大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

臨床実感が後付けで正しかった、と安心できる時代に感謝。勉強会で最長老にある時代嬉し悲しい・・・

2013年12月30日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

28日は、今年最後でNYUの鈴木貴規先生のセミナーを受講して来ました。

渋谷の歯周病治療で著名な村松先生も参加されていて、アラフィーは我々2人だけ、私の方が年上なので最長老、と言う状況でした。

 

昔からセミナーとか受講して来て、多分何時までも受講し続けるんだと思いますが、何時かは最長老になるんだろうなーと思いつつ、とうとうそう言う時期になったようです。

53歳で最長老、と言う若い先生方ばかりの中に入っての勉強は、これからどんどん伸びていこうとする先生方のパワーに触れられて、とても楽しい、良い時代になったなーと実感する時でもあります。

 

正面に座られた先生は根管治療エンドの勉強でアメリカに渡りたい、大学院でマスター取りたい、と言う希望を口にされ、鈴木先生色々と尋ねられていました。

それに対して私も、助言として是非学会に参加されることを強く強くお勧めしました。

 

ここのブログは専門家の方々の方が読まれることが多いので、明言しておきますが、勉強を志す方は海外の学会、特にアメリカの学会に”単独で”参加されることを私は強くおすすめします。

”単独で”と言うのがキーワードです。

 

何故か?

 

今日のブログは今年最後なので、かなり本音の話でこの業界の実情を書かせていただきます。

 

私が海外の学会に初参加したのは実は意外に遅く、2000年のボストンPRDです。

その時39歳でした。

そして、2000年ホノルルのAAP歯周病学会に参加して、運命の恩師ラム先生に巡り会いました。

 

このことは何回も書いているので、ここでは置いておきます。

 

今日の本論は、日本国内の勉強会ではクリアーにスクエアーに語れる場がない、と言うこと、裏返すと日本でカリスマがいてそこでのヒエラルキーが働いて純粋に学問として語られる、科学、医学としてピュアに検討、議論する場がない、と言うことです。

それに反して、海外の学会ではカリスマは確かにいますし、そこでのヒエラルキーも存在はしますが、それを超えて学問として討論する場、平等に語り合える場、日本では当たり前として信奉されていることが、実は海外では?だったり海外の常識が日本では?だったりとしている現場に直面出来るんです。

 

これがとても大事なことだ、と私は考えています。

 

何も私は海外が全て正しい、とは言っていませんし、海外のブランドを背景にして偉そうに語るつもりも毛頭ありません。

私のブログ読んでる方はエッ?と思われるかも知れませんが、本心です。

 

私の根底を為している考え方は、常に科学として医学として正しいことが正しい、です。

学問として、法則として、言い換えるなら天、神様の眼から見て正しいことが正しい、と信じています。

 

それを、真面目に議論しようとする場は、国内、日本には残念ながらない、と言うのが私の意見です。

 

それが、少なくとも海外の学会にはある、と私には見えます。

 

勿論、ある学説でカリスマが亡くならないと否定的意見が主流にならない、と言う実態も見ていますが、それでも、まだ海外の方がましである、と言うのが私の見解です。

 

だから、若く向学心のある志のある先生方には”単独で”海外の学会に参加していただきたいんです。

 

単独で行かないといけない理由は、何となく分かっていただけたかと思うんですが、集団で参加すると、その中のリーダー、カリスマの意見に染まってしまうから、又もやヒエラルキーに嵌められてしまうからです。

 

私が一匹狼なのは、そう言うヒエラルキーに嵌ることをしないから、独りで学会に出て、集団で来ている先生方が修学旅行宜しく観光旅行している最中でも学会会場に張り付いて、何かを吸収しようとし続けたからです。

でも、そのお陰でラム先生と知己を得ましたし、色んな新しいカリスマDR、凄いDRを個人で知ることが出来ました。

 

で、そこで得た知識では、日本の常識世界の非常識、と言う世界で、お陰で変人の性格と合い間って、尚更変人振りに磨きが掛かる、と言う状態になりました。

 

しかし、今回鈴木先生のお話を聞いて、学会に出続け、自分自身の臨床知見を得ていたことがやはり正しかった、正しいことは正しいんだ、と言う非常に嬉しい感想を得ました。

 

正直、周囲の逆風、偏見の眼、同業者や患者さんからの無理解に晒されながら、分かって下さる患者さん、スタッフ、先生方に、少しでも正しい情報を提供出来、正しい治療を行って救えて来たことに心から安堵出来ました。

 

一つ二つ披瀝してしまうと、壊れない安心出来るインプイランとはやはりストローマンだけだった、ラム先生が世界最高のインプラントだ、と明言して来たことは正しかった、と言う事実です。

今だに国内では商業的にマーケッティングに成功した会社が患者さん、同業者を巻き込み特殊な治療方法をやりまくっているようですが、世界的にはかなりこの治療方法は逆風であり廃れるであろう、と予測されている事実とか。

 

本当にやばすぎます。

 

だから”単独で”海外で学会で学ぶのを勧めます。

 

海外の大学院も良いでしょう。

でも、臨床的実力云々は大学院でもないかも知れません。

これも本音です。

 

存外に保守的なのも私には気になりますので・・・

 

今年最後のセミナー4時間も受講させていただけて、とても幸せだったです。

でも、最長老はまだ若干早いんじゃ、とも思います。

 

アチーブメントの青木社長の言葉ですが、自分は正しかった、と言えることがプロフェッショナル、を身を持って証明出来ている自分は幸せ者だ、と思います。

 

 

と言うことで、クイント最新号でも宣伝していますが、

 

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誰もが皆、正面から向き合って、キチンと答えないといけない、と私は思います・・・

 


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