あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄の季節~伊集(イジュ)が咲いたら梅雨入り・糸満ハーリーで梅雨明け~きっとそろそろ梅雨明けだ

2013年05月27日 21時39分41秒 | Weblog

 5月27日、朝から夏空だ。
この風、あの雲、真っ青な空の色。
夏だ、今年初めての本格的な夏を実感した。


 照りつける太陽の光は強烈で、木影がくっきりと地面に写る。
もうすぐ梅雨明けだ、と確信する。
何だか気分まで明るくなった。
旧暦5月4日に行なわれる糸満ハーリーの鉦がなれば露は明けると云われている。
今年は6月12日だ。
もう一度くらい、梅雨明け前の物凄い雨が降る日があるだろう。
それが来たら梅雨明けだ。
ーーーーーこの1週間ほど大雨警報、雷警報、洪水警報と「警報」が立て続けに出たが、これが梅雨明けの前触れだったのじゃないか。
もう梅雨は明けたのではないかと迷ってしまう。


 東京からビジネスで沖縄に居住して6年目のS氏。
5月20日、件のホテルベルモア東洋の加茂社長を紹介すべく名護に向かった。
連休明け後、一日も青空を見せなかったのにこの日は珍しく陽が射した。
今帰仁に着いたのが約束の1時間前。


 S氏は名護が不案内ということだったので近辺の景勝地を案内した。
写真は運天森園地の展望台からの眺め。
正面は古宇利大橋、右手の砂浜は屋我地島の愛楽園。
遠景の海は東シナ海である。
この日は久し振りの青空だったが、空は梅雨空であった。
梅雨の中休みかと話し合ったが、帰路はしとしと雨が降り始めた。

 5月28日、きょうも雲は多いが晴天。
 やっぱり変だ。
イジュの花をみつけたのは4月のはじめ。
イジュの花が咲き始めたら梅雨入りだと云われているのに、入梅宣言が出されたのが5月10日過ぎ。
イジュの開花との間が長すぎる。
やはり4月には梅雨入りしていたんだ、4月の長雨は菜種梅雨なんかじゃなかったんだとひとり合点する。
6月12日は梅雨は明ける。
そう確信すると気分良く、夏空をいつまでも眺めていた。



 ふと公園の屋根の下、少女の後姿がふと目にとまった。
一心不乱に手を動かす少女の姿が印象的だった。
思わず、シャッターを切った。
顔は見ていない。
しばらくすると姿はなかった。

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沖縄のイベント~第17回オーモリビルメンフェア 2013・5・15~ビルメン資機材展示会

2013年05月18日 15時08分57秒 | Weblog

5月15日、木曜日。
友人の大森氏の展示会が那覇市であった。
この日は雲も薄く、久々の雨が降ってなかったので午前中に出かけた。



 会場は那覇市の沖縄産業支援センター。バスで凡そ1時間近くかかった。
那覇空港からは10分とかからない58号線にある。
 
 オーモリビルメンフェアは毎年5月の第三木曜日に開催している。
業務用清掃用品資機材の展示会なので、訪れる人たちはビルメン等清掃を専門とする専門業者だけである。
 17年も経ったのかと往きのバスの中で、彼の苦心、苦労の数々を想い描いていた。
会場を浦添市から那覇市に移してから7,8年になるだろうか。
あの時は「こんな立派な会場でやるようになったの」かと心から祝福したものだ。
 4,5年前、避けられぬことがあって一度だけ行かなかったが、毎年、彼の展示会を見てきた。
展示会は主催者のがんばりだけでは成り立たない。
商品を出展するメーカーの理解と協力、そしてユーザーの支援が必要だ。
その気配りたるや想像を絶するものだろう。
よくぞ17年間一度も休まずに連続開催できたものだ。
きょうもたくさんの専門業者の経営者や職人が集まって来ている。
 この展示会は所謂、イベント屋の手は一切借りてない。
立案・企画・実施まで彼と社員だけでやってきたのだ。

