大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

抜歯即時インプラントのデザイン 私の考え 本当に安心な即時荷重インプラントとは?

2018年11月29日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話




今日も、下顎の全顎的抜歯即時植立、即時荷重インプラント手術でした。

私は、皆が即時荷重に否定的だった2000年から手掛けて来ました。

それから18年経った2018年では、直ぐに歯が入るインプラント治療として手掛ける方も増えて来ているようです。

そして、近年やられている即時荷重インプラントは、インプラントのデザインが、強く植立トルクを得られるように特殊なデザインになっているモノが増えて来ているようです。

その特徴は、ネジの形態が非常にツバの深い骨に噛み込む形態をしてるモノ、が多く見られます。

具体的には、ノーベルのアクティブ、メガジェン、そして新しく出るストローマンのモノもそうです。

即時荷重を達成できる為、と考えるなら、確かに植立トルクを強く得られやすい形なのでしょう。


しかし、私は即時荷重インプラントしてても、あのようなデザインのインプラントは決して用いていません。

それは、今回の患者さんのレントゲン写真を見ていただいても分かると思います。

なぜ、新しくデザインのインプラントを使わないのか?

それは、私なら今までのデザインのインプラントで、充分に即時荷重インプラントできるからです。

つまり、私にはそこまで深いツバのネジ型のインプラントは要らない、と思うからです。


そして、私はあのようなデザインのインプラントは怖い、と感じられるからです。

何かが起きた時に怖いインプラントデザインだ、と感じられて仕方がないからです。


ネジのツバが深いと言うことは、確かに初期固定は強く得られるかと思います。

しかし、もしインプラントが即時荷重に失敗して動揺したら?

多分、インプラント周囲の骨はかなり失われてしまうでしょう。

世界的にも、インプラントは太いモノは避けるべきだ、と分かって来ています。

そんな中、即時荷重できる為に、芯の部分は細くてもツバが広く横に広がっている形態のインプラント形態は、私的にはない、と考えています。

つまり、太いインプラントと同じだ、と私には見えて仕方がないのです。

ですから、私は決してあのような独特の深い、深過ぎるネジ型のインプラントは使いたくありません。

私は、あれは太いインプラントだ、と明言します。

そして、何より私は、私の実力なら、今までの使い慣れて来た形態のインプラントで、充分に即時荷重できますから、要らないのです。


もう一つ、明言します。

あんな深いツバのネジ型で、もしインプラント周囲炎になったら、リカバリーできるのか?と言う大きな疑問が拭えませんから、使いたくないのです。


患者さんの皆さん、直ぐ歯が入る即時荷重インプラントと言っても色々あるのを知って下さい。


本邦で、誰よりも早い時期から長く即時荷重インプラントをして来た私だからこそ、警告をこうして明言して残して置きます。

即時荷重インプラントのやり方には、色々あります。

が、次を考えた時、それは安心できるモノなのか?

よくよく考えて欲しい、と思います。



11月28日(水)のつぶやき

2018年11月29日 | Weblog