新年を迎えました・・・

明けましておめでとうございます。
　元旦も今日も、天気予報の雪マークは外れてまずまずの好天気、少々冷え込むのは我慢しなきゃあ…。　
　大晦日は恒例の紅白歌合戦、時々顔を上げて画面をチラッと見るくらいで、年末からまた凝りだした「毛糸の帽子」編みに精を出す。１１時半になってチャンネルを変え、「東急ジルベスターコンサート」で年越し。東京フィルハーモニー交響楽団、指揮・井上道義でカウントダウンは成功、新年を迎えた瞬間には感動すら覚える。そして、サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」に乗って荒川静香が優雅なスケーティングを、またバレエの華麗な舞いもあり、私的にはいい年越しだった。

　今年の元旦と２日目も大した事件や事故の報道もなく、年末の大量の「派遣切り」で寒々と年越しした人たちの話題を除けばおだやかな正月で、やれやれというところである。各地方の都市ではボランティアの人たちが年末年始も関係なく、炊き出しなどに頑張っているのを見ると頭が下がる。それに引きかえ、横着者の私はぬくぬくとコタツで冬眠中、ごめんなさい。

　テレビ好きのババは、近年、年ごとに正月番組がおもしろくなくなってきたように思う。昨年の不景気風が吹き出してから企業が宣伝広告費を削減しだしたそうで、スポンサー頼みの民放としては、いかんせん番組制作に支障が出ているという。また、民放は地デジへの移行を控えていながら経営は大赤字だそうで、これからはいい番組など期待できなくなりそうだ。
　そのせいかどうか、正月２日目というのに朝日テレビでは午前中はドラマやバラエティの再放送でお茶を濁している有様。若者のテレビ離れもあり、だんだんと特別な正月番組など作らなくなってゆくのかもしれない。　

　昨日はＢＳ２で３時から１０時まで、ずっと「初笑い！ 昭和なつかし亭」という番組を見ていた。落語あり、漫才あり、曲芸ありのバラエティ番組で、すでに鬼籍に入った人たちの録画を交え、現在活躍している人たちの生出演とＣＭなしの７時間、たっぷり笑わせてくれる番組だった。昔の落語家のうまい話、古い漫才師のおもしろさには思わず引き込まれ、今の若者向けのお笑い芸とは大違いの芸で、十分楽しませてもらった。懐かしい芸人がたくさん出てきたが、古くは昭和２２年ごろの益田キートンまで出て来るのにはびっくり。　

　今日は恒例の「箱根駅伝」だ。今年はどんなドラマが生まれるだろうか楽しみである。よく晴れて、冠雪の富士山が美しい。午後からは見たい番組がないので録画しておいたドラマでもみようか。　

　年末２０日過ぎから編み始めた「毛糸の帽子」、凝りだしたらそれ以外には目の向かない私。あの人にこの人にと押し付けようと８点、そのうち２点は私のもの。どれも毛糸の色が違うだけで形は同じようなものになった。