のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

原作まんまの愛らしさ♪映画『横道世之介』

2013-02-27 20:55:23 | 見てきたよ
原作小説が大好きだったので、
横道世之介を高良健吾、
お嬢様の祥子さんを吉高由里子が演じると
知った時点で早く見たかった映画、
見てきました

『横道世之介』 
@ 新宿ピカデリー

原作のエッセンスが
素直に映像化されていて、
とても良かった~

吉高由里子はもちろんのこと、
高良健吾もコメディ、イケてます

実はせつないお話なのに、
ちょいちょい笑えるとこも
原作どおり。

舞台は1987年。

ここに登場する学生たちより、
自分はひと世代上だけど。

エンドロールを見て、
岡村ちゃん(岡村靖幸)の楽曲が
使われていたのを知った。
(え、どのへんで?
 もいちど見たい)

が、自分的には、
その時代、一緒に仕事をした、
シンガーソングライターの
佐木伸誘くんを思い出した。
(事務所も岡村ちゃんと同じで、
 東芝からアルバム数枚発表していた)

歌が上手くて、
いい曲も作れて、
人柄も良くて…

そう、あの人柄の良さ、
天然な言動と行動、
不慣れな東京を楽しんでる感じ、
世之介っぽかった~

スタッフ一同、
みんな佐木くんのことが好きだったなぁ。

(でも、音楽業界。往々にして、
 性格が良すぎる子は売れない)

原作小説を読んだだけでは
思いもしなかったこと、
映画を見て、ふっと思い出した。
(世之介が高良健吾だったせい?)

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卒業制作ファッションショー

2013-02-25 22:08:39 | 見てきたよ
昼間、働きながら、
服飾専門学校の夜間部で学んできた甥が、
この3月で卒業。

その卒業制作ファッションショーを
見てきました。

テーマはフォーマル。

甥の作品は、
シルク地にタータンチェックを
転写プリントしたスーツ(画像)。

パンクなフォーマル!?
とことん甥らしい作品でした

ちなみに、モデルも本人。
自作自演じゃ

よちよち歩きの頃から、
着るものにコダワリがあった甥。

外出時、何か1点、
赤いもの(スニーカーとか帽子とか)を
身につけないと納得しなかったり…

電車などで
隣り合わせた人の服の色柄を、
やたらよく憶えてる
ガキンチョでした

三つ子の魂、ナントヤラ。

好きこそものの、ナントヤラ。

自分のままで、
自分の「好き」を追究する人生は、
大変だけど楽しいよ

と、オバゆえ、親の立場とは違う、
無責任なこと書いてますけど

カゲながら応援しています。

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初☆さやま寄席

2013-02-24 00:06:08 | 落語会に行ってきた
入場料500円で、
桃月庵白酒師匠の落語が聴ける

と聞きつけて、
【さやま寄席】に行ってきました。

2月23日(土)開演18時
@ 狭山市市民センター・コミュニティホール

自由席なので、
早めに並んで関取…じゃなくて、
席取り席取り

「知らない落語家だけど、
 入場料が安いから来た」

と、行列の後ろで、
口々に話す地域の婆さん…もとい、
老婦人たち。

ちょっと待ってよ~
白酒師匠っつったら、
超人気の実力派なんだから!
わかってないなぁ。
(ま、しょうがないか

会場は去年できたてのイベントホール。
今回の寄席も、
記念すべき第1回目だそうだ。
(初回に立ち会えてラッキー

出演者と演目。

柳亭小痴楽『新聞記事』
三遊亭兼好『片棒』
(仲入り)
柳貴家雪之介 曲芸
桃月庵白酒『替り目』

二つ目の小痴楽さん(24歳!)。
キビキビと歯切れがいい。
華もあるね

兼好師匠。
はじめて聴いたけど、
すごく面白かった~
ファンになりました。

雪之介さんは、
出刃包丁を使ったスリル満点の曲芸。
皿回しを見て、
こんなにハラハラしたのは初

トリの白酒師匠。
まくらでは、桃月庵という家号?庵号?
古今亭一門だから亭号?…の歴史を聴けた。
本題『替り目』は、
ロングバージョンでたっぷり

落語協会、落語芸術協会、圓楽一門から、
ひとりづつ。
そんな顔ぶれも楽しくて、
トータルで大満足でした

会場は折りたたみ椅子席、
200席くらいかなぁ。
が満員。

1回目だけあって、
高座も屏風も、めくり台もピカピカ
新品の座布団も盛り盛りで、
噺家さんたち、座りにくそうに
つんのめってた

さやま寄席、
今後も続いてほしいです!


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金の延べかま♪

2013-02-22 13:41:33 | 食してみた
ブログをお読みくださっている、
宮城県のデンチャンさま(仮名)より、
かまぼこのセットをいただきました。

そのなかに2つ
黄金色に輝くデカ四角いかまぼこが


こ、これは!
少し前、話題になった
石巻魚市場に届いた
金の延べ板にも似た…

金の延べかま

いや、正確には、
『カステラ蒲鉾』だそうです。

早速、いただきました。

お正月の伊達巻に似たお味ですが、
伊達巻ほど甘くなく、
口あたりもなめらか

するするぱくぱく、
あっというまに、
ひとりで半分食べてしまった

子供からお年寄りまで、
万人に好まれそうな、
やさしい美味しさ

デンチャンさま、
珍しいお品をありがとうございます

カステラ蒲鉾のこと、
まったく知らなかったので、
ネットで勉強してみたところ…

宮城と沖縄の名産だそうですね。

「江戸時代、
 長崎から江戸にカステラ蒲鉾が伝わり、
 それが伊達巻と呼ばれるようになった」

みたいなことが、
紀文のホームページ、
『おせち料理大辞典』
には書いてありました。

へ~
カステラが広まった時代、
すでにカステラ蒲鉾もあったんだ!?

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国立演芸場で鹿芝居

2013-02-20 22:16:26 | 落語会に行ってきた
世之介さん…といっても、
横道世之介じゃなくて
(この映画も早く観たいけど)

噺家の金原亭世之介さんから
お知らせをいただき、
鹿芝居を観てきました。

鹿芝居とは、
噺家(落語家)の芝居(歌舞伎)。

「ハナシカのシバイ」をちぢめて、
「シカシバイ」です。

2月20日(水)開演13時
@ 国立演芸場


演し物は『御神酒徳利』。

主演は…

ホンモノの歌舞伎役者みたいな、
金原亭馬生師匠

芝居が好き!
歌舞伎が好き!!
を全身で体現する、
林家正雀師匠

登場人物が多いため、
主演のお二方以外は、
一人二役も多く、
観ていて若干混乱しましたが

そのあたりもご愛嬌です

大店の旦那や、ご隠居役がぴったり。
貫禄ある蝶花楼馬楽師匠。

登場するだけで客席大爆笑の、
古今亭菊春師匠。

楽器も達者、歌も上手い!(喉がいい!)
金原亭世之介師匠。

尾上菊之助ばりの清純派女形に化ける、
林家菊丸さん。
金原亭の馬治さん、馬吉さんら
レギュラーメンバーで、
毎年演し物を変えて、
今年で10周年だそうだ。

のり屋のバーサンも、
もう10回以上は観てるかも。

個人的にいちばん好きだったのは。
4~5年前の『らくだ』。

新橋演舞場で観た、
歌舞伎版『らくだ』の
何倍も何十倍も面白かった

落語界伝統の鹿芝居を
たぶん唯一、定期的に上演している、
このメンバーで、
今後もずっと継続していただきたいです。

終演後のロビーで。
世之介さんのポーズ。


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