 初回から昨年27回まで連続那覇マラソンに参加し、完走している彼らしい思った。





 出展メーカーは30社余り。
清掃に必要な全てのものが展示されている。
ワックスやモップ、石鹸等小物のアイテムも凄い。





 クリーナーや数百万円もする機械類もある。
 小型洗濯機があった。
家庭でも雑巾やふきん等の洗いに欲しいなと思うことがある。
こんな物が製品化されたんだと感心した。
そして納得した。


 帰宅して写真を整理してみるとピンボケで使い物にならない写真が多いのにはがっくりきた。
大変な人混みだったので、急いでシャッターを切らないとならなかったし、顔を移すことも避けねばならない、結局、会場の風景の写真は残らなかった。
車の下で大きな「たわし」がくるくるまわり、人が乗って運転する「床クリーナー」の実演をしていたが、何枚か撮った写真の全てがボケていて使えない。
これが一番こたえた。



 会場の駐車場の植え込みに見つけたハイビスカス。
最近、お目にかかったことのないほど鮮やかで、目を射るような朱色が素晴らしかったので撮ってみた。




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沖縄古民家の沖縄そば屋~沖縄本島南部・沖縄そばと茶処「屋宜屋」~本日(5/14)梅雨入り 

2013年05月14日 18時27分01秒 | Weblog
 5月14日、漸く、沖縄は梅雨入りした。平年並みであろう。
沖縄の梅雨は旧暦5月4日に行なわれる糸満ハーリーの鉦の鳴る頃明けるといわれている。
今年の糸満ハーリーは6月12日である。
指折り数えながら梅雨明けを待つのがたのしみになった。

 梅雨入りを待たずに、蔦が二階建ての家屋を覆いつくしてしまっていた。

 先日、沖縄の古民家を書いた後、古民家のそば屋に立ち寄ったことを思い出した。
南部八重瀬町の沖縄そばと茶処「屋宜屋(やぎや)」
有形文化財の古民家をそのままに利用した静かな佇まいのそば屋である。
これらの写真は今年2月に立ち寄ったときのもの。
あたたかい日であった。


 門を入ると古民家らしく「ひんぷん」が出迎えてくれる。




 ここを訪ねるのは3度目であるが、いつも庭にあるテーブルで食事をし、憩う。
正面の建物が古民家で、テーブルが並べられている。



 お腹も空いてなかったので「ラフテー」にした。450円。美味しかった。



 友人はこの店の一番人気メニューを注文した。「アーサそばセット」980円。



 デザートは「あったかぜんざい」330円。



 友人は「黒糖きな粉ぜんざい」380円。
沖縄のぜんざいはかき氷の中に餅や小豆が入っているのが普通だ。
本土のようなあたたかいぜんざいもあるが、そういう店は少ない。
「ぜんざい」と注文すれば、間違いなくこの沖縄ぜんざいが出る。


 空港から約30分。
派手な看板や道案内がないので最初は見つけ辛い。
近くには「沖縄ワールド玉泉洞」「平和記念公園」「世界遺産 斎場御嶽(せーふぁーうたぎ)」の他パームヒルズ、サザンリンクス、那覇カントリーと3つのゴルフ場がある。
 結婚記念日・誕生日にはプレゼントがある。
当日か前後の日なら、黒蜜きな粉黒糖ぜんざい、又はあったかぜんざい、又はコーヒーを同伴者2人にサービスがある。
サービスが存続しているかは事前に確認しておきたい。


沖縄県八重瀬町大頓(やえせちょうおおとん)1172番地 098-998-2774
定休日 火曜日 11:15~16:00(ラストオーダー 15:45)

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沖縄の観光~沖縄県立博物館・美術館の「沖縄の古民家」~他に中村家、琉球村の古民家

