大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

次代へ捧げる、即時荷重・極小侵襲・審美インプラントへの道15 歯をなくさない為のインプラント治療 

2011年09月07日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

歯が綺麗に見えている状態がインプラントなんじゃないのか、と言う何処かずれている認識が患者さん達の間に広まっているのかもしれないな、と思われる出来事が増えて来ています。

Yahooの知恵袋でインプラント関連での質問で、知り合いが綺麗な歯をしているが奥歯と色が違うからインプラントでしょうか?とか、有名芸能人とかモデルさんが綺麗な歯をしているがインプラントじゃないでしょうか?と言う不思議系の質問が同時期に載せられているんです。

何かずれているなー、と思わされる出来事でした。

綺麗な歯ならインプラントなのかも知れない、と言う興味を持つ、高額治療だから美容整形的に美を人為的に創り出すのがインプラント、と言う勘違いが一部で広まっているようです。

しかし、勿論この認識、捉え方は全く間違っています。

そもそもインプラントとは人工歯根にしか過ぎないもので、骨や歯茎の中に埋もれている部分であり、それに接合させて人工の歯を装着させる大元にしか過ぎないモノなんですから。

又、重要な事なのですが、審美を語る場合、現時点では人工歯だけが綺麗なのでは解決ではなく、歯茎の綺麗な見え方、形、ボリュームも非常に重要な要件に成っているのです。

つまり、歯だけ綺麗に造られていても、支えている歯茎、骨が美しくないと、専門家的には審美ではないのです。

そして、それを達成するには歯周病治療が非常に重要な鍵を握っています。

歯が幾ら綺麗でも、歯茎がブヨブヨで腫れていて、膿んでいるような状況ならそれは審美ではないのです。

又、インプラントだけを使って歯を再創造しても歯茎の完璧な審美を得るのは非常にハイレベルな治療であり、現時点でもまだまだ相当に難しい、とされています。

更に言えば、インプラントはあくまでも最低限用いて、咬合負担を支える強力な助っ人であり、部分入歯とかブリッジとかで残っている自分の歯に負担を余計に掛けるのが避けられる、と言うのがインプラントの最大の利点なのです。

更に言えば、その方がその患者さんのお口元に自然で、綺麗に見えるのです。

だから、何でもかんでも簡単に抜歯してインプラントにするのではなく、天然歯とインプラントの入り混じった歯列弓をどう再構築するか、審美的かつ機能的に仕上げるのか、が歯科医の腕の見せ所に成るのです。

つまり、腕のある先生ほど、歯を助けながらインプラントを要所要所に用い、歯列を綺麗に整え、勿論歯も綺麗に仕上げる事を標榜しているのです。

もう一度繰り返しますが、鍵は歯周病治療です。

見栄え、人工歯だけ幾ら綺麗に造って見せていても、支えている組織、歯茎、骨が綺麗なのかどうかが真の審美なのです。

それは歯周病治療のかなりハイレベルな実力が必要です。

いつも例に出しますが、石川先生の爽やかに切る、と言い切れるだけの境地、そこに到る事が、目指す事が、凄く重要なのです。

最近、総義歯治療で熱くなっていて、それも重要ですが、現実の手術とかで関係するのは歯周外科なんです。

ここがたいして出来ない先生が、インプラントに手を出してはいけません。

逆に患者さん達は、そこを見抜いて先生を選ぶべきです。

全部抜いてAll-on-4にすれば歯周病は関係ないだろう、は全くの間違いです。

歯が1本もなくなっても、インプラントが入ってメインテナンスが悪ければ、インプラント周囲炎、要するにインプラント周囲の歯周病に成ってしまうのです。

歯がないから歯周病は関係ない、は絶対に有り得ないのです。

そういう勘違いをしだしている患者さんが出るのが嫌なので、強調して置きます。

歯を守る為にこそ使うのがインプラント。

だから、必要最小限で充分足りる介入が正しいのです。

やたらめたら沢山の本数植立している治療方法は間違っている、と言う事です。

歯周病から逃れられるのは総義歯患者さんだけです。

でもそれでは嫌でしょ。

ですから、歯周病治療が全ての歯科治療のベースにあるべきなんだ、その強力な助っ人がインプラントなんだ、と理解して下さい。

 

 

 


