新聞によると、9日、公的な納付記録も領収書もない人に年金を給付するかどうかを判断する「年金記録確認中央第三者委員会」の会合が開かれ、「明らかに不合理でなく、一応確からしい」という判断基準と、それを具体的に例示する関連資料や周辺事情などの「別表」を盛り込んだ基本方針を決定、菅義偉総務相に提出したという。
本人からの申し立て内容が「社会通念に照らし、明らかに不合理ではなく、一応確からしい」ことを判断基準に、記録漏れ被害者の救済を図り、有力な証拠がなくとも「総合的に判断」するという。
昨日の梶谷剛委員長の記者会見で「……申し立て本人の話し方、態度、人柄から判断して……」云々とあったが、これは相当あいまいな判断基準で、なかなか難しいのではなかろうか。今国民はみんな頭にきているのである。自分の正当性を主張するにも大分感情的になる人も多いだろう。社保庁への批判を口にする人もいるかもしれない。強気な態度に出る人もいるだろう。そうした場合、どういう人が委員に任命されるのか知らないが、委員も人間である。決していい印象は持たないだろうし、冷静な判断がなされるとは限らない。
それに、人柄を判断するのにどういう基準があるのだろうか。人柄がいいとは、どういう人を言うのか知らないが、いわゆる社会的地位のある人、裕福な人たちは間違いなく人柄がいい部類に入るのだろう。第一印象でその人の人柄が分かるはずはないが、神妙な態度で穏やかに話し、下出に出る人は態度良好、人柄もよしと判断されるかもしれない。それこそ狐とタヌキの化かしあいで、委員の感情を害さないように神妙に振舞って認定してもらうのが得策である。と思うのは私の老婆心、いや下種の勘繰りだろうか。
人柄を見極めるには、人それぞれに判断基準が違うし、なかなか難しいだろうと思う。第一に、今の政治家がいい見本である。この人はと選んだ人が不祥事を起こした事例が過去にも数え切れないほどある。また、今騒がれている赤城徳彦農林水産相を見ていると、この人でも人柄がいいと言えるのだろうか。また、両親が前日の発言を翻すニュースを見たが、しどろもどろで、いかにもウソだと言われても仕方ない様子。そして、後援会代表の元茨城県議の「自分は雲の上の人だから…」発言には、この人ちょっとおかしいのではないかと思った。こういう人でも人柄がいいというのだろうか。
そして話題は違うが、厚労省は年金記録紛失問題の責任を取り、次官経験者に310万円、長官経験者に270万円と、在職時のボーナス相当額を寄付の形で返納するよう求めているのに対し、27人の該当者のうち8人が拒否しているという。渡り鳥のように天下りを繰り返し退職金を3億円もらっている人もいるというに、これでも世間では人柄の良い元お役人で大手を振って歩いているのかと思うと、腹立たしくなってくる。
「年金記録確認中央第三者委員会」の委員になられるお方には、しかと人柄のいい人をお願いしたものである。
本人からの申し立て内容が「社会通念に照らし、明らかに不合理ではなく、一応確からしい」ことを判断基準に、記録漏れ被害者の救済を図り、有力な証拠がなくとも「総合的に判断」するという。
昨日の梶谷剛委員長の記者会見で「……申し立て本人の話し方、態度、人柄から判断して……」云々とあったが、これは相当あいまいな判断基準で、なかなか難しいのではなかろうか。今国民はみんな頭にきているのである。自分の正当性を主張するにも大分感情的になる人も多いだろう。社保庁への批判を口にする人もいるかもしれない。強気な態度に出る人もいるだろう。そうした場合、どういう人が委員に任命されるのか知らないが、委員も人間である。決していい印象は持たないだろうし、冷静な判断がなされるとは限らない。
それに、人柄を判断するのにどういう基準があるのだろうか。人柄がいいとは、どういう人を言うのか知らないが、いわゆる社会的地位のある人、裕福な人たちは間違いなく人柄がいい部類に入るのだろう。第一印象でその人の人柄が分かるはずはないが、神妙な態度で穏やかに話し、下出に出る人は態度良好、人柄もよしと判断されるかもしれない。それこそ狐とタヌキの化かしあいで、委員の感情を害さないように神妙に振舞って認定してもらうのが得策である。と思うのは私の老婆心、いや下種の勘繰りだろうか。
人柄を見極めるには、人それぞれに判断基準が違うし、なかなか難しいだろうと思う。第一に、今の政治家がいい見本である。この人はと選んだ人が不祥事を起こした事例が過去にも数え切れないほどある。また、今騒がれている赤城徳彦農林水産相を見ていると、この人でも人柄がいいと言えるのだろうか。また、両親が前日の発言を翻すニュースを見たが、しどろもどろで、いかにもウソだと言われても仕方ない様子。そして、後援会代表の元茨城県議の「自分は雲の上の人だから…」発言には、この人ちょっとおかしいのではないかと思った。こういう人でも人柄がいいというのだろうか。
