暑い日の…
ここ最近、この暑さのフレーズが多いような気がする…
いや、実際に多い(ー ー;)
まぁ、暑いから仕方がない
暑い日の食欲が無い時は、冷たくてサッパリとした食事にしたくなる
日本には、ざる蕎麦やざるうどん、冷し中華や冷しラーメンなどもある
しかし、もっとサッパリと食べたいのであれば、冷水に浸して氷を浮かばせた素麺や冷麦などもある
冷た〜い麺を冷やした麺つゆに付けてすする…
真夏の日本に食べる日本独自の食文化だ
ただ、この素麺と冷麦
いつの間にか素麺を好んで食べている
最近は冷麦は食べた事がない
そもそも、素麺と冷麦とは?
どうやら製法の違いがあるらしい
素麺は、
練った小麦粉に、植物油とでんぷんを塗り、
切らずに細く延ばして作る製法でやや細い
冷麦は、
小麦粉と塩と水を練って作るのでうどんを細く切ったような物で、
細打ちにしたうどんと言える製法でやや太い
でも、現在では切って作る素麺もあれば、
植物油を使った冷麦もあるとか…
オヤジの場合は、細くて喉越しの良い素麺派だな
JAS規格に乾麺の太さの定義があり、
素麺は直径1.3mm未満で、
冷麦は直径1.3mm以上1.7mm未満らしい
それ以外の違いは…
確かガキの頃に食べた冷麦には、
色の付いた麺が混じっていた記憶がある
赤い麺や緑の麺が混じっていて、
いつも兄貴と取り合って喧嘩した(^^;)
どうやら、見かけでわかるようにと区別されていた説もあるようだ
でも今は好んで食べるのが素麺の『揖保乃糸』
揖保乃糸とは、
兵庫県西播磨地域の伝統産業で、兵庫県手延素麺協同組合の商標
製造会社の商標かと思っていたら、地域の組合員による商標だった
その揖保乃糸にはランクがあった事も知らなかった
特に『三神』は製造量もごく僅かで、
揖保乃糸の最高級品らしい
また、揖保乃糸には毎年限られた時期に作られる『ひね』という特級品がある
1年寝かせて熟成させた製法で、コシが強いのが特徴とか
赤帯のひねで良いから一度食べてみたいものだ
夏はサッパリ素麺に限る