あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄の季節~本島南部の「マンゴーまつり」・7月中旬の土・日 ~本格的な沖縄の夏の季節

2013年07月19日 17時14分39秒 | Weblog

百日紅。
沖縄のあちこちで百日紅はよく見かける。赤や白の花が今を盛りと咲いている。
昨年は台風で花を見ることはできなかった。


屋敷の狭い空間にもバナナやパパイヤが実をつけている。



 毎年恒例のマンゴーの季節がやって来た。
本島南部では「マンゴーまつり」がある。
時期は7月中旬の土・日の2日間開かれる。
今年は7月13・14・15日と20・21日の2回ある。
豊作とテレビでは報じていたが、価格は去年と変らなかった。





 先ず、豊見城の「菜々色畑」に寄ってみる。
店内に入ると、いきなり、このように安価なマンゴーが目に飛び込んできた。
小振りのマンゴを化粧箱に入れて販売している。
これ位の玉の大きさだと1玉500円~位からあるが、2個入りで1000円くらいで売っている。
自分で食べるのにはこれで充分だ。
味が変るわけではないが、傷もあるしマンゴーは種が大きいので贈り物には適さない。



 3キロほど先の糸満の「うまんちゅう広場」まで足を延ばす。
ここで買うことにした。
両方ともJA経営の直販市場なので同じようであるが違う。
 マンゴーの季節も8月の初めまで。
そして台風の時期を迎える。








マンゴーの花。
いずれも3月20日前後に撮影したもの。
3ヵ月後の6月中旬には初物が出る。
7月の今の時期が旬であるが、これは沖縄本島でのこと。
宮古島のマンゴーはひと月ほど早い。





沖縄の観光~大宜味村 漢那ダム~かんなタラソから10分・曇天の風景は魅力ない

2013年07月13日 16時30分29秒 | Weblog

先日見つけた芙蓉の花。
カメラを持ってなかったので、カメラを取りに帰ってみたら枯れたように萎んでいた。
数日後、カメラを片手にぶらぶらしていたら、あの場所で元気に咲いていた。
朝に咲いて、午後からは花びらを閉じて、翌朝、また花びらをひらく。
ハイビスカスと同じようだが、ハイビスカスは朝咲いて午後は萎み花の命は終わる一日花だ。
芙蓉と断定的に書いてしまったが、芙蓉の一種だろうと思うが自信はない。
花びらが薄く、風にゆれる姿が清楚でいい。



 かんなタラソで遅い昼食を摂った後、329号線を南下する。
漢那ダムは近かった。
どんよりとした空から時々雨粒が落ちてくる。






 ダムは329号線から数百メートルの距離にある。
この日の雲は低く暗かった。
更に、奥にまで足を延ばしたかったがやめた。





 カヌー乗り場。
ダムには人影はない。
尋ねてみようにもどこにも人はいなかった。



 ダム周辺は緑の公園がすばらしい。
小さな子供と一緒なら一日中楽しく過ごせそうだ。

 雨はそろそろ本降りになりそう。
天気の良い日に出直そうということで帰路に着く。


漢那ダム。今回は入り口付近までしか行かなかった。








沖縄の観光~かんなタラソ沖縄と漢那ビーチ~かんなタラソ・東海岸で昼食

2013年07月07日 15時07分44秒 | Weblog

灼熱の太陽の下で咲くハイビスカスは色鮮やかだ。


 ひと月ほど前、久し振りに訪ねた万座毛を見た後、昼食をすることになった。
何処で昼食にしようかと迷う。
友人のからいつもの店の名が出てたが、うまい店はない。
初めて聞く店の名前が出たのでそこに行くことにした。
名護近くまで来た。
「ここの店はいろんなメニューがあって、和食、中華、沖縄料理と洋食。一応何でも食べられる」
という。
店前の駐車場まで来てみるとドライブイン風である。
例外はあるかもしれないが、メニューの多い店にうまい料理はない。
「もっと、こだわりのある店にしよう」
友人、先程から空腹で機嫌が悪い。
「どこに行く」
ときた。
「東海岸にいい店がある、場所はよく覚えてないけど、凡その見当はつく」
と応えた。
実のところ、行くあてなどはない。
一ヶ月ほど前、ある人から
「金武あたりに美味しい店が出来たらしい。一度、いってみたらいい」
と云われた情報だけで、場所はおろか店の名前すら聞いていない。
この話が浮かんだだけである。



