あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄の季節 ~桜が咲き始めました~

2009年01月23日 08時51分39秒 | Weblog
写真は塩屋の桜。
名護から車で20分ほどのところに塩屋のがある。NHK「鶴瓶、家族に乾杯」の舞台になった風光明媚な田舎の小集落である。この塩屋のの外れに東シナ海が陸地に大きく入り込んだ塩屋湾を見下ろす小高い山がある。その山上にいまは休業しているホテルがあるが、その登山道に咲く桜がこの写真だ。山上までの、桜並木がいい。いまは、余り手入れもされていないところが、また格別の風情がある。
(左クリックで写真は拡大されます)



 普通乗用車は充分通れる路だが、大型バスなどはカーブがきつくて登れない。自家用車の方にはおすすめコース。塩屋湾の景色も素晴らしいし、山上からの風景もいい。
 帰りは島を横断して東海岸へ抜けて、慶佐次のマングローブの川を散策すると良い。
天気の良い日などは「もうひとつの沖縄」が実感できる。
帰路は東海岸を一路南へと下る。途中、「二見情話」で有名な二見の村落がある。
村の入口には、小さな「二見情話」の碑が立っているが、ややもすると見過ごしてしまう。
道が上り、所謂、山道にかかるところがこの村だ。
訪れる前に、「二見情話」を聞き、歌詞の意味を沖縄の人に説明してもらってからがいい。何にもないから?がっかりする。入口に車を停め、徒歩での奥まで歩いてみたい。「ほんものの沖縄」を肌で感じるでしょう。

 最近、ブログが堅い、まじめすぎると指摘される。
そこで思いついたのだが、沖縄に来られる方にコース案内、道案内をブログで試してみようかと思う。
 それを記事にしてもいいなあと考えている。
きょうのブログでも、いろいろあるのだが、半分も表せない。
ご期待に沿うかどうか不安だけれど、勇気あるどなたか何でもいいから質問してください。

沖縄の人情~クリリンさん、運転はひどいよね~

2009年01月15日 09時53分22秒 | Weblog
写真は58号線浦添市の城間交差点。
この交差点の左手に元アメリカ領事館の建物を利用したレストラン「ピザハウス」がある。数年前まではアメリカ人で昼食時は賑わっていたが、最近、めっきりアメリカ人の姿が少なくなった。「ピザハウス」というけれどもピザ専門店ではない。アメリカ風?レストランで昼食を選ぶのに困ったときは寄ってみられてはー。料金は一人前1,000円少々位からある。夜のステーキサロンも雰囲気がいい。


 クリリンさん、ブログ読んでいただいてありがとうございます。
 観光立県を標榜するなら一番気をつけないとならないのが交通のマナーだと思う。
沖縄の場合、マナー以前の問題で、ルールを無視している。
20年前、沖縄に来たときは、これでよく事故が起きないものだと驚いた。当時、巷では車一台当りの事故率は全国一と聞いた。さもありなんと合点した。
当時、飲酒運転の多いのにも驚いた。
いくら止めても「大丈夫だ」という。
「この時間だと取り締まりはしていない」というのである。
「取締りではない、事故を起こす」というが、
「それなら大丈夫。慣れているから」
昨今は、飲酒運転が喧しく言われてめっきり減ったように思われるが、夜道の運転は酒酔い運転をしている奴がいるという恐怖感で必要以上に慎重に運転しているつもりだ。
 車間距離をとっていればウインカーなしに割り込む。割り込んだ途端にブレーキを踏む。かと思えば訳もないのにノロノロ運転で渋滞させる。これは未だに減らない。口癖は
「意味のない運転はするな」というのだがー。ほんとうに意味のない運転が多い。

 車に関する限りはクリリンさんの云うとおりだ。
沖縄を訪れた人が、最初に沖縄に接するのが「交通機関」だ。バス、タクシー、レンタカー。
 バスはバス停で待っていても手を揚げないと止まらない。一路線しかないバス停なら停まるかもしれないが、58号線のように数分おきに来るいくつものバス路線があるところではバス停に停まるのが当然だと思う。だが、手を揚げて「停まれ」の意思表示をしないと停まらない。行き先を確かめようするなら、先ず止めて
「どこどこ行きますか」といわねばならない。
 タクシー運転手のマナーや客引き行為がは問題になって、県や業界が熱心に乗務員教育に力を入れた。最近ではよくなった。だが、旅行者の足の中心と考えるなら、まだまだ不十分である。
 レンタカーに至っては、前述のような状況なので充分注意して運転してほしい。

 これら交通問題については好んで話題にしている。最後は、口角泡を飛ばすほどに議論する、指摘する。ところが
「どこでもルールやマナーが悪いところがあるでしょう」
沖縄ばかり責めないでほしい、ということになる。
沖縄の悪口を言っているのではない。
日本の中でも有数の観光県であり、県の政策の中心であるなら「どこよりも素晴らしい」といわれるように努力するのが当然だと云っているのだが、意が伝わらない。
悪口を言っているだけと取られてしまう。
それでもへこたれずにがんばっている。他県人が勝手に入り込んでお世話になっていることのささやかなお礼だと思ってー。
 運転マナーだけはひとりひとりの意識にかかっている。
無謀な運転をする車をみつけ、
「なんという奴だ。危ないじゃないか」
と激しく、独り言で罵ると
「あんただけの道路じゃないんだぞ」
と助手席の友人から逆に窘められる。常識も見識もある奴だが、このことだけはいただけない。

わが愛する沖縄よ!目覚めろ!


あけましておめでとうございます。

2009年01月13日 09時39分29秒 | Weblog
 今年は那覇市の「波の上宮」、「出雲大社」、奥武山公園「護国神社」と3社詣。
市内から30分余りの東海岸にあって、中城湾(ナカグスクワン)を一望する山腹に建つ「成田山」にもお参りした。たくさんお詣りすればそれだけ御利益があるだろうと期待して。
 写真は元日の波の上宮。那覇市内のホテルに宿泊されたら散歩がてらにたずねてみよう。傍が波の上ビーチ。那覇市内唯一のビーチだ。

 年明けから沖縄は真冬。
一昨日は本島北部で7.6℃を観測した。幾ら寒くても10℃を下る事は滅多にない。因みに、この日の那覇は11℃だった。
昨日も今日も、寒い日が続いている。きょうもきっと、15℃前後でしょう。

 正月のお参りは楽しい。これで幸せな日常生活なら、なお楽しだ。
遠い昔、結婚前に妻と早朝からお参りした事や子供たちと参拝した日々を思い出しだ。他愛ない事でも過ぎ去ってみると大切な事がたくさんある。

 正月には沖縄も、神社にたくさんの若者が詣でるようになった。
イルミネーション、クリスマス、正月、成人式、桜祭りと沖縄の沖縄は結構活発だ。
 1月下旬には八重岳の桜祭りと「沖縄郷土芸能の夕べ・杜の賑わい」というわたしのお奨めのイベントがある。
両方をセットにしたツアーがJTBで毎年組まれている。「杜の賑わい」はJTBが主催するオリジナルイベントで20年以上も続いている。、初春にふさわしい豪華で郷土色溢れていて楽しい。郷土芸能と言えば、マニアには興味尽きないものであるが、一般の私などにとっては退屈なもの。しかし、これだけは楽しい。興味のある方はJTBに問い合わせるかホームページで見ることが出来る。

 道に沿って植えられたつつじがもう花を咲かせ始めた。