
元日の朝は晴れと予報が出た。
予報通りだと日の出は7時17分。
東には前田高地があり、日の出は15分ほど遅れる。
元日の朝。
5時には起きて、準備万端整える。
場所は自宅前のの道路を隔てた公園の石段50段ほどの高台にある。
4,5分もあれば十分だ。
7時過ぎに自宅を出る。
階段を登り切ると、町の夜は明けていた。

7時40分頃、前田高地の稜線に2024年、令和6年の初日が明るく、神々しく昇り始めた。
この辺りには、浦添城址、浦添大公園、球場、博物館などがある。
先ずは家族の平穏と健康を祈る。
そして紛争中の世界の平和の来たらんことを願った。
この後に、能登半島地震や日本航空機と海保の悲しい事故が起こった。
8時すぎ、石段を下る。
今年は手摺に掴まらないと足元が覚束ない。
年を追うごとに体力が落ちる。
愕然とした。


今年の松の内は暖かだった。
20℃を切った日もなく、太陽はいつも天上に輝いていた。
能登半島の人々は凍えるような日々を送っていることだろう。
今こそ、「寄り添う政治」を見せてほしい。
