台風12号の影響で時折雨が舞う天候でしたが、午前9時には予定通りの開催が決定され、結局北信濃は暴風域には入らず、花火を鑑賞する
ことができました。台風の様子眺めもあってか、午後3時半くらいまでは人はまばらでしたが、夕方には湖畔沿いの空き地はほぼ満席状態
でした。 総打ち上げ数2000発、決して大規模な大会ではありませんが、ボランティアの活動や町民の寄付などによって成り立っている
伝統あるイベントです。高原の涼しい風の中で、見上げるほど高いところに上がる花火を、開花と爆音をほぼ同時に間近で味わえるのは
ここならではです。
また大会当日の午後には、恒例となった東京音楽大学の学生さんによる管楽器(今回は5台のトランペット)の演奏も鑑賞しました。
(音楽家を志す人たちですから当然かもしれませんが、上手いですね。。。さすが。 ただ演奏とは関係無いことですが、5名の演奏者
の内、男性3名は、ネクタイにジャケットの正装で演奏しており、冷房の無い会場(信濃町役場野尻湖支館)で、熱中症で倒れるのではな
いか、とこちらが心配になりました。なので来年は、我々観客と同じく是非気軽で涼しい半袖姿でどうぞ。
花火の撮影に関して、今回は写真は殆ど撮らず、初めて4K動画による撮影を行いました。勿論特殊なカメラではなく、普段使っているごく
普通の市販カメラを用いました。超広角機と予備の広角機の2台を用意したのですが、超広角機が現地で不調となり、予備の方での撮影が
主となってしまいましたが、映像を見てみると、やはりその精細さ、特に花火の星々が散る際の消え際には驚かされました。
かつてハイヴィジョンが登場した時にも、「凄いな」と感じましたが、4Kはそれ以上のインパクトです。時代は我々アマチュアでも4Kが
標準となりつつあるのを肌で感じます。