あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄のイベント~沖縄初女性だけのマラソン~春の西海岸を走ろう

2011年02月23日 15時51分26秒 | Weblog

イッペーの花が咲き始めた。
イッペーが咲き始めると沖縄は本格的な春の到来だ。
イッペーが咲くとつつじも咲き誇るが沖縄にはつつじが少ない。
イッペーは南米原産というが、あちこちで並木に植えられている。
ピンクのイッペーもある。


 面白いイベントを見つけた。
3月13日、恩納村から名護までの23キロの女性だけのマラソン。
第一回目。
海や島々の景観を見ながらの走りは素晴らしいだろう。
パーティーが計画されている。
サンセットの美しい「万国津梁館」で開催される。
サミットで有名になった万国津梁館だ。
夕陽を眺めながらのパーティー。
締め切りは2月24日だが、1週間ほどのばすと聞いた。
ホームページを確認したがまだ修正されていない。
参加希望者は電話ででも問い合わせた方がいい。

詳しくはこちら

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沖縄の習慣~1月16日祭(旧暦)はグソー(あの世、後世)の正月~先祖を大切にする沖縄らしい風習

2011年02月17日 17時06分48秒 | Weblog


 10日前まで満開だった桜はもう葉桜。
旧正月はワカリビーサー(寒の別れ)という、と先日のブログで書いた。
旧正月は2月3日。あれから2週間。
知人は「16日祭前後がワカリビーサーになる」といった。
4,5日前にはとても寒い日が続いた。
今日などは20℃を越しただろう。
明日、2月18日は旧暦1月16日。

 先祖をとても大切にする沖縄では、生きている人たちの正月を旧暦1月1日に祝うが、旧暦1月16日を16日祭といって「あの世へ逝った人たち」のためのお正月がある。
今でも、先島では盛大に行なわれている。
この日はご馳走をつくり、親族一同がお墓の前に集まり、重箱を広げると共に、線香を焚き、カビジン(紙銭)を燃やす。三線を奏で賑わうこともある。
そうしたお墓参りをするが、本島ではその光景を余り見ることはなくなったという。
それでもスーパーなどには16日祭用のご馳走が売られている。


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沖縄の観光~絶景、運天森園地展望台~屋我地・古宇利大橋・古宇利島とワルミ海峡

2011年02月11日 14時39分08秒 | Weblog

(写真は昨年1月30日に撮影したもの)
 NHK沖縄で北中城(キタナカグスク)のひまわりが満開と紹介していた。
きょうは少し冷え込んできたが、それでも予報は15℃だ。



 本部半島「運天森園地」展望台。
運天港は伊平屋・伊是名島への船の発着港。
港の高台にあるこの展望台からの海の眺めは絶景である。


展望台から眼下がワルミ海峡の外海出口、そして右が屋我地島、屋我地島から画面左が古宇利島に架かる古宇利大橋。遠景は沖縄本島北部の奥方面である。
天気が良いと海の色が抜群だ。


目を左に向けると古宇利島と古宇利大橋が見える。


右に目をやると眼下は「ワルミ海峡}。
はるか先には昨年12月に開通したばかりの「ワルミ大橋」がみえる。
ワルミ海峡は、その海の色の美しさに誰もが驚嘆する。
曇空でこの色。いいカメラならもっときれいに写るのだがー。
ワルミ海峡は羽地内海と外海を結ぶ深い海峡である。
羽地内海はこの橋の向こう側にある。
台風襲来時はかなり大型の船舶もこの海峡を通り、羽地内海に避難するという。


この展望台の入り口付近には「源為朝上陸の地」がある。
最近は、少し整備されて行きやすくなった。


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沖縄の季節~ワカリ(レ)ビーサー~旧正月は「寒の別れ」

2011年02月07日 17時04分22秒 | Weblog
何という鳥だろう。
時折、タンカンを半分に切って、ベランダのブーゲンビリヤの枝に刺しておくとやって来る。
目白やカンパチ(沖縄方言らしい)の番を押しのけてやってくる。
カメラを持って縁ぎりぎりまで近寄ったが逃げない。
距離は2メートルくらいだっただろうか。(クリックすると大きくなる)


 2月3日(旧正月元日)から暖かくなり、晴天が続いている。
友人の誘いで近くの居酒屋に出向いた。
「暖かくなったね」
とわたし。
「当たり前さ~、ワカリビーサーだよ」
「何?それ?」
初めて聞く。
{寒のわかれさ、これからあたたかくなるという意味さ」
「へえ~、立春だから」
「ちがう!沖縄では旧正月がくるとそういうの!」
だ、そうな。
一昨日の話。

 やっぱり、これからは間違いなく暖かくなっていく。
テレビの天気予報では本土も3月の気温だという。
沖縄もそうだという。
あたたかい、20℃前後だ。
本土は12℃~15℃くらいだった。
「今年は異様に寒い」
と出会う人毎にいうけれど、本土の3月の平年並みだ。
「ワカリビーサー」、ぐんぐん暖かくなる。


2月3日5,6分咲きだった隣家の桜も、きょうは満開近くなっていた。


近所の花壇のつつじも花びらを開き始めた。
3月に入ると東村ではつつじ祭りが始まる。
バラも花びらをいっぱいつけていた。




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沖縄の社会~2月3日は旧正月元日~消えてゆく旧暦の風習を見直してみよう

2011年02月03日 21時45分06秒 | Weblog

 今日は旧暦の正月1日である。
20数年前の沖縄では旧正月を祝ったものだ。
会社もお店も休みだった。
20数年前、着任間もない頃、旧正月をするという社員に首を傾げながら休暇を与えたことがあった。
最近、旧正月を祝う人が少なくなったらしい。
グローバル化か?
 それでも沖縄には旧暦で執り行われる行事がたくさんある。
糸満ハーリーは代表的なものだ。
今年は6月5日(日)に開催される。旧暦5月4日である。
糸満ハーリーが終ると梅雨が明けると言われている。
 7月7日の七夕。
記憶にある限り天の川を見た記憶がない。いつも雨か曇空だ。
今年の新暦の七夕は旧暦6月7日、日本中梅雨だ。
旧暦7月7日は8月6日になる。これなら晴れの日が多い。
この頃なら雨は少ない。

 写真は隣家の桜である。
筆者の記憶では開花が2週間ほど早い。年によってはもっと遅い。
今年は春は早いかなと思ったけれど、旧暦で考えれば納得がいく。
正月に桜が咲くのは当たり前だ。
正月だから春というのではない、
正月は春の始まりだったはずである。
旧暦と新暦を見比べながら暦を見ると楽しい。

 沖縄に住み着いて旧暦の深さを知った。

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