この患者さんもネットの検索で、私を見付けて、インプラント治療を受けに来て下さいました。
右上の臼歯部へのインプラント治療をご希望でした。
しかし、抜歯された後の骨と歯茎の状態は、とても難しい状態で、即時荷重出来るか否かは正直分が悪いだろう、とお話しました。
多分、元のここにあった歯がかなり悪くて、歯が割れたりしていて、骨の深い部位にまで感染が広がっていたのだろうと思われます。
そして、手術1回目、何と幸運なことに3本とも初期固定が良くて、即時荷重することが出来ました。
その成功に、良い感じを持たれた患者さんは、手前の小臼歯もやはり残すよりもインプラントにしましょう、となって抜歯即時植立と言うことに成りました。
ところが、私が油断していたのでしょう、残念ながら、手前は即時荷重までは出来なかったのです。
なので、2枚目の上の段お写真では手前に後から植えたインプラントにはキャップがしてある状態、歯が装着出来なかった状態で写っています。
最大の理由は、CTで読んでいたよりも病巣が広がっていたこと、骨質が思っていたより弱かったこと、つまり私自身が甘くて、しっかりと読み切れなかった、と言うことです。
本当に骨の質と残存量を読み切るのは難しい、と猛反省させられました。
それでも、チャンと骨造成等の処置は上手く行き、骨とも生着をしてくれましたので、上部冠装着は問題なく出来ました。
これだけ骨が写っていない状態であっても、1回限りの手術でインプラントも植立出来ますし、骨造成GBR、歯茎再生も出来ることもあります。
少なくとも、インプラント植立することは必ず出来る、と言えます。
何回もの手術をしなければ出来ないと言われても、それは本当でしょうか?
数年掛かると言われても、そうなのでしょうか?
直ぐに歯は入れられないと言われても、絶対に出来ないのでしょうか?
腫れたり痛んだりは少しは我慢しなければならないと言われても、そんなのは嫌じゃないでしょうか?
本当に理想の治療はないのか?と悩んだことはないですか?
患者さんと一緒に一所懸命になって悩み、解決するにはどうしたら良いのか?それを考えることに関しては誰よりも自信があります。
但し、本気で悩んでいて治す為には頑張ろうと言う方、と私はお付き合いさせていただくようにお願いしています。
どうしよう、あそこが良いかな、それともこっちが良いかな、と何時までも悩まれるだけで実行されない方は、まだ私の元には来ない方が良いと思います。
やろう、頑張ろう、と言う本気な方に力を尽くさせていただきたい、と考えています。
いつかはやるといながら、何時までもやらないで悩まれることだけに一所懸命な方は、残念ですが前に進めません。
前に進む勇気を出した方の力に全力、死力を尽くしてなります。
あなたの道を変えられるのはあなたしかいません。
実行、実践することしか解決する道はないのです。
私が即時荷重を2000年からたった一人で始めて、世の中全てが逆風だった時、私は真剣に悩まれている患者さんを助けることだけに集中しました。
悩むより、目の前の問題を解決することに必死だった、そうして今私はこうして、即時荷重のことを誰よりも自信を持って語ることが出来ます。
部分的~全部の数々の即時荷重インプラント治療、15年以上、850回以上の経験と知識、技術があります。
そして、最後にこれも明言しますが、低侵襲外科手術で治すことも、2003年から世界最先端と歩調を合わせてキチンとして来ています。
歴史、実績、経験、知識、技術、全ての即時荷重インプラントのノウハウが当院にはあります!
真剣にお悩みの方、ご相談にお越し下さい。