のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

歌舞伎が面白くなるぞ

2011-09-29 00:03:28 | 歌舞伎も好きです
『歌舞伎も好きです』
なんてカテゴリーをつくったわりには、
ブログ開設以来、
歌舞伎を観てませんが…

ひさびさにワクワクするニュースでした。

歌舞伎好きは、
みんな思ってたことじゃないかなぁ。

いや実際、歌舞伎好きが顔を合わせれば、
前からフツーに話題にしてたことだもんね。

「香川照之が歌舞伎をやれば、
 絶対に面白いのに

それが実現するなんて

このところ
停滞してる感いなめなかった歌舞伎界、
また盛りあがること確実

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喜多八のミュートな『短命』に爆笑

2011-09-28 09:22:32 | 落語会に行ってきた
落語の柳家小三治一門会に行ってきました。

9月27日(火)開演18時半
於・有楽町よみうりホール

柳ノ宮喜多八殿下…いえ、
柳家喜多八師匠の『短命』、
最高に可笑しかった

『短命』は噺そのものが面白いので、
誰が演じても笑えるけれど、
その分、誰が演じても同じ感じに見えがち。
(ざっくり乱暴発言で失礼

でも、喜多八師匠版は違った。

伊勢屋のお婿さんが短命になる理由を
ご隠居さんが八五郎にわからせる場面。
普通なら、ここの会話が笑わせどころ。

そこを喜多八師匠は、
ミュートで演じていた
無音で動きだけ!

それがかえって吹きださずにいられない。

客席じゅう、
くすくす笑いと爆笑が混ざったような、
くすくす爆笑(?)に包まれた。

たしかに、
「短命になる理由」って、
大きな声じゃ言えないハナシだもんね。

さすがです、喜多八殿下

小三治師匠は『うどん屋』。

どんぶりの中に、
うどんが何本残ってるか見えるような
食べっぷり。

偶然にも落語会の前、
うどんを食べてからホールに向かったが、
終演後、またうどんを食べたくなった

食べ方のうまさなんか感心されても、
噺家さんたちは嬉しかないだろうけど、、、

やはり、おいしそうなものは、
おいしそうなのだ

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ありがとミドリちゃん

2011-09-25 15:56:23 | 犬猫と和む
一見、観葉植物ぽいですが…

光触媒のワンちゃんです。
大型犬サイズです。

光触媒とは、
光(太陽光でも蛍光灯の明りでも)があたるだけで、
空気中の有害物質を除去してくれたり、
消臭してくれたりするアレのこと
(ってドレのことだ

もともと仕事で送っていただいたものですが、
あまりの可愛さに、
「ミドリちゃん」と名付けて、
そのまま仕事部屋に鎮座させていました。
もう8年くらい。

ただ最近、劣化が激しくて、
触るだけで葉っぱがバッサバサ落ちるように…

涙をのんで、
明日、粗大ゴミに出すことしました。

目鼻は自分でつけたんだよん。
お目目はクヌギのどんぐり。
お鼻は甘栗。


こうして見ると、
改めて可愛いんだけど…

♪きょぉ~おでぇ~~お~わ~かれね~~(←なつメロ)

さよなら&ありがと、ミドリちゃん



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懐かしの月刊誌『ドレスメーキング』

2011-09-24 00:01:54 | ねころびテレビ
23日放送の朝ドラ『おひさま』に、
懐かしの服飾誌『ドレスメーキング』が
何度も登場した

表紙には、
「1950年 杉野芳子・監修」の文字。
(何月号かは見逃したけど)
当時の本物を使っていると見た!

のり屋のバーサン、その時代、
まだ生まれてなかったけど、
『ドレスメーキング』(以下『ドレメ』)は
個人的に思い入れのある月刊誌です。

母がドレスメーカー女学院の目黒本校を出て、
(今は杉野学園って言うのかな?)
若い頃、子供服メーカーのデザイナーをやっていたので、
モノゴコロついた頃には、
いつも身近に『ドレメ』が積んであった。

ゆえに、小学生時代、
唯一の愛読誌が『ドレメ』だったのだ。
(少女マンガ誌を読んだこともない代わりに、
 学習雑誌を読んだこともない
 兄が買ってくる少年マンガ誌は読んでたけど)

ただ、今思うに、
デザイン傾向がコンサバめだった『ドレメ』。

中学の頃には、
競合誌『装苑』『服装』のポップさに惹かれ
(特に『服装』はオシャレだったな~)、
創刊したての『アンアン』の
斬新さカッコ良さにドギモを抜かれながらも…

母に洋服を作ってもらう手前、
『ドレメ』もチェックしつづけていた。
(服飾誌は各誌、製図の引き方が違っていて、
 特に『装苑』と『ドレメ』は
 身頃のレイアウトが逆だった)

その『ドレメ』を出版していたのが、
鎌倉書房。

縁あって、若い頃には、
仕事でずいぶんお世話になりました。

ま、その鎌倉書房も今はないけど。。。

自分では埋めたことも忘れていた
記憶のタイムカプセルを
『おひさま』に掘っくり返してもらった気分

たぶん自分だけじゃなく、
今、世の中の大勢の人たちが、
それぞれの心に埋めたタイムカプセルを
『おひさま』に照らしてもらってるんだろうなぁ。

いや、ホント、いいドラマです。
来週で終わりだなんて…
面白いから1年くらいつづけて欲しいぞ。
(いずれ続編あるよね?)

ここ最近は、
オチビのくせに
しっかり顔の演技をしている
日向子から目が離せません

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本物は謙虚

2011-09-21 00:40:13 | ねころびテレビ
19日(敬老の日)に録画した
NHKのドキュメンタリー番組を見る。

『群れない 慣れない 頼らない
 画家・堀文子 93歳の決意』

大磯のアトリエに独居しながら、
作品をつくりつづける堀文子さん。

作品の素晴らしさはもちろんのこと、
堀さんご自身の
みずみずしく魅力的なこと

顕微鏡で覗いたミジンコの美しさに、
童女のように大喜びする姿。
堀さんのトキメキが、
テレビを見ているこちらにまで
伝染してくるようだった

また、発するひとことひとことが、
いちいち痛快で深いのだ!

「自分のことは“絵師”とか“絵職人”と思っている。
 “芸術家”とか“アーティスト”なんて呼ばれて、
 天才でもないのに天才ぶってるって、
 恥ずかしいでしょう?」

言えてます

アーティストぶってる輩に限って、
ひと皮むけば、
売れたいのに売れなくて、
ヒガミ根性のカタマリになってる
「自称・アーティスト」だったりするもの。

堀さんのような真のアーティストほど、
自分をアーティストだなんて
ツユほども思っていないのだ。

人の世って不条理ね

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