平成25年10月26日(土)~27日(日)の2日間、那覇市奥武山公園で恒例の産業祭りがあった。
37回目というから歴史のある産業まつりだ。
ここ数年、毎年のように行っているが、出展企業数が断然多くなった。
それと、道筋にはゴミが年々少なくなっていくことだ。気が付いたのは昨年からで、今年は全く見当たらなかった。
観光立県としては当然のことであろう。
メインの通りには食べ物テントが並ぶ。
沖縄そばに山羊汁、牛汁が人気だ。
山羊汁も牛汁も好みでないので見向きもしないが、牛汁の店には行列が出来るほど盛況だった。
会場は奥武山運動公園である。会場は思いっ切り広い。
ゆったりした公園には子供の遊戯道具を揃えたり、寛いで憩う場所があるのはありがたい。
帰りは夕暮れ時になっていた。
会場を出て明治橋を渡る。
上の写真は橋上から奥武山公園会場の対岸風景。流れる川は国場川。
下は那覇港の夕焼け。
40数年前に初めて沖縄に来たときはこの港に入った。
船は鹿児島港からの「ひめゆり丸」がこの右手にある岸壁に接岸した。
朝の入稿であったと記憶する。
身分証明書の必要な時期で、アメリカ高等弁務官発行の入域許可証のチェックを受けた。
復帰前、日本国から沖縄に行くには、旅券(パスポート)でなく「身分証明書」が必要だった。
上陸するには査証(ビザ)ではなく、ビザに相当する「入域許可証」が必要だった。
入港は朝だったはずなのに、夕焼けを見ていると懐かしかった。
当時は、1号線(現在の58号線)に面したビルは貧素でモルタルは打ちっぱなし。看板などは壁面に直接ペンキで描いた粗末なものだった。
完全に本土から30年は遅れていると感じた。
あの頃の面影はほとんど留めていない。
会場には泡盛、焼き物、名産品などのコーナーがあるし、武道館では工芸品などが展示されているが、今回は武道館には入らなかった。
この日はひどく疲れていて食欲もなく、オリオンビールも飲まなかった。
久茂地の「大安丸」に寄り、沖縄の魚を刺身にして肴に、喉を潤して疲れを癒した。
第37回沖縄の産業祭り 25・10・26(土)~27(日)~奥武山運動公園
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