9月6日(火)のつぶやき

2011年09月07日 | Weblog
08:42 from web
75歳以上の男性の4分の1、女性の3分の1が総義歯である、と言うデータがあります。今緊急に求められているのは、こう言う患者さんたちが寝たきり、認知症にならないで、健口で健やかな人生を送っていただけるのか、です。なのに歯科業界はインプラント狂乱時代。若い先生総義歯を学んで下さい!
09:05 from web
私が就職した最初の師匠は総義歯の世界でも神様でした。よく電話で村岡博先生とかと議論されていました。総義歯でスルメを食べれるレベルの見せられ、それも顎提は平らだったのに、と言う凄い世界を見せ付けられました。なので、最初は総義歯に嵌りまくりました。寝ても醒めても総義歯、総義歯でした。
09:11 from web
総義歯治療には歯科の殆ど全てのがあります。無から有を創造する、科学と芸術の世界の融合の最たるものが総義歯、です。この間の河原先生の講演でも、九州のインプラントの神、糸瀬先生をT-コンデの凄い神様だ、と紹介されていました。やっぱり、と私は思いました。総義歯名人はインプラントも名人。
09:22 from web
恩師添島先生もインプラントオペ見学で10回以上訪ねましたが、総義歯も凄く、名人であられました。総義歯の上手い先生は、全体のバランスがチャンと見れて治療を組み立てられる。だから、インプラント治療も上手くなるのだと思います。歯周病、総義歯の上手い先生こそインプラントを手がけて欲しい。
09:55 from web
新しくなってからツイートが重い。改善望む。だから、最近ツイートサボってしまってました。前の方が良かった。もっとサクサク動くようにして欲しい。
18:23 from web
河原先生も総義歯治療に置いて、体幹を意識した治療を、と話されていた。その通り。総義歯は口だけ診ていても治せないのだ。この話だけでも、何時間でも話せてしまうので、総義歯治療は本当に奥が深い。歯周病、インプラントだって奥が深いけど、そこまで追究しているのは一握りしかいない。大問題だ。
18:28 from web
ツイーとが重い。河原先生は習得するコツは、真似る事だ、と断言されていた。天才ではない私でも、師匠が良ければ習得できる。良き師を見付けるのが鍵だ。しかし、今良き師が激減している。かつてはセミナーと言えば、総義歯だったのに。しかも、何気に市井にも名人がいた。今は散々たる様ではないのか
18:32 from web
かつてインプラントが出だした時、総義歯からの悩みから開放される、とかなり宣伝されまくった。最初のブローネマルクインプラントは総義歯対応のみだったからだ。それが、やがて予後の良さで部分欠損へも応用されだした。インプラントなんてそれだけのもの、義歯苦手なDRの逃げ道だったのは事実だ。
18:37 from web
しかし、現在インプラントでも対応の難しい患者さんを、総義歯で救っているんじゃないか!何の為のインプラントなんだ。今のインプラントの実態は、義歯、歯周病治療苦手なDRの逃げ道なんじゃないのか。何故インプラントなのか、インプラントでなければならない理由は?真摯に問い詰めるべきでは?
18:43 from web
再び書く。75歳以上、男性は4人に1人、女性は3人に1人が総義歯だ。これは歯科医療の敗北を意味している。歯科医になって四半世紀経とうとしている。我々は何をして来たのか。25年前は50歳そこそこだった筈。どうしてそこまで歯のない人を増やしてしまったのか。偉そうなことは一切言えない。
19:05 from web
ツイートが重い、重過ぎる。昔に戻して欲しい。今インプラントに浮かれるDR達よ、患者さん、そして自分が年老いた時、ちゃんと出来る自信を持って今治療しているのか?総義歯は年取れば自然に習得出来るものではない。今緊急で求められているのは総義歯治療だ。特に若いDRよ、総義歯を習得しよう!
22:36 from goo
インプラント極めるには総義歯から16 総義歯臨床の鉄則  #goo_noritsugumatsumoto-implant1dr http://t.co/bpIXWSb
22:58 from web
RT @hinatarun: 涙でちゃうね。 RT @hterai: こういう時代なんですね。 RT 耳の不自由な生後8か月の赤ちゃんが、人工内耳の手術によって初めてママの声を聴いた瞬間の映像。何度見ても感動。http://t.co/5WshhtV
by mgenchan on Twitter