今年もよく咲いたゼフィランサス・カリタナ。
夏の終わりごろから一斉に2,3度花を咲かす。
これによく似たタマスダレという白い花がある。タマスダレと違うらしい。
あれこれ調べてみた。コサフランモドキにもよく似ているが、カリタナに特定した・・・・が?
浦添西海岸道路が今年度中に開通するという記事を数日前に読んだ。
以前から気にかかっていた「亀瀬御嶽(カーミージー)」を見に行った。
地元の人たちが、「カーミージー」と呼ぶ御願所(ウガンジョ)は、キャンプキンザーの外れにある。
58号線からは離れているので一般の人たちには知られていない。
こども達の遊び場(海水浴)にもなっているので、一帯の人達には身近な存在だ。
私も訪れるのは初めてだったので地元の知人に案内してもらった。
58号線牧港から左折、沖縄電力の前を通り、7~800mほど行ったところにキャンプキンザーの門がある。
この門前を右折する。
300mほど行くと工事中の看板があり、視野が開け道路造成中の工事現場が目に飛び込んできた。
工事現場がフェンスでガードされているため、ここで車を降りてフェンスに沿って炎天下を歩く。
10月というのに、暑さは真夏並みだった。暑さに閉口しながら乾き切った小道を進む。
突然、左手にトンネルが現れた。
トンネルの上が工事中の浦添西海岸道路だ。
トンネルを抜けると真っ青な東シナ海が眼前に広がった。
その先に大きな岩礁があった。
「カーメージー」だ。なるほど、 亀の形に見える。
この岩のような岬の上に「亀瀬御嶽(カーメージー)」という拝所がある。
カーメージーを左に、右には完成間もないだろう道路の橋梁が見えた。
湾曲した小さな浜辺は、子供たちにとっては、恰好の海浜だろう。
白く光る砂浜はサンゴの砕けたものだった。
「この暑さは我慢できないね。また、涼しくなったら来ることにしよう」
そういって、逃げるように帰路についた。
帰宅して調べてみると、ここは「空寿崎(ウジュザキ)」とあった。
<余談>
空港から読谷村の50km余りが国道58号線のバイパス道路として大掛かりな工事がおこなわれている。
空港から那覇の区間は海底トンネルを抜ける道路が開通している。
那覇以遠のルートや工期を検索してみるがみつからない。
後日、全路線のルートや竣工状況を確かめてみることにした。
浦添市西洲と浦添市北部区間については、浦添市の情報で確認できた。
この区間には米軍のキャンプキンザーが58号選に沿ってあり、キャンプキンザーの海岸部分を埋め立てる案もあったがらしいが、橋梁化で進めているという。
西洲からみるキャンプキンザーの海岸線の景観は素晴らしい。
西洲は卸団地になっていて、景観をたのしみによく行ったものだ。
58号線とキャンプキンザー。この向うに海岸があるが、58号線は30mほどの高台を通っているため海は見えない。
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追記:平成29年10月26日
道路計画の概要が判明した。
糸満市~読谷村の50km。道路名は「沖縄西海岸道路」という。
かなりの部分が完成している。
空寿崎
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