画家で絵本作家のいわさきちひろさん(以下ちひろさん)のご自宅跡地に建てられた美術館。世界初の絵本美術館でもあるそう。
『いわさきちひろと奥村まこと』展にご興味ある方は7月3日の投稿「元祖ワークライフバランス」をご参照ください。
ちなみに、まことさんは女性建築家の草分け。私にとっては母校の大先輩であり、友達の楽しいお母ちゃんであり、子供の頃から大変お世話になった人物です。
ちひろさんがまことさんに山荘の設計を依頼したときの、貴重な資料を見ることができました。60年代半ば、もちろんメールもFAXもない時代、打ち合わせは手紙。家庭に仕事に超多忙なふたりのやりとりが簡潔でカッコイイ! でも手書きのあたたかさとユーモアに満ちているんだな☺️
アトリエ再現コーナーに展示されていた、ちひろさん晩年(とはいえ55歳の若さで亡くなられている)の文章に共感し、あやうく泣きそうになった。「おしゃれな洋服やかわいい帽子が似合ったとしても、若い頃には戻りたくない。若い頃はどんなに楽しく遊んでいても、胸のどこかに虚しい風が吹き込んでいた」。ちひろさんの言葉そのままではないけれど、そんな内容。その感覚、自分にも覚えがあって。
展示物すべて撮影不可で残念。当たり前か。
外から見た中庭。

館内の絵本カフェから眺む。

館内ショップでゲット。ちひろさんのマステ。過去に展覧会をされた絵本作家さんのグッズも多数あり、長新太さん関連発見🤩

長新太さんの猫ピンバッジ。猫息子とご対面😽😸
