のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

霞ヶ関で三三『猫定』

2019-10-18 12:41:00 | 落語会に行ってきた



柳家三三落語会【三三独演】に行ってきました。イイノホール。

二ツ目の㐂一(きいち)さん、春風亭一之輔師匠のお弟子だそうだ(一瞬やった師匠の口真似が似てた👍🏻)。明るく華やかで、6〜7年前だったか我が地元のホールで初めて柳亭小痴楽さん(当時二ツ目)を見たときの「おおっ👀⁉️」な感覚彷彿。『あくび指南』面白かった。今後が楽しみな人。

三三師匠は『猫定』。回向院に実在する猫塚に最初に入った(と伝承されている)猫が主人公。拾ってくれた主人(博打打ち)の役に立ち、最後は主人の仇を討ち、自分も死ぬ。とかくバケモノ仕立てになりがちな猫にしては珍しい、忠犬ならぬ忠猫物語。このネタって、どのジャンルに属するのか? 滑稽噺じゃないし、怪談ほど怖くない。人情ものと呼ぶにはチト陰惨。 落語、奥が深い。。。(糊屋の婆さんも呑気に登場🤣)

ロビーで食らいついてゲット。演芸写真家・橘蓮二さん特集。この方の柳家小三治写真集を持っているが、瞬間の捉え方・切り取り方、尋常じゃない。凄腕👍🏻👍🏻👍🏻


サイン入り。





見応え・読み応えたっぷり。

でも悲しいかな、当分じっくり読んでるヒマなし😭 お正月にでも読むか〜。

年内もう1回くらい落語会に行きたいけど、こんなに忙しくなると思わなかったので、今んとこノープラン。。。💧


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有楽町で小三治『錦帯橋』笑

2019-08-13 00:03:00 | 落語会に行ってきた



柳家小三治独演会に行ってきました。
@有楽町よみうりホール

『錦帯橋』なんて落語ネタはありません。が、今日のまくらに演題をつけるなら、『錦帯橋』しかないでしょう。笑。

山口県の錦帯橋を軸に、親友(?)だった故・入船亭扇橋師匠への愛のこもった悪口がエンエンと。5月の中野での落語会と同じように(たぶん同一人物と思しき)女性客から、早く本題に入れ的クレームが。

「落語だってやりますよ💢」

やりゃあいいんでしょう?と言わんばかり、顔をしかめてひとりごちる師匠に客席大爆笑。

錦帯橋と扇橋師匠の思い出が、どう絡むのか?絡まないのか? 繋がるのか?繋がらないのか? オチを聞いてア然。とてもここには書けないエロネタでした🤣

5月の中野でも感じたけど、最近とみに自由な小三治師匠、ますます目が離せない。10月の会もチケット取れるかな?

今会も物販あり。532(小三治)くんキャラクターのマステ。「私がデザインしました」とアピールする三三師匠の手から、直々にゲット。笑。

今後も文具の展開希望👍🏻(532くん入り、フリクションボールとか欲しいなぁ)

毎夏お盆恒例、小三治独演会。炎天下に有楽町まで行くのが、年々億劫になってはいるが、今年80歳の師匠があれだけ頑張っているのだ。暑さにメゲている場合ではない!

とはいえ終演後、外に出たら、まだモワモワの暑さ🥵 小三治落語仲間のOさんとルミネのブックカフェに移動。イチゴのショートケーキ食す。


ブックカフェなのに、ブックが少ないカフェでした。ま、しょうがないよね、元・有楽町西武、スペース狭いから。笑。生クリームがフレッシュで美味しかったです😋


【追記】
なかなか本題に入らない師匠にクレームをつけてるのは、お客さんじゃなくてマネージャーのようです。たしかに、お客側はどっちでもいいんです。まくらのみでも、本題ありでも。どっちみち面白いから。


コメント (2)
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中野で小三治『厩火事』

2019-06-01 10:57:00 | 落語会に行ってきた
 
柳家小三治一門の落語会『柳家小三治 春の会』に行ってきました。@なかのZERO大ホール
 
自分的には1年半ぶりの小三治落語。師匠ますますお爺さん度が増して、高座に上がりしばらくは弱々しく調子悪そうに見えたが、仲入り前に出演した弟子たちに苦言を呈しはじめると、だんだん元気に。笑。
 
