のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

いとこ同士の対決が…

2010-11-29 12:30:21 | 歌舞伎も好きです
スリリングでしたねぇ

『龍馬伝』最終回の話です。

岩崎弥太郎役の香川照之 今井信郎役の市川亀治郎。

NHKも粋なキャスティングをしてくれました

歌舞伎役者といえば・・・

先週の驚き事件は、何といっても、
市川海老蔵、顔面骨折

予約していた新春歌舞伎のチケットが
ちょうど届いた日のニュースだったから、
衝撃もひとしお。

全治2ヶ月
とか報道されてるけど、、、

じゃ、新春歌舞伎の『勧進帳』も降板かなぁ

歌舞伎役者って、
私生活でお行儀良さそうな人は、
往々にして、舞台の上では、
つまらない。

とはいえ、今回の海老蔵さんは、
ちょっと限度、超えちゃいましたね

お正月までに完治することを祈ります

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1ヶ月かけて1冊の本を

2010-11-27 00:02:18 | 落語の資料
読みました。

『十代目 金原亭馬生 噺と酒と江戸の粋』
 石井徹也 編著(小学館刊)

今から30年近く前、
54歳の若さで亡くなった、
先代の金原亭馬生師匠(以下、先代)の評伝です。

お弟子さんたちはじめ、
新宿末広亭・当代の席亭さん、
娘で女優の池波志乃さん、
立川談志師匠らが
先代への愛を(ときには愛ある悪口を)
語っている。

あまりの面白さに、
速く読むのがもったいなくて、
わざと少しずつ読んでるうちに、
忙しくなって物理的に読む時間がなくなり…

結果、1ヶ月かかってしまった

ハッと心に響いた箇所に、
付箋を貼りながら読んでいたら、
本まわりがピロピロに。

のり屋のバーサン、
落語ファンなので、
先代の高座には接していません。

が、同級生に先代のお弟子である、
金原亭の噺家がいるおかげで、
今の金原亭一門には勝手に親しみを感じており、
年々、先代への関心も高まっていました。

「金原亭一門には、
 オレがオレが…って、しゃしゃりでるヤツはいない。
 それは師匠がそうだったから」

とは、
お弟子の雲助師匠、当代・馬生師匠らの言葉。

そう。
まさに、そうかも。

金原亭一門の高座に接したときの、
じんわりとした、あったかさ

お客をむりむりにネジ伏せて大笑いさせるような、
パンチはないけれど、
いつのまにか落語の世界に誘われて、
気づいたらクスクス笑いが止まらない…
あの感じ。

ときに物足りなく感じることも
なくはないけど…

この本を読んだ今は、思います。

あの奥ゆかしさが、金原亭なんだな

十八番ネタをつくらなかった代わり、
ほかの噺家が演じない珍しい噺、
新作も高座にかける、
「噺のデパート」みたいな師匠だったらしい。

文中には、
知らない演目もたくさん出てきた。

昨今、若手の柳家三三師匠が、
珍しい噺を次々と高座にかけて話題だけれど、
先代の馬生師匠の影響もあるのかも??

今の若手・中堅どころには、
先代に憧れている噺家が多いようだから。

バーサンも、
これからたくさんの落語を見て聴いて、
また改めて、この本を開いたら、
もっともっと付箋を貼りたくなるに違いない。

ずっと大切にしたい、
真の意味で「落語の資料」と呼べる、
魅力的な評伝です

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求む、大きめカゴメ柄

2010-11-24 20:06:44 | 落語の資料
今年前半の日記にも書きましたが、
『橘蓮二写真集 噺家 柳家小三治』を買って以来、
カゴメ柄の手ぬぐいを探しています。

写真集のP33~36で、
小三治師匠が使っている、
大きめのカゴメ柄手ぬぐい。

カッコイイです。粋です。

でも、なかなか見つからない。

小さめのカゴメ柄は、
よく見かけるんだけど…

先日、和雑貨の通販サイトで、
「大きめ」と思しきカゴメ柄をついに発見!
喜び勇んで注文しましたが…

本日、現物が届いてみたら、、、
ち、ちぃせぇ~~

もとい、
「小さめ」でした

我ながらバカだけど。
PC画面だと、
手ぬぐいの柄のサイズ感まではわかんなくて。

ちなみに、
こんな「大きめ」は持ってるけど…
(画像左手。柄サイズ比較のためマッチ置いてみました)


拡げるとスヌーピーのウッドストックが…


求む、正統古典柄の「大きめ」カゴメ柄

仕事の合間。
先々週~先週にかけての、
小三治追っかけウィーク(?)の余韻に、
いまだ浸り中…

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ご近所の地域猫

2010-11-23 19:23:13 | 犬猫と和む
チャコちゃんです

ごはんのお世話になってるお宅の塀の上で、
虚空を見つめるの図。

昔、このコの親戚(お仲間?)を
うちの親戚が飼ってましたが(ややこしい)、
そのコはすでに天に召され…

でも、チャコちゃんはご健在

だから、たぶん、わりと高齢。

もう1枚、撮っていいですか



声をかけても近づいても、まるで動じない…

ヘタな家猫より、ずっと威風堂々な、
チャコちゃんであります

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糊屋の婆さんが出てくる落語噺『富久』

2010-11-21 12:20:55 | 糊屋の婆さんは神出鬼没
十代目・金原亭馬生師匠の『富久』です。
(先代の師匠ですね)

大店の旦那宅が火事になり、
助っ人に駆けつける、太鼓もちの久蔵。
火事見舞の酒を飲んで酔いつぶれてしまう。

そこに半鐘の音。
今度は久蔵の住む長屋が火事

火元は糊屋の婆さん宅

爪に灯を点すような暮らしだから、
その火が長屋に移ったか??

とは、久蔵の推察。

糊屋の婆さん、
火の扱いには気をつけて~

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