昨年亡くなられたファッションデザイナー・高田賢三さんの回顧展、見てきました。
@文化学園服飾博物館
入口ロビー。

この写真、中学時代に雑誌で見てカッコイイ〜と思ったのを今でもアリアリと憶えてます。1970年パリ、高田賢三さんの初店舗 JUNGLE JAP オープン準備風景?

展示室内は撮影不可につき、図録より。
展示は代表作100点。高田さんの母校である文化学園(文化服装学院)100周年に因んだのかな?
やはり70年代半ばから80年代半ばに発表されたエスニックシリーズが代表作中の代表作、傑作中の傑作と感じました。
ロシアンルック。
中国ルック。
ほかにも中東ルック、アフリカンルック、もちろん日本ルック…などなど。どれも見れば見るほど細部まで凝っていて、ファッションデザインの真髄を目の当たりにした感。
中でも、友人のために作られたという、1点物のウェディングドレスが圧巻❣️
ガラス越しながら、実際に間近で見ると、気が遠くなりそうな手の込み方。
昨年2020年初め、新ブランド発表時の笑顔の写真がせつない。まさか秋にコロナ感染で亡くなられるなんて…
今後、高田賢三さんのような大スターデザイナーは誕生しなさそうな日本の世の中。
帰り道に通った新宿ル◯ネのショーウィンドウ。イマドキのセレクトショップのディスプレイを見て、つくづく洋服がツマラナイ、洋服に夢がない時代になったなぁ…と思いました😂