足腰の衰えを防ぐため、自転車に乗らなくなって半年がこようとしている。今では20分くらいなら苦にならなくなって、この暑い夏もがんばって歩き通した。自転車には、たまに駅へ行く時に乗るのだが、使わないでいるとガタがくるのか、ペダルを踏むたびにキーコ、キーコと音がして恥ずかしい。また、6段変速のギアがガクンと勝手に切り替ったりして危ない。
もう廃棄しようかなと思ったが、それでも時には必要になる時がある。中古でもいいと思ったが、車の中古はたくさんあるけど、自転車の中古はない。ネットで検索してみると、関東地方に防犯登録料込みで5,000~6,000円で売っている会社があった。自治体が回収した放置自転車を払い下げてもらい修理して販売しているようで、新品みたいだと口コミでは評判がいいらしい。
安価だから注文しようかなあと思ったら、別途に送料2,000円+代引き手数料800円が必要で、計8,000~9,000円となる。これだともう少し足すと新品が買えるし、どうしようかなあと迷っていたら、赤穂のホームセンターのチラシで特価7,980円の自転車を見つけた。ありがたいことにこの店ではお買い上げ3,000円以上は配達は無料となる。防犯登録は兵庫県となるが、500円手数料を払って代行してもらい、結局、8,480円で新品が買えたのである。超ラッキー
古い自転車は粗大ゴミとして出すため、指定店で700円支払って粗大ゴミ処理券を購入、市の環境事業所へ申し込む。収集日まで1週間あるが、自転車に処理券シールを貼って、マンション横の不燃物置き場に出しておいた。
3日目、早くから出して邪魔にならないかなと不燃物置き場をのぞいて見ると、もう自転車がない。どうやら誰かが持って帰ったらしい。しまった、収集日の前日までシールを貼らずにいたら700円儲かったのに…。ゴミ捨て場に置いてあるものだから泥棒ではないが、あんなボロの自転車でも持って帰る人がいるのかなあ。
まあ、欲しいなら持って帰ればいいが、人の話では出稼ぎに来ている中国人ではないかという。当地には中国から出稼ぎに来ている若者が多くいて、通勤の足代わりに自転車が必要なのだが、新品を買ったりはしない。
中国人みんながそうだとは言わないが、マナーの悪さにはみんなあきれている。公衆トイレでは使用中のペーパーはおろか、予備においてあるペーパーまで、全部持って帰るそうである。グループで大声で話しながらスーパーの店内をうろうろしている。万引きも多いらしく、とにかく、人の目につかない所にあるものは何でも持ってかえるそうだ。労働力としては歓迎しても、人間としての中国人を気持ちよく受け入れるにはちょっと抵抗がある。
ところで、新しい自転車だが、超特価なのに乗り心地は誠によろしい。あと何年自転車に乗れるだろうか。安物だからそれほど長持ちは期待していないが、これが最後の自転車になるだろうから大事にしよう。今は自転車にカバーを掛け、盗難にあわないように二重ロックにして、大事に扱っている。最初のうちだけだけど…、
やはり自転車は便利がいい。自転車に乗れなくなったら行動半径もうんと狭くなるだろうから、しっかり歩いて足を鍛えて、たまには自転車にも乗ってあげよう。
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