58号線許田から東海岸へ。この道を走るのは好きだ。


 許田で国道58号線を右折して東海岸の国道329号線に向かった。
右折してすぐ、名前さへ知らぬゴルフ場の看板を目にした。
「ゴルフ場で飯食ったことある?」
と訊ねると、
「ない」という。
先程のドライブインよりはここが多少いいかと
「ここに入ってみようか、ぼくも初めてだけど」
クラブハウスの駐車場には車が10台ほどしか停まってない。
ゴルフクラブらしい風情はない。
「流行ってないゴルフ場は駄目だ」
と、直ちにUターンし、更に東に向かう。
運転する友人は言葉少なになった。
 東海岸に出た。国道329号線である。
「左に行くの、それとも右」
左に行けば更に北上することになる。気の利いた食事どころなんてない。その上、帰りが遠くなる。
「右に行こう!」
見慣れた風景でもあるので、一応、ガイドをして時間を稼せぎ、彼の気を逸らす。
 宜野座村に入ったところで、本土の人たちが別荘代わりにしたり、移住して来た人たちの小さな集落が海岸沿いにあることを思い出した。
「この地域の一角だったかもしれない」
そう云って車をせまい村道に乗り入れた。
あった。
覗いてみると開店休業、客はおろか店の人間もいない。
厨房の暖簾越しにステテコ?姿の男の横顔が見えた。
「ここはまずい。ろくなものは食わせない」
「どこに行くの?腹ペコペコだよ」
と相棒は不機嫌この上ない。
国道329号線を那覇に向かって南下する。
彼はすでに空腹の限界に達している模様。気力が失せている。
「雲行きがあやしくなったね」
と話しかけるが、
「うん」と生返事。
ちょっとずるいかな、少しばかり反省しかかったとき、
 レストランの文字が目に飛び込んできた。
「ここだ、左に入って!」
威勢はいいが、初めてのところ。レストランとあるし、看板も立派だ。



 ここならいい加減ではないだろう。少々高くってもいいだろう。
よくみると「かんなタラソ沖縄」とある。
田舎の施設にしては立派な建物だ。
中に入ると内装がホテルかクラブハウスのように立派だ。フロントに従業員が3人ほどいた。
レストランは簡素で「しまった!」とおもったが、言葉は飲み込んだ。
「ここなら味はまあまあだろう」
思い切ってレストランのドアを開けた。
食事は簡単な定食メニューで800円~1,200円。
期待も出来ないのでカキフライ定食を注文した。
以外に美味しかった。
「いいとこ知ってるねえ。安くておいしいよ」
空きっ腹にまずいものなどない、とは言わなかった。
テラス風のテーブルでコーヒーを飲んだ。
海の青さが目にーーというところだが、生憎、梅雨の真っ只中、雲を映して海も沈んでいる。






 漢那ビーチに出る。前は金武湾。
遠景は左から伊計島、宮城島、平安座(ヘンザ)島、浜比嘉島、中央に海中道路、そして右端に黒くかすのは勝連半島。
出掛けに、フロントに立ち寄り施設の説明を訊いた。
宿泊施設はない。それにしては立派だ。
第三セクターで、開業10年になるという。知らなかった。
レストランの女子従業員、フロントの人たちの対応がよかったことが印象的だった。

 機嫌が良くなった友人のM氏。
彼の希望で「漢那ダム」に行くことになった。


「かんなタラソ沖縄」 左にメモリーを+(上)方向にクリックすると拡大する。