昨日の柳家小三治師匠の訃報はショックでした。ここ20年来の江戸落語の、いちばん大きな星が消えてしまったから。落語界も人間国宝不在になってしまったし。
もともと自分は歌舞伎を観ているうちに落語に興味を持った、遅れてきた落語ファン。だから小三治師匠(以下、師匠)の独演会を観てきた歴も20年に満たない。
それでも、ここ20年近く、年に数回は師匠の会のチケットを必死に取って通っていた。つい一昨年まで。すなわちコロナ禍の到来前まで。
晴れてコロナ禍が明けたら、また師匠の会に行くのを楽しみにしていたのに…
師匠の会に限らず、これまで落語会で配られた番組表の殆どを保存していたが、今年は思うところあり処分した。小三治師匠の分を除いて。
ますます棄てられない。今後も保存します。
(もともと師匠の分だけは単独でファイルしてましたが)
トップ画像は12年前のチラシ。師匠が弟子につけた「公開生稽古」の会。客席全体もハラハラと手に汗にぎりつつ、忘れられない面白さだった。
小三治師匠のご冥福をお祈りします。