毎年恒例になっている第一生命主催の「サラリーマン川柳」は、もうすっかりお馴染みになっていて、発表されるのを楽しみにしている感もある。作品は、身につまされるものもあれば、お腹を抱えて笑いたくなるものもあり、人畜無害で誰もが楽しめる。
先日テレビで、他にもいろいろ川柳コンテストがあると聞いたので、ネットで検索してみたらあるわ、あるわ、企業・新聞社・各自治体などが主催するコンテストがいっぱいあった。
ダスキン主催「大掃除川柳コンテスト」、SEIKO「時のある風景」フォト川柳コンテスト、ミツカン「キッチン川柳コンテスト」、東芝「エレベーター川柳コンテスト」、ニチバン「花粉症川柳コンテスト」、「いい夫婦川柳コンテスト」などなど、まだたくさんある。こんなに川柳コンテストがあるとは、サラリーマン川柳しか話題にならなかったので全然知らなかった。
その中の、東京のNPO法人日本自毛植毛センター主催の「毛髪川柳コンテスト」の第1回~3回までの作品をあげてみた。
2004年 第1回受賞作品
<最優秀賞> 頭見て 敬語使うな 年下だ
<優秀賞> おい孫よ 水をかけても 生えないぞ
風向きで 立ち位置かえる 薄毛かな
パソコンで 少し髪の毛 足してみる
<佳 作> 春まいた 植毛のたね 秋たわわ
植毛の 威力を見たり 春一番
枕元 抜けいる髪に 添い寝して
お辞儀する 角度どんどん 浅くなり
2005年 第2回受賞作品
<最優秀賞> 薄毛にも 構造改革 植える髪
<優秀賞> あの父が ケータイ、植毛 脱オヤジ
クールビズ ネクタイよりも ヅラとりたい
<佳 作> 養育費 払い終わって 養毛費
落ちていた 俺の名刺の 裏に「ハゲ」
厚化粧 そう言うあんたは 薄毛症
ボーナスで 娘は脱毛 父増毛
2006年 第3回受賞作品
<最優秀賞> 洗いやすい 私の頭は エコロ爺
<優秀賞> 年老いた 母の薄毛に ありがとう
<佳 作> 誕生日 ろうそく増える 髪は減る
毛根に 闘魂入れても 生えて来ん・・
バーコード 大風吹いて イナバウアー
髪を見て 歳を聞いてる クラス会
どの作品にも、毛髪で悩んでいる人たちのペーソスが感じられておもしろいですネ。
先日テレビで、他にもいろいろ川柳コンテストがあると聞いたので、ネットで検索してみたらあるわ、あるわ、企業・新聞社・各自治体などが主催するコンテストがいっぱいあった。
ダスキン主催「大掃除川柳コンテスト」、SEIKO「時のある風景」フォト川柳コンテスト、ミツカン「キッチン川柳コンテスト」、東芝「エレベーター川柳コンテスト」、ニチバン「花粉症川柳コンテスト」、「いい夫婦川柳コンテスト」などなど、まだたくさんある。こんなに川柳コンテストがあるとは、サラリーマン川柳しか話題にならなかったので全然知らなかった。
その中の、東京のNPO法人日本自毛植毛センター主催の「毛髪川柳コンテスト」の第1回~3回までの作品をあげてみた。
2004年 第1回受賞作品
<最優秀賞> 頭見て 敬語使うな 年下だ
<優秀賞> おい孫よ 水をかけても 生えないぞ
風向きで 立ち位置かえる 薄毛かな
パソコンで 少し髪の毛 足してみる
<佳 作> 春まいた 植毛のたね 秋たわわ
植毛の 威力を見たり 春一番
枕元 抜けいる髪に 添い寝して
お辞儀する 角度どんどん 浅くなり
2005年 第2回受賞作品
<最優秀賞> 薄毛にも 構造改革 植える髪
<優秀賞> あの父が ケータイ、植毛 脱オヤジ
クールビズ ネクタイよりも ヅラとりたい
<佳 作> 養育費 払い終わって 養毛費
落ちていた 俺の名刺の 裏に「ハゲ」
厚化粧 そう言うあんたは 薄毛症
ボーナスで 娘は脱毛 父増毛
2006年 第3回受賞作品
<最優秀賞> 洗いやすい 私の頭は エコロ爺
<優秀賞> 年老いた 母の薄毛に ありがとう
<佳 作> 誕生日 ろうそく増える 髪は減る
毛根に 闘魂入れても 生えて来ん・・
バーコード 大風吹いて イナバウアー
髪を見て 歳を聞いてる クラス会
どの作品にも、毛髪で悩んでいる人たちのペーソスが感じられておもしろいですネ。
女性は女性ホルモンがあるので、男ほど深刻ではありませんが、それでも、頭皮が透けてくると辛いでしょうね。
○この頭 10年前に戻りたい
季語がない物を川柳というのだそうですが、俳句や短歌より少し下に見られがちではないでしょうか。
でも、風刺的なものや、愉快なものが多くて、誰にでも作れそうな気がして、最近は好きになりました。
毛髪に関しては男女の違いはありません。女性ホルモンも加齢ごとに少なくなります。幸い私はまだ悩むほどには減っていませんが…。
「この体型 10年前に戻りたい」字あまり
誰もがおもしろいと思えるのが川柳のよさでしょうかね。そして季語がないから、簡単に語句を並べるだけで、誰にでも作れそうではありませんか。
よく新聞で「時事川柳」と言うのも見かけますが、今の世情を風刺しているのもおもしろいです。
ジジババ川柳ってのはありませんかね。