今日はこの患者さんの下顎の親知らずの抜歯と、その手前の歯周病になって骨が溶けてしまっているのを再生させる歯周再生外科手術を行いました。
開業医レベルで手掛ける最高難易度の手術、と言われるもので、術後腫れたり痛んだりして大変である、と言われているモノです。
しかし、この患者さんのレントゲン写真を拝見すると、埋まっている親知らずの上の骨が溶けてしまっていてバクテリアとかが溜まっていて膿んでしまっているのが写っています。
このまま放置してしまえば、この患者さんが高齢者になってしまった時に、もっと化膿して骨全体に感染が広がって命の問題になってしまうかも知れません。
私は、開業する前の勤務医時代、特老ホームとかの往診歯科医療に携わっていました。
そこで、こう言う親知らずが原因で、顎が腫れ上がって命が危なくなった介護されている高齢者を2回経験しています。
多分、余り表に出ないだけで、今現在でも同じようなことが沢山起きているんじゃないでしょうか?
そう言う経験をしてしまった為に、私は下顎の親知らずを見付けると、患者さんにお話して出来る限り抜歯させていただいて来ました。
勿論、ご本人がどうしても嫌だ、と言う場合は無理ですが、何かおかしかったら抜かないといけませんよ、とお話してます。
でも、患者さん達ではこう言う手術は腫れ上がって痛んで大変である、と言う情報が広がってしまっているので、自分から抜きたがる人はいません。
薬で何とかならないんですか、盲腸みたいに、とか必ず言われます。
しかし、このレントゲン写真の様に、骨が溶けしまっている状態では、良くなることは絶対にありません。
必ず膿が溜まって、徐々に深部に広がって、抵抗力とか免疫力を超えてしまったら痛んで、腫れて来るでしょう。
正直に言って、時限爆弾抱えているようなモノ、と言えます。
そして、病巣が広がれば広がるほど、当然悪い所は大きくなってしまって来る訳なので、治りも悪くなります。
更に言えば、患者さんは必ず年を取ります。
年取れば、抵抗力、免疫力、治癒力も落ちて来ます。
つまり、待てば待つほど悪化して悪い状況に自ら落ち込んでしまうんです。
だから、出来る限り早いうちに抜歯して、その後の人生を安心して楽しめるようにした方が良い、と言うことなんです。
やれば良いことは分かったけど、でも恐い、と言うのが患者さんの本音でしょう。
それを乗り越えるたった一つの方法は、ミニマム最小限でMIS低侵襲外科手術をして差し上げて、痛くない腫れないように手術して差し上げること、と私は考えます。
業界の常識から言えば、非常識そのものです。
しかし、私はそれを4,5年前から成し遂げられるようになりました。
その証拠写真とか実例は、このブログやfacebookで紹介しています。
普通なら腫れたり痛んだりするのに、私の実例では腫れてませんし痛がられてもいません。
安心出来る為に、患者さんに翌日とか翌々日にお越しいただいて、口腔洗浄して確認させていただいています。
今日の患者さんもとても難しかったですが、明日来ていただいて、口腔洗浄、状態確認をさせていただきます。
嘘偽りがないように、ちゃんと又facebook等でご報告します。
非常識なまでの良い成果を上げられる外科手術を駆使して、親知らずの抜歯をする他に、インプラント手術、歯周再生外科手術等も行います。
どの手術でも、患者さんにとって痛くない腫れ上がらない、辛い思いをしないさせない、が私の目指すモットーです。
インプラントでは、直ぐに綺麗に歯が入っている即時荷重審美インプラントも専門的に手掛けています。
即時荷重、即時負荷インプラント治療と言っても、結局最終セラミックが入るのが半年後、と言うのが標準ですが、私の所では半減出来る特別な方法を取っています。
全ては、患者さんの辛い思いが早く解消し、楽に綺麗に治って欲しい、と言う願いからです。
歯の治療に時間を割くのは勿体無いです。
治癒期間は出来る限り短く、手術も楽で回数少なく。
そして、長く綺麗に保てる、そう言う治療が最終目的です。
そう言う実例もちゃんと上げています。
いずれも非常識、信じ難い、とされる成果、結果です。
以上の様に、当院はミニマリストMIS低侵襲外科に特化した医院です。
親知らず、インプラント、歯周病で真剣にお悩みの方は、ご相談にお越し下さい。
03-3775-0044までお電話いただき、担当者と直接ご相談下さい。
必ずお力になります!