9月も半ば、既に秋ですが、突然猛暑が戻ったかと思えば、ストーブが欲しくなるような肌寒さだったり。 今日は一日快晴で暑い日でしたが、秋を知った蝉が大急ぎで 鳴いていました。 幼少の頃、9月中旬に蝉の声を聞くことなどまず無かったです。温暖化の影響でしょうね。
もう1週間前になりますが、久しぶりに赤道儀を使って星空を撮影しました。真夏の銀河は今年最後のチャンス、かな。
まずは、夏から秋の天の川です。完璧な晴れではなく時々霞のような雲が流れていました。
2019.09.06 25h19m Nikkor24mmF1.4ED (1.4) SOFTON-A / SONY α7s(HKIR)ISO 1250 exp.30sec (10 pic,comp total 300sec) flat correct /SKYMEMO-S
続いて、秋から初冬の天の川、夏のような派手さは無いですが、秋に相応しく爽やかです。
2019.09.06 25h39m Nikkor24mmF1.4ED (1.4) SOFTON-A / SONY α7s(HKIR)ISO 1250 20sec flat correct /SKYMEMO-S
次の2枚は望遠。 夏の天の川、はくちょう座の一等星デネブの脇にある北アメリカ星雲(NGC7000)とペリカン星雲(IC5067〜5070) いかにもその形ですね。
2019.09.06 25h01m KOWA PROMINAR 350mm F4 / SONY α7s(HKIR)ISO 4000 exp.20sec (15pic,comp total 300sec) flat correct /SKYMEMO-S
そして秋の星座ペルセウスにあるカリフォルニア星雲(NGC 1499)、こちらも米国のその州に似ているのだそうです。
2019.09.06 26h02m KOWA PROMINAR 350mm F4 / SONY α7s(HKIR)ISO 6400 exp.20sec (15pic,comp total 300sec) flat correct /SKYMEMO-S
一応何とか撮影出来て、やっと秋を迎えられそうな気持ちになりました。。
使用した小型赤道儀「 SKYMEMO-S 」は、2015年に購入したもので、その後バランサーや赤緯微動ユニットなどを追加し、さらにマウントヘッドへの アリミゾの取付(標準は1/4Wネジ1本のみなので、M3ネジ2本て補強)などをして現在に至っています。この赤道儀による長焦点の使用例はあまり見かけませんが、十分な剛性・重量のある三脚に搭載し、重量バランスをきちんと取れば、安定した動作をしてくれます。使用しているα7sの場合、 30秒以上のバルブ露出では、微光性の消失が若干発生することは知られており、故に優秀な高感度特性を逆手に取り、30秒以内で露出可能となるISOを設定して撮影する、という常套?手段を使えば、350mmの焦点距離なら十分自動追尾で対応できます。軽量なので光害の少ない場所への移動も容易です。 一時は手放そう、と考えたこともありましたが、 思いとどまって良かった。