あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄の季節 ~ プロ野球「中日」の紅白戦観戦  2月11日 ~  北谷球場

2016年02月15日 00時11分26秒 | Weblog
 今朝、目覚めると空は薄い雲に覆われていた。
数日間続いた穏やかな天気も、午後からは南風がやや西よりに強くなり、グッと冷え込んできた。
机に向っていると強い風の音がする。
「ワカレビーサー(寒の戻り)」というが、未だ1,2度は寒い日が来るだろう。

 先日(2月11日)、厳しい寒さも過ぎ、久し振りの陽気に友人と北谷(チャタン)町の北谷球場に出掛けた。
少し霞んではいたが、青空の下、暖かな日和であった。
友人は名古屋の出身で、中日の大フアンである。中日がキャンプしているからだ。
 11時過ぎに北谷球場に着いた。
試合は13時からということで、選手達の練習をみて、隣接のイオンでうどんを食べた。
紅白戦の模様を内野席の中段から観戦した。
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 球場の駐車場は満車。スーパー「イオン」近くの駐車場に停めた。
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 白髪のユニフォーム姿は有名なプレーヤーだ、という友人から教えられた名前は失念した。
元々、野球は熱中するほど好きではないし、中日の選手はほとんど知らない。
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 スタジアムでしばらく練習を見ていた。
スーパーで食事でも取ろう、ということになってスタジアムを出た。
スタジアムを出たところで、大勢の人が集まっている。
 近づいてみると5,6人がノックされた球を捕球する練習をやっている。
背番号とパンフレットと照合してみると、皆投手だ。
 順番に捕球していたが、エラーをするとノックしているコーチらしい男から大きな声が飛ぶ。
すると、投手たちが一斉に力士が四股を踏む動作を始める。
コーチが「連帯責任だ」とでも言ったのだろうか。結構、きつそうで、その恰好が滑稽だ。
ある時は、エラーした選手が続けてノックを受ける。これがハードで、コーチは容赦しないので面白い。
左や右に打ち分けてくるから、捕球するものは猛ダッシュしなければならない。
その真剣さが観衆の笑いを誘う。
ある時、コーチが空振りした。
投手達が一斉に何かをさけぶ。
すると、コーチが四股を踏み始めた。観衆からどっと笑いが起こった。
四股を踏む選手達の様子。
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 スタジアムの最上段の通路からの眺めは最高だった。
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 試合中の小事だろうが、ひとつ気にかかることがあった。
ファウルした打球が10mほど離れたところの観客席に飛び込んできた。
コロコロと転がる球を、6、7歳の女の子が追いかけて行って拾い上げた。
駆けて自分の席に戻ると、両親であろう二人に球を見せて大はしゃぎしていた。
そこに、制服のようなユニフォームを着た中年の男が、少女に近づいて手を出した。
少女は戸惑い勝ちにそばの大人の男女を見上げながら、渋々と球を男に渡した。
「練習のボールは返さないといけないんだ」と友人は言った。
「ボールのひとつくらいはやってもいいだろう」わたしは解せなかった。

 今でも失望の表情をみせた少女が思い出されて、今でも不愉快だ。
節約しているつもりだろうが、これくらいのファンサービスはあってもいいじゃないか。
 長い間、太陽と風に当たっていなかったからだろうか、鼻炎が再発して帰路は更に憂鬱だった。



ー北谷球場ー


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