欠陥品だけど

少し前、amazonでポチッたお手頃価格のワイヤレスキーボード。注文した当日に届き、接続も簡単、デザインも可愛い（スイス発メーカー）。すっかり気を良くして仕事の原稿を打ち始めたら、あれれ？表記された文字と違う文字が入力されるキーがあって…

さすが安物〜😂とズッコケてしまった。

SNSに投稿したら、返品を促すコメントがチラホラ。でもそれを読んだら、持ち前の天邪鬼根性がムクムク。忙しかったこともあり、返品なんかに時間割いてられっか！な気分に

というのも、販売ページのレビューに、同様の欠陥商品が届いた人のこんな感じのコメントがあったから→「キーのズレが判ったので使ってます」。返品するより、そっちのほうが面白そうじゃん

結果その通り。キーのズレを見つけたら、普通に使えるようになりました。マステを貼って実際に入力される文字を記入。かえって愛着が湧きそう

ダメなヤツほど可愛い。仕事部屋とリビングに1台ずつ置くために、もう1台買おうかな😆

おでん屋さんで

先月、亡くなられた高橋幸宏さんの音楽活動を駆け足でなぞったNHK番組視聴。

美術学校生だった頃、メジャーデビュー前のYMOのライブ（冨田勲さんとジョイント）を観たことを自慢にしている者ですが。

その5〜6年後だったろうか。たった一度だけ、幸宏さんにお会いして、ご挨拶したことがある。

音楽関係者4〜5人と入った代官山のおでん屋さんで。カウンター席だけの店内奥の端っこに幸宏さんがお連れさんといらした。自分以外は皆、幸宏さんと顔見知り。和やかに挨拶を交わし合う中、作詞の仕事を齧り始めたばかりの自分はアウェイ感いっぱい。幸宏さんとは逆の端っこ席で萎縮していた。すると幸宏さんのほうから声をかけてくださったのだ。

「そちらはどなた？」

自分以外の皆が口々に「作詞家の◯◯ちゃんです」とニックネームでラフに紹介してくれたが、まだ作詞家を名乗るほど仕事もしてない頃。緊張しながら名を名乗り「はじめまして。こんばんは」とご挨拶。ただそれだけの話ではあるけれど。

当時ＹＭＯの活動が一段落していた世界的なスターミュージシャンが、おでん屋でたまたま居合わせた音楽関係者の中に、ひとりだけ知らない顔を見つけて気にかけてくださるなんて、どんだけジェントルマンなんだろう！

「はい。こんばんは」

と返してくださった幸宏さんの優しく柔らかな口調、40年近くを経た今でも鮮明に憶えている。

享年70歳。早すぎます。

画像。iPadで番組をスクショしようとしたらNGだったので、配信表を撮りました。

『番犬ダイダイ』連載中

自称番犬のダイダイ＆人間のおじいちゃんとおばあちゃん、2人と1匹暮らしを描いた4コマ漫画をシニア向け隔月誌『明日の友』（婦人之友社刊）に連載しています✍️

本日、最新号の早春号が全国の書店・ネット書店で発売されました。よろしくお願いします。

今号は2ヶ所に分かれて載ってます。

表紙。

自称モデル犬のダイダイです🐶

お散歩大好き14歳🐾