まくらが長くて心配した観客から「時間、大丈夫ですか?」と声がかかる🤣
 
弟子たちへの愚痴・小言つながりで、本題は『小言幸兵衛』かと思いきや、『厩火事』でありました。笑。
 
小三治師匠の『厩火事』は、これまで寄席やホールで何度も観て聴いてきたが、今回のは初めての味わい。
 
はじまりは「お、厩火事❗️」と思ったけど、途中から「え?違う噺」、その後「やっぱり厩火事じゃん‼️」と、こちらを翻弄するかのようなJAZZっぷり。数年前までとは違う、明らかに次のステージに突入した感のある話芸でした(って、ご本人は意図してないでしょうけど)。
 
お弟子の中では、やはり三三さんが出色。今まで聴いたあらゆる『元犬』の中で、いちばん面白かった👏🏻👏🏻👏🏻
 
1年半前の新宿での一門会から始まった(?)物販。今回はトートバッグ。
 
小三治くんキャラクターのイラストは三三さん画。お弟子さんたちの巧みなセールストークで、めでたく完売👌🏻
 
物販を毛嫌いする小三治師匠、「弟子たちが勝手に。私が全て買い戻したいくらいだ!」と高座でいたくお怒りでしたが、ミーハーファンとしては、今後も続けて欲しいです。笑。
 
 
コメント (2)
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霞ヶ関で三三『火事息子』

2019-02-16 10:17:35 | 落語会に行ってきた


久しぶりに落語会に行ってきました。

昨年は公私に渡り、やること山積で、
落語どころじゃないわい状態だったため、
なんと10ヶ月ぶり。

三三独演
@霞ヶ関イイノホール

仲入り後に登場した、
二ツ目の柳亭市弥さん、
濱田岳ふうベビーフェイスで、
高座が明るい!
おっちょこちょいの若旦那ネタ(船徳みたいな)とかハマりそう。
大御所噺家たちからのアドバイスに翻弄される様を語った、
まくらにも大笑いでした。

〆は三三師匠の『火事息子』。

この噺、大好き。
これまで自分的には、
火事息子=「浅黒く精悍なイケメン不良息子」を思い描いてきたけど、
三三版では「色白」というワード、
2度登場。

そうだよね、元々は大店の
お坊っちゃまって設定だし。
色白・優男にイメージ修正修正。笑。
(落語好きは皆、勝手に脳内映像作家)

さて、
以下は今回の会とは無関係な話。

落語会にご無沙汰してる間も、
当ブログ、過去の落語日記に
よくアクセスいただきました。

昨春あたりから、
とある記事に頻繁にアクセスがあり、
気になって逆検索してみたら、
(ブログのマイページからの裏ワザ?)
なんと三三師匠のお弟子が、
落語界から引退したことを知りました。

カゲながら応援していたので、
知り合いでも何でもないけど、
軽くショック…

以後も相変わらず、
その記事にアクセスがあり、
少し前に再び逆検索してみたら、
引退した元・二ツ目さん、
落語協会から落語芸術協会にベースを改め、前座になった模様?

人生いろいろあらぁね…ですね。

皆さまのアクセスのおかげさまで、
落語会に行かずとも、
情報を得ております。笑。

今年はもう少し、
会に足を運びたいですが・・・

コメント (4)
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霞ヶ関で三三『万両婿』

2018-04-14 00:09:21 | 落語会に行ってきた


柳家三三独演会に行ってきました。
@霞ヶ関イイノホール

仲入り後に登場の三遊亭歌太郎さんの
『あくび指南』笑った!
面白さがぐいぐい加速する感じ。

昨年のNHK落語新人コンクールの
大賞受賞者だそうだ。
てことは二つ目!? うまいなぁ。

三三師匠の『万両婿』、
自分的には初めて聴く噺。

登場人物も多く、年齢もさまざま。
見事に演じ分けてて、さすが

結局、男は若くてきれいで、
お金持ってるヨメさんが好きなのか!

てなオチだけど、
予測不能の途中経過が愉快で、
また聴いてみたいネタでした。笑。


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