あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄市も歩いてみたい。魅力あるコザの街。

2008年04月22日 09時52分05秒 | Weblog
写真は先週掲載したイッペーの木のピンク(紫)の花です。
昨年、那覇市安謝の陸橋下で、見事な花をつけ話題になりました。
今年は花が少なくて面影もしのぶ事が出来ませんでした。
来年はきっと素晴らしい花をつけてくれるものと楽しみにしています。


 沖縄市胡屋十字路近辺が沖縄で過ごすためのお薦めエリアです。
 那覇市から、車で40分。58号線を北上、浦添市を過ぎて宜野湾市の外れの「伊佐交差点」を右折します。目安は、58号線右側では初めて見える米軍基地に沿って右折します。これから真っ直ぐに15分ほど車を進めると胡屋十字路です。沖縄市はコザといわれておりますが、コザは正に基地の町です。左右に基地を見ることが出来るでしょう。正に、基地の中を走っています。
右折、左折、十字路とありますが、迷うことなく道なりに直進してください。左右の金網は基地です。
 私はバスをお奨めします。
私の偏見かもしれませんが、観光は歩く事が一番。次にバス・電車、そして車の順だと思います。
那覇市内からバスはたくさん出ています。胡屋十字路で降りましょう。呉屋十字路まで約一時間です。

 胡屋十字路周辺を那覇方面から十字路に向かって「右」「左」と説明します。
 十字路手前左角に新しい大きな建物があります。昨年オープンしたコザ・ミュージックタウンです。観光の目玉にするために沖縄市がいろいろ企画しています。催し物などを事前にネットで調べておかれるといいですね。
十字路左の通りが嘉手納基地のゲートに続く道で、土地の人は「くうこう通り」と呼んでいます。多分、嘉手納空港の「空港通り」だろうと思います。この道の両側が、格安で有名な外人店主の仕立て屋やライブハウスなど国際色豊かな通りです。
仕立も数日で出来上がりました。過去形で説明しているのは、20年近く、利用したことがないからです。昨年、通り近くのホテルの女性社長に確認しましたところ、「昔のように、安くて、仕立ての出来上がりは早い。主にインド人ですね」と云っていました。
外人がたくさんの店で踊ったり、飲んだりして少しのスリルを味わってみませんか。
 十字路から50mほど先の左に並木がある通りが見えてきます。パークアベニューです。かっては若者で賑わっていた通りですが、いまではシャッターが目立つようになりました。北谷(チャタン)の美浜(ミハマ)や那覇の新都心、豊見城のアシビナーなどの新興地に押されているのですが、再興に地元は躍起になっています。この通りをひとつ入ったところが黄色のイッペーの並木で有名なところですが、花盛りは過ぎているでしょう。例年、3月中旬から4月はじめが見頃です。
 十字路の数百メートル手前(1キロあったかな)が歓楽街「仲ノ町」です。
ひところのように米軍関係者で賑わってはいませんが、面影を見ることが出来るでしょう。

 沖縄市では、毎年、沖縄全島エイサー祭りが開催されます。
旧盆明けの土・日です。お奨め行事のひとつです。
「エイサー」は本土で言う「盆踊り」ですが、勇壮な太鼓と踊りは素朴で、感動的なものです。いまでは沖縄の文化という感じで宗教的な意味合いが薄れて郷土芸能として演じられています。
夏場に来られる方は、町々で演じられる脚色のない「盆踊りエイサー」も、是非、ご覧下さい。


沖縄市観光協会のホームページがありますから参考にしてください。

http://www.koza.ne.jp/play/index_play.html

夏本番へ始動

2008年04月17日 09時52分36秒 | Weblog
写真はイッペーの木に花が満開。写真は黄色ですが、ピンク(人によっては紫という方もいます)色のイッペーもあります。庭や公園、並木などに広く植栽されています。県民には馴染みの花です。

 1月に北部から咲き始めた寒緋桜は次第に花の時期を南に移し、那覇近辺では2月が見頃となります。寒緋桜が終わる頃、イッペーが咲き始めます。イッペーが咲くと沖縄の冬は終わり、短い春のはじまりです。イッペーの花の時期もそろそろ精彩を欠くようになる4月には県花「デイゴの花」が咲きます。県花の名に恥じず、いたるところで見ることが出来ます。そして、山の木々の間にイジュウが白い花をつけ始めると入梅です。糸滿ハーリーが始まるといよいよ梅雨明け、灼熱の太陽が降り注ぐ「青い海、蒼い空」の沖縄の夏本番です。