こちらの患者さん、丁度1年前に下顎の親知らずの抜歯と即時荷重インプラント手術をさせていただいた方ですね。
顔写真が、手術の翌日の状態です。
1年前にも同じような投稿していて、もうずっと低侵襲手術を、と言う提言をし続けている、としつこい位にしている、とお分かりいただけるかと思います。
その最大の理由は、やはりこの手術の概念・具体的技法を次世代のスタンダードとして広めて、歯科業界における手術を根本から改善したい、と言う思いがあります。
生意気なことを書きますが、この成果・結果を出し続けて来ていますので、私のことを知っている先生、学会やセミナーで知り合った先生方は、どうしてああ言うことが出来るの?ととても良く聞かれます。
それに対する私の答えは、本来人間が持っている治癒力はここまで治す力を持っていて、私はその邪魔を一切しないように、スムースに何事もなかったかのように治せるような介入の仕方をして下さい、とお話しています。
具体的なお話をし出すと、それこそ2時間以上、3時間位は掛かるので、ご質問にお応えする時間が足りなくて、そう言う抽象的なお答しか出来ないのですが、ポイントを言うと、とにかく綺麗な手術を追究する、と言うことに尽きる、と考えているのです。
もっと具体的にお知りに成りたい方は、是非私が話す機会がある時に聴きに来ていただきたいですし、歯科医療と言う季刊誌の業界誌のバックナンバーでありますので、第一歯科出版に直接お電話して、私のこれこれの内容のと言って下されれば、解説した連載をお読みいただける、と思います。
http://www.ds-pub.jp/book/b214497.html
TEL.03-3441-8071
FAX.03-3441-8072
こちらです。
ただ、正直に書きますが、当院でここまでの成果を出せるようになったのは、ここ4,5年のことであり、それまでは私も従来の常識に縛られ、仕方がないモノ、と諦観していました。
それでも諦め切れずに、何とかしたい何とかなるんじゃないか?と試行錯誤して、漸くここまでのことが確定的に出来るようになっただけなんです。
そして、何時も書きますが、私は優秀とは程遠い学生でしたし、手先も不器用で同級生の優秀な友達に助けられて卒業した人間ですから、元々の出だしは下の部類のDRだった、と思います。
なんと言っても、卒業時病院長に呼び出された3人の1人なんですから、問題児過ぎて・・・
そんな私が出来るようになったことなんですから、優秀で勉強のやる気があって真面目に頑張る先生なら、出来るようになります、と明言しているんです。
本当の話です。
だからこそ、次世代スタンダードになれる筈だ、と私は確信しているんです。
私にも出来た、だから皆さんも出来る!です。
そうして、皆で常識を変えて、歯科業界全体のイメージをひっくり返して良くしようじゃないですか!
それには綺麗にすること。
綺麗にするには見ること。
キチンと見るには、拡大すること。
拡大するには、キチンとした道具立てをすること。
道具揃えるなら、チャンとした専用の質の良い道具を揃えること。
質の良い専用器具は、国内ではないモノもあるので、学会とかで海外に行って勉強すること。
書き始めると、2時間超えるので止めますが、こう言う一つ一つを突き詰めて、一所懸命に一心不乱に求め続ける、そうすると不可能だった筈のことが出来るようになるんです。
それだけです。
別に成果自慢したい訳じゃなく(まあ少しはありますが・・・)、私は私が常日頃言っていること、言って来たことが嘘ではない、本当のこと、真実なんだ、と言うことを証明して、自分が生きて来て良かった、と言う証を残したいんです。
まあそれだけ、嘘吐き呼ばわりとか、誹謗中傷、攻撃を受けて来た人なので、正直絶対に見返してやる、と言うのが本音であります。
でも、今はこう言うことが出来るよう成って来て、凄いと言うご評価をいただくことも増え続けているので、昔のことはそれはそれで、と考えられるようになって来ました。
今私が考えているのは、綺麗ごとのように聞こえるでしょうが、本当に業界全体の浄化の一助に成れれば、と願っています。
本当にそうです。
不可能と言われても諦めないで良かった。
馬鹿だ、キチガイだ、嘘吐きだとさんざん言われて来たけど、止めないで、止まらないで良かった。
出来ないと言われても、諦めないで欲しい。
今は叶わなくても、志を失くさなければ、受け継いだ誰かが叶えてくれるかも知れない。
命とは、自分一代で終わるモノではなく、志と言う名で受け継がれて、やがては人々に灯を燈すモノ、と信じています。
その為に、我々は今ここに生きて、色々な壁を乗り越えるチャレンジをし続けているんだ、と思います。
私の代で、従来の常識を超えて、ここまでの壁を超えることが出来ました。
だから、次にバトンを渡して、もっともっと先へ、とそう願ってるのです。
私は到って本気です。