先週の日曜日、実家の片付けで見つかった母の遺品。エルメスのカレ(90cm角)『ジャンピング』。1986年、母と初めてのパリおのぼりさん旅行中、本店で購入した1枚。
母のお気に入りだったのに、母亡き後、何故か見つからず、半ば諦めていたが、色柄を説明したら、甥が探しだしてくれた。前職では古着の買付けで海外まで飛び回っていた甥、さすがの発掘名人ぶりに感服。
お礼に我がお気に入りの1枚『パウニー族の首長』を甥に進呈することに。
こちらはカレではなくチーフ(40cm角)。90年頃のもの。
画像を送ったら大喜びしてくれた。現職では「壊れたら修理しよう。新品よりもずっといい」をスローガンに、消費を促すより持続可能を啓蒙するアウトドアブランドでリペア=アップサイクル業務に携わっている甥、用途を変えカタチを変えても生涯使い倒し、孫子の代まで残してくれるに違いない。って、たかが布きれに壮大な話🤣
しかし古いエルメスの色柄っていいな。昨今はスカーフでも手ぬぐいでも、色柄に凝り過ぎてて、見るだけで疲れるものもある。緻密さを引き立たせる、おおらかな余白。こんなデザインが良き👍