2013年05月10日 14時36分35秒 | Weblog





 那覇市おもろまち。
2007年11月、返還となった基地跡に複合文化施設として「沖縄県立博物館・美術館」が開館した。
館入り口へのアプローチ路の左に「沖縄の古民家」(写真奥)と食物貯蔵庫である「高倉」(写真手前。ここをクリックで拡大写真へ)が再現されている。



 古民家入り口の正面には、門の内に目隠しのように石造りの屏風がある。
「ひんぷん」といって沖縄の民家ではどこでも見ることができた。
「ひんぷん」には目隠しの他魔物の家への侵入を防ぐ(*沖縄の魔物は直進すると考えられている)という意味もある。
また、民家には門扉がなかった。


 ひんぷんの内側からの古民家の全貌。
シーサーが屋根の上に置かれている。



 縁に雨戸の建築は、本土の標準的な造りと同じだ。



客間

 


仏間

 沖縄の人達は、先祖をとても大切にする。
先祖崇拝が沖縄の信仰宗教である。
 毎年4月の清明祭(シーミー)は一族本家とも云うべき門中(もんちゅう)墓に一族が集まり、夫々が重詰料理や酒、花等を持ち寄りお墓にお供えする。
お供えしたごちそうはお墓の前でいただくのである。
お盆と同じくらい大切な行事だ。
4月になると方々でこの光景を見ることができる。



台所

 台所の竈など火を使うところにはヒヌカン(火の神)を祀る。
ヒヌカンを祀るのは女性の重要な助成の仕事であり、今もこの風習は変わらない。


 古民家を他の観光スポットでも観る事ができる。
「中村家」 
本島中部北中城村にあり、国指定重要文化財となっている。
世界遺産の「中城城址」が隣接してある。
本土から友人が来て観光を希望したときには、「中村家」と「中城城址」は必ず案内する。

「琉球村」
 沖縄を一箇所で体験できる施設である。
 58号線を北上し、嘉手納を過ぎて西海岸に出る手前で左折して2,3分のところにある。
このルートをとるなら、立ち寄ってみたい。必見であろうが、1~2時間は欲しい。
古民家ではサーターアンダギーを製造直売している。
縁先でお茶をサービスしているのでひと休みもできる。



沖縄県立博物館・美術館


 

沖縄の観光~羽地ダムは心地よい初夏の風~昨年より山の木々は勢いがなかった。

2013年05月06日 17時13分18秒 | Weblog

 毎年3月から5月にかけて羽地ダムに行く。
目的は北部のドライブだったり用事だったりするが、一度は羽地ダムに立ち寄る。
国道58号線から15分くらいのところだから、休憩にはいい。



 何でも世界最初の装置を取り付けてあるらしい。
放流エネルギーの有効活用らしいことだけはわかった。



 これが放水路。この下のほうに世界初の装置があるのだ。
去年までは魚道にも何もなってないではないかと思っていた。



 管理棟の水路で作業しているふたりを見つけた。
網で川底を掬い、網の中の泥を丁寧に探っている。
「何を捕っているのですか」と訊ねると
「えび」という。
「海老ですか?」
不審に思って確認する。
「溝の底を掃除するので、海老を移している。死んでしまうからね」
へえ、やさしいんだ、と思いつつバケツを覗いたが泥だけがみえた。
「のどかだな?」ーーーと感じた。



 水路を辿っているとたくさんの」アメンボウ」が泳いでいる。
何年振りにみるのかなと見とれていたら赤とんぼが目の前をかすめた
忙しい奴で一時もじっとしていない。
わたしのカメラでは相当接近しないと撮れない。
悪戦苦闘してようやく撮れたのがこれ。
赤とんぼは子供の頃からの憧れ。宝石のようなものだった。
この型の赤とんぼは記憶にない。


 ダムの管理等周辺はこのようにクローバーの絨毯だ。
土日には地元の人たちが行楽に訪れるのだろう。





 多目的グランドがふたつあり、サッカーゴールも備えていた。
ダム堰の下方にもグランドがあった。




左上スケールを上下させるとよい。



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