のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

保存します

2021-10-11 21:08:00 | 落語の資料


昨日の柳家小三治師匠の訃報はショックでした。ここ20年来の江戸落語の、いちばん大きな星が消えてしまったから。落語界も人間国宝不在になってしまったし。

もともと自分は歌舞伎を観ているうちに落語に興味を持った、遅れてきた落語ファン。だから小三治師匠(以下、師匠)の独演会を観てきた歴も20年に満たない。

それでも、ここ20年近く、年に数回は師匠の会のチケットを必死に取って通っていた。つい一昨年まで。すなわちコロナ禍の到来前まで。

晴れてコロナ禍が明けたら、また師匠の会に行くのを楽しみにしていたのに…

師匠の会に限らず、これまで落語会で配られた番組表の殆どを保存していたが、今年は思うところあり処分した。小三治師匠の分を除いて。

ますます棄てられない。今後も保存します。





(もともと師匠の分だけは単独でファイルしてましたが)

トップ画像は12年前のチラシ。師匠が弟子につけた「公開生稽古」の会。客席全体もハラハラと手に汗にぎりつつ、忘れられない面白さだった。

小三治師匠のご冥福をお祈りします。


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2枚組❓お歌⁉️…その後

2020-03-12 11:58:00 | 落語の資料



先日の日記、つづき。

間違えて歌のCDを買ってしまったかと、一瞬ガックリきたけど、前言撤回します。昨夜はじめて全貌を聴いたら可笑しいのなんの。深夜未明、布団のなかで腹を抱えた😂

お歌集ではなく、まくら(トーク)のところどころに歌が入る。というか、師匠が唐突に歌い出す。

2枚目が秀逸。CDタイトルにもなっているが、世の中、こんな歌があったとは⁉️ ググッてみたら、昭和33年発表で詞曲ともに御大の作(↓ヨソサマのサイトからスクショさせていただきました🙏)。


師匠の声で聴くとシュールで素っ頓狂で。特に2番🤣

恋する乙女の妄想ソングともとれるが、見えないものが視えてしまう系の歌にも思える。イマドキのアイドルがカバーすれば、意外と大ヒットしそうな、奇妙な普遍性を感じます。

師匠のトーク自体も、20年も前の収録と知る。2枚組の1枚目は、だらだらしてるので(失礼🙏)、就寝時に聴くと途中で爆睡。2枚目を聴くまでに4日要しました。

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2枚組❓お歌⁉️

2020-03-08 18:43:00 | 落語の資料



昨秋来、もう5ヶ月、落語会に行っていない。途中、仕事も忙しかったし、年始は歌舞伎見物で手一杯。そもそも今年前半は意識的に歌舞伎にシフトするつもりでいたから。

まぁ、このご時世、仮にチケットを取ったところで、中止の会も多そうですね。

長年の習慣で就眠時にCDをかけることにしている。このところ、ずっと音楽にしていたけど、久しぶりに落語の新譜を聴きたくなり、注文してみた。小三治師匠の『ま・く・ら』シリーズなら面白さ間違いナシ。

届いてびっくり。ちょっと高いなと思ったら2枚組。まくら=トークなのに、前半と後半に分かれている?




中学時代、洋楽のヒットナンバーに『アメリカン・パイ』という、たしか9分くらいの曲があった。シングル片面に1曲が収まらず、A面の前半を聴いたのち、速やかにひっくり返してB面の後半へ。もしや、あのドン・マクリーン式?と、どーでもいい思い出がよみがえる。

話を戻して。

ライナーノーツを開いて、さらにびっくり。えっ、トークじゃないの❓お歌のCD⁉️

『ま・く・ら』の新譜、もう1枚あったから、そっちにすれば良かった。落語にご無沙汰してる間に、CD選びの勘まで狂ってしまったような…

でも、せっかく買ったので、今夜から聴いてみます。前半(1枚目)を聴き終わる前に爆睡しそうだけど😴


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今日のご褒美

2019-08-26 20:51:00 | 落語の資料



書店に行き、目当ての本がなかった代わりに、こんなの見つけた。特集が落語で表紙が森山未來⁉️ 買うしかないでしょう‼️ 今日がんばった自分へのご褒美だ〜(その足でタリる、いつものパターン笑)。

来月は特に娯楽の予定ないけど、10月は落語会と森山未來(海老蔵と競演)の舞台チケット、既に入手ズミ。

人参ぶら下げられた馬のように、それを楽しみに生きてます🥕🐎 

とりあえず明日も仕事に集中😳


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自宅で二本立て

2019-07-06 17:49:00 | 落語の資料
 
繁忙期も一段落。購入したもののオアズケにしていたDVD2本視聴。
 
まずは先々月、中野の小三治一門会で注文した『人間国宝 柳家小三治』。テレビ北海道制作。
 
40代当時、オートバイに熱中していた師匠が、噺家ライダー仲間たちと落語会で回った北海道を訪ね、交流した人々と再会する。
 
師匠、番組スタッフとのやり取りは、基本、不機嫌🤣 でも、30年ぶりに再会した北海道の知人たちには優しい笑顔。ときに涙。
 
若い頃の師匠が可愛い。アイドルばりの人気だったというのが頷ける。やるせない表情が今の若手俳優でいうなら、井之脇海??
 
で、今の師匠。ストールがドットとボーダーとペイズリー。おしゃれ〜。
 
終盤の一問一答コーナーで、最近見た好きな映画を訊かれ、『日日是好日』と即答。まさに、このあと観ようとしていたのに、先に言わないで〜。笑。
 
で、『日日是好日』。去年、劇場で観た映画のなかで2番目に好きで(年間11本しか観てないけど笑)、絶対にDVDも買おうと決め、発売前から予約していた。
 
何だろう、この淡々感。何も起こらないけど、何度も観たくなる。きっと何度観ても見飽きないだろう。自分の好きな映画世界がここに!
 
劇中、ヒロインのセリフに何度か出てくる、フェリーニの『道』。「子供の頃はわからなかったけど、大人になって観たら凄い作品だった。茶道もそれに通じるかも」と。
 
自分にとって、この映画もそれに近いものがありそう。とはいえ、茶道は未経験だし、したいとも思わない(正座、無理😅 )。この作品で茶道を齧った気分に。笑。
 
ヒロインのお母さん役が小三治師匠の娘、文学座の郡山冬果さん。シャキシャキと歯切れ良く、でも娘を見守る温かい眼差し、娘との距離感がいい。メディアに出過ぎて見飽きた役者じゃない分、新鮮かつリアルなお母さんなのだ。
 
樹木希林はもちろん、改めて黒木華っていいな!と思える作品。
 
去年のテレビドラマ『けもなれ』のゲームおたく役も面白かったなぁ。。。
 

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