽が飛び立つと次々と後に続く。リーダーかな？
 
　
　今日は令和初のウオーキング。寒かったけど、寝正月でなまっていた体や心がシャンとした感じ、心地よかったわあ。
　三が日は寝正月と決め込んだが、こたつに入って座椅子で寝ていると姿勢が悪くなって腰は痛いし、寝すぎで頭がボーとして気分は最悪。「よくこれだけ寝られるもんだ」と自分でも感心するぐらい寝た。
　2日も同様、テレビをつけっぱなしだから、大きな音がすると眼が覚めるが、またいつの間にか寝ている。私の眠気をさますほどおもしろい番組がないからだ、なんて人のせいにして…。
　寝ていてもお腹はすくんだね。1日は朝8時に「お雑煮」(餅2個）を食べて、12時過ぎに「すき焼き」。昨年まではすき焼きは夕食だったが、胃にもたれるので今年からお昼にした。3時に小さなお饅頭とお茶、そして6時にお節で軽く夕食。2日も8時にお雑煮、昼食は頂き物の大きなカキを12個。塩・コショウをしてオリーブオイルで焼いて食べたが、おいしかったなあ。年末に2人の友人から大ぶりのカキを頂いた。1人では食べきれないほどの量で困ったが、とりあえず軽く蒸して小分けにして冷蔵にした。
　3日朝も8時にお雑煮。ところが10時ごろに胃の調子がおかしくなって食欲なし。昼食は抜いて胃薬を飲む。2年前の正月には餅入りぜんざいや甘酒、お饅頭など3時のおやつを食べていたのに、やはり年のせいかなあ。
　来年はお餅もお節も量を減らすようにしようかなあ。なーんて「来年の事を言えば鬼が笑う」と言うが、「憎まれっ子世に憚る」のババは、しぶとく来年もはばかること間違いなし。社会への貢献を考えれば、一日も早く現世からいなくなることだけど、これだけは意のままにならない。どうもスミマセン。
　食事がすんでこたつに入るとすぐに眠くなる。どこかで聞いた文句だが、「これじゃ体にいいわけない。分かっちゃいるけどやめられない」である。そこで心機一転とは大げさだが、せめて朝夕の運動ぐらいはやらないと身体がなまってしまう。そう思って3日朝からいつもの運動とサイクルマシンを漕いでいる。
　寝正月はもう止めた。今日から平日の暮らしに戻ることにして、とりあえず掃除機をかけて、冷蔵庫の中も整理したが、お節がまだだいぶ残っている。捨てるのは惜しいから頑張って食べよう。

　ところで大晦日の紅白歌合戦の視聴率は最低だったとか。私も居眠りしながら時々見ていたが、全然おもしろくなかった。若者向けの歌が多くても、中には「あれっ…」と耳を傾けたくなる歌があるものだが、今回は何も感じない、つまらない歌ばかり。ただし、最先端のAI技術を投入した映像演出や舞台美術は見事だった、さすがNHKだね。しかし大河ドラマ「いだてん」が振るわなかったそうだし、多額の予算を投じた看板番組の不振はNHKの痛手となろう。と新聞が報じていた。
　民放の番組も同様で、見たいと思う番組がなかった。2日は「箱根駅伝」の5区と、3日の10区だけ見たが、青学の総合優勝はあっぱれ！　
　三が日は大きな事件や事故もなく、平穏な令和の幕開けとなって喜ばしい限りだ。だが、まるで映画のストーリーを思わせるゴーン元会長の隠密かつ電撃の出国劇には驚いたなあ。まあレバノンに居れば、何もしないでも死ぬまで暮らして行けるのだろうから、15億円を捨ててもちっとも惜しくないだろう。没収された15億円は日本の国庫に入るのだから、ゴーン元会長の“置き土産”としては悪くないね。