手術と言うと、患者さんは大変なんだろうな、痛いんだろうな、辛いんだろうな、治るまでに時間が掛かるんだろうな、と心配をされるでしょう。
確かに、一般的な手術では麻酔が切れれば痛む、次の日腫れ上がっている、痛くて眠れなかった、学校仕事休みを取った、と言うお話を巷では良く聴きます。
ですから、手術を受けるのは嫌がられるのは当然のことと思われます。
それに対して、私は何とかならないか、と卒業以来30年間一所懸命に取り組んで来ました。
これらの患者さんは、私が下顎の親知らずの抜歯をさせていただいた患者さん達で、お顔は抜歯手術した翌日の状態です。
全く腫れ上がっていませんし、皆さん痛くて苦しまれるとかの大変な思いをされたりはしていません。
最小限の手術しかしない、極ごく小さい範囲だけで手術をする、精密で丁寧、美しい手術をする、ミニマリストMIS低侵襲手術に挑戦し続けることで成し遂げられた成果です。
このような手術は、最初に書いたような従来の外科手術の常識を塗り替えるモノです。
患者さんに辛い思いをさせない、苦しませない、でもしっかりとした手術をしてキチンと治し切る。
矛盾する、背反することを、達成することが出来るようになりました。
痛くない手術、腫らさない手術、辛くない手術と言う、夢のようなことの実現です。
これをインプラントにも応用すると、抜歯即時植立即時荷重修復インプラント治療でも、痛くない腫れない辛くないインプラント治療が可能になります。
これらの写真も、インプラント手術した翌日の状態です。
腫れていませんし、痛がられて辛い思いをされると言うこともないです。
やはり、極小さい手術を丁寧に精密に行うことで初めて可能になりました。
ミニマリストMIS低侵襲手術、最小限の手術しかしない、でもちゃんとした成果を上げる、矛盾することを成し遂げることが出来る時代になって来たのです。
私は、歯科医になって30年、漸く最近の4~5年このような成果、結果を常時得られるようになりました。
極々小さい手術で治す、精密丁寧綺麗な手術で治す、だから、患者さんに辛い思いをさせない、痛んだり腫れたりさせない、のです。
従来不可能と言われ、出来る筈がない、と言う常識を超える。
全く新しい手術時代の幕開けです。
それが、ミニマリストMIS低侵襲手術です。