そして話題は違うが、厚労省は年金記録紛失問題の責任を取り、次官経験者に310万円、長官経験者に270万円と、在職時のボーナス相当額を寄付の形で返納するよう求めているのに対し、27人の該当者のうち8人が拒否しているという。渡り鳥のように天下りを繰り返し退職金を3億円もらっている人もいるというに、これでも世間では人柄の良い元お役人で大手を振って歩いているのかと思うと、腹立たしくなってくる。
「年金記録確認中央第三者委員会」の委員になられるお方には、しかと人柄のいい人をお願いしたものである。
ところで、最後の方の厚労相の次官や社会保険庁の長官経験者に対する、310万円などの寄付金の件は、細部には知りませんが、退職して現在無職の者も対象としているのですか?、
退職した無職の者への強要は、民主主義の原理に反する気がします。ニュースで聞きましたが、詳しいことは聞き漏らしたのです。
拒否した8人は、家庭の事情、経済的理由を挙げているそうです。でも対象になっている人は次官、長官経験者で、退職した後も天下りで多額の退職金を貰った人たちではないかと思います。平の役人とは違います。
責任の一端を担う形でお願いしたので強要ではありません。27人の内、この8人に限り拒否というのは解せませんが、まあ誰しも一端懐に入った物を吐き出すのはイヤなのは分かります。ましてや自分は真面目に勤めてきたと思っている人はなおさらでしょう。
それこそ、ひとそれぞれです。
「人は見かけによらない」「面従背反」「あの子に限って」
「俺を信じろ」etc・・・
人の評価なんて一眼でできるものでしょうか。
高級官僚の頂点に上り詰めた人、それなりにポストに対する責任の重さがあり、覚悟が必要です。
この制度があって100年安心なんて銘打たれ、我らは安心して親方日の丸でこの方来たのに結局我々の天引きされる税金はまったく訳のわからないばら撒き方をされて…、
役人を無駄に養っただけかしら
国家が有る以上は最低給付はあっても諸外国のようにあとは個人管理のもとでされるほうが国民も(私も含めて)しっかりおりこうになるのでは…
今までは税金が引かれていても、どうせ取られる物は仕方ないと無関心だった事ってないでしたか、
我家も給料が上がる度に税率が比例して上がり出して初めて関心を持ち出しました
世のため、人の為、わが為なんて思っていたのが悔しいですね
神様でもあるまいし、社会的地位があるというだけの人に、人柄の判断などされたくはありませんね。
今日のニュースでは社保庁一般職員の93%が返納に応じると、また拒否していた8人の内4人が応じることにしたとか。
道義的にも、拒否するのはいかにも世間体が悪いと思ったのでしょうかね。
今の制度で100年は安心とは、誰のお墨付きか、親方日の丸意識の人の言うことは信じられなくなりました。
世論調査では民主党支持が上回っているとか、いっそやってみてもらってはどうかと思いますね。まあ、どこが政権をとっても、そう日本が変わるとは思いませんけど…。
この方法で裁判所の陪審員制度をふと思いました。
裁判所では法廷に出された客観的証拠、法廷での尋問でのみと法律との照合により有罪、無罪そして量刑を判断するのが原則です。ですから、逆転無罪もありえますし、もっとも正しいと思われる判断方法です。当事者の印象で量刑が判断されるようなことはできれば避けなくてはいけません。裁判所は陪審員制度を導入するにあたってその点を非常に懸念しています。
そんな一方で行政府がこんな情に左右されるようなことを考えてしまうのが信じられませんね。
裁判沙汰になったら司法はこの方法自体認めないんじゃないでしょうか?
私のようにご面相が悪かったら人柄の評価もひくいかも。
神様でない限り他人を判断するなんておこがましいと思いませんか。委員長は元弁護士だそうですが、弁護士が完全無欠の人だとは限りませんもの。
陪審員制度、これも全くの素人が書類だけの知識と、被疑者の印象で量刑を決めるというのですね。私などよほどの凶悪犯でない限り、人を裁くなどそんな資格は持ち合わせていません。
本当の「人柄」を見極めるのは、時間と深さが必要だと思います。
一瞬で人の話し方、態度、人柄はまず分からないでしょうね。
ちなみに初対面で会った人の私の印象は、真面目そうで、人当たりが良いと言われますが、実際はどうなのでしょうか?(笑)
だんだん話していくと「○○君、面白いね~」とも言われますが(笑)
私の付き合っている友人達の中には、小学生から付き合っている友人がいます。
ただ付き合っているのではなく、時には喧嘩もしたりして今日まで付き合って来ました。
昨年の母の葬儀にも、静岡県からわざわざ会社を早退してくれ、有給も使って参列してくれたのです。
これからも大事にして行きたい友人ですね。
一昨日の9日、林一歩警部の警察葬が、愛知県春日井市の県警察学校講堂で営まれ、遺族や警察関係者ら約480人が参列されたそうです。
近所の知り合いのお姉さんと話すと、「林さんの人徳ですね~」と言われていました。
本当の人柄は付き合ってみて初めて分かりますね。私にも25年間の付き合いの親友(女性)がいます。相手の人柄をすべて受入れられるというのは、めったにありません。大事にしていきたいです。