星とか日々とか

ブログはじめました/2011/12/10

クリスマスの大雪   2024年12月23日

2024-12-23 21:20:04 | クリスマス

クリスマスを直前にして、これほどの大雪は珍しいくらい降りました。。 最近暖冬に慣れていたので余計にびっくりです。昨日からの当地の積雪は気象庁発表で50センチ、しかし2日間降っていたので実際にはもっと多いです。今朝まで降っていたけれど、やっと止んで青空が見えてほっとしました

とにかくよく降りました。先日まで裏の林を歩こうと思えば出来たけれど、今はもう行けない

除雪の様子、朝2時間ほどかけて家の周りの雪を片付けても、屋根から落ちてくる分は午後追加で片付けます。除雪機フル稼働、文明の利器(最近この言葉殆ど使いませんが)ありがたや、手作業では到底無理。。

庭のクリスマスツリー(モミではなくトウヒ)もすっかり雪化粧、掘り出して葉の雪を落としてあげないと、枝ごと折れてしまいます

先ほど撮ってきたツリーです。もう少し電球(LED)があれば華やかなのですが、地味で静かなほうがこの子(トウヒ)には似合っているかもしれません。背丈は2.5メートルほど、実は今年の秋までは高さ4メートルほどあったのですが、強風などで万一折れて人に当たったりしたらたいへんなので、ちょっと可哀そうですが頂部から1.5メートルほどを切りました。それでも重い園芸梯子を使わないと先端への飾りつけは出来ないので、「ベツレヘムの天空に現れた輝く星」は無しです

年末また寒波が来るらしい(それよりも今頃台風が1つ発生した)ですが、つかの間の穏やかなクリスマスにはなりそうです(雪はまた降り始めました)

皆さま、Merry Christmas !

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種子島・屋久島 11月24~26日   /2024年12月16日

2024-12-16 22:31:55 | 旅行

先月末のことですが、種子島と屋久島に行って来ました。

北信濃から普通のルートでは、行き来だけで3,4日掛かるのですが、松本空港からのチャーター便ツアーへの参加で両島3日間の旅が実現しました。 実は7年前の2017年5月に同じ方法で行ったことがあり、今回が2回目です

  7年前 → 種子島・屋久島の風景と星空 2017年5月28日 

 

11月24日午前

松本を離陸したFDA機は長野県を縦断、途中北アルプスと御嶽山が見えました

御嶽山

さすが直行チャーター機、種子島までわずか2時間ほどで到着。同じ晩秋なのに長野とは違い、空気が暖かいです

 

11月24日午後  種子島宇宙センター

世界一美しい発射台。打ち上げ当日は3Km以上離れた場所まで退避して観望。轟音とともに宇宙に向かう姿を一度見てみたいですね。今回は元JAXA職員の方がガイドとしてついて下さり、詳しい説明を聞きながら見学できるたいへん濃い体験ができました

H-2ロケット 奥が第1段、手前が第2段機体

H-2ロケットの第1段エンジンLE-7
”H”は hydrogen(水素)、水素・酸素が推進薬。ロケット自体が大きいせいもありますが、エンジンは想像していたよりコンパクトな印象を受けました。この大きさで約90tもの推力を出すそうです。ターボポンプが見えていますが、いったいどれ位の流量と速度で水素酸素を噴射するのだろう、、、さらにブースタも2つ使って打ち上げ。まさに重力との闘い

打ち上げ管制室も窓越しに見学させて貰いましたが、ディスプレイ上の数々の情報が機密のため、写真撮影禁止でした

 

千座の岩屋

前回は岩屋の中まで入れたのですが、今回は潮が満ちていて×でした。でも亜熱帯に近い種子島での暖かい潮風と波の音だけでも、海のない北信濃人には至福

入口の駐車場に猫が3匹いました。7年前に来た時もやはりここに猫がいました。西に傾いた暖かい日を浴びて、のんびり

 

門倉岬

写真左隅の砂浜に、鉄砲伝来の起源となるポルトガル人を乗せた明の船が漂着した、と言われているそうです

岬から屋久島を望む

 

11月24日 夜  種子島の星空

宿泊したホテルのロケーションが良く、人工の明かりも避けることができたため、星空を撮ってみました。 使うかどうか分からないけれど、スーツケースに入れて来た三脚と雲台が役に立ちました

西の空に天の川と夏の大三角形

DATA  2024/11/24  21h07m   Panasonic LEICA SUMMILUX 9mm F1.7(1.7)  DC-GH6   Exp:13sec  ISO:2500  CT:2700K  NR-on  Kenko PRO SOFRTON CLEAR

実は、このレンズとカメラの組み合わせで、星空(星景)を撮ったことが殆ど無かったのですが、今まで使わなかったのが惜しまれるほどの透明感溢れる描写で捉えてくれました

カシオペアと北極星

DATA  2024/11/24  21h09m   Panasonic LEICA SUMMILUX 9mm F1.7(1.7)  DC-GH6   Exp:12sec  ISO:2500  CT:2700K  NR-on  Kenko PRO SOFRTON CLEAR

種子島の緯度は約30度、私の住んでいる北信濃は約37度、種子島で見る北極星はやはり低いところにあるな、と感じました

海岸と星空 

波の音をお届けできないのが残念です

DATA  2024/11/24  20h59m   Panasonic LEICA SUMMILUX 9mm F1.7(1.7)  DC-GH6   Exp:16sec  ISO:2500  CT:2700K  NR-on  Kenko PRO SOFRTON CLEAR

 

翌日の朝、同じ場所からの風景です

 

明け方近くの海

写真右上の明るい星は、おおいぬ座のシリウスです。この時よりも2時間ほど前なら水平線の上にカノープス(南極長寿星)が見えていたはず、残念。。

11月25日
高速船で種子島から屋久島に渡る

千尋の滝

近くからよりも、離れた展望台からのほうが山々も見渡せます

 

紀元杉

7年前の同じ場所

7年経過しても殆ど変わらず。この杉にとって7年間など人の1か月くらいの時間でしかないのかもしれません。この木がこの先いつまでも生きられる地球環境でありますように

 

11月25日 モッチョム岳の星空

夕方から天気が崩れ始めたのですが、何とか撮影できました

DATA  2024/11/25  20h16m   Panasonic LEICA SUMMILUX 9mm F1.7(1.7)  DC-GH6   Exp:11sec  ISO:2500  CT:2700K  NR-on  Kenko PRO SOFRTON CLEAR

翌朝は強い雨でした。亜熱帯から亜寒帯までの連続した世界でも類稀な生態系を保有する屋久島、雨が多い島でもあり、僅か1日の滞在で星空が見えたのは幸運だったのかもしれません

種子島も屋久島も、晩秋にもかかわらず道沿いにはハイビスカスをはじめとする南国の花が咲き、平地では暖かく同じ日本とは思えないくらいでした。 できればもっとゆっくり散策してみたい、さとうきび1本でも北信濃育ちには珍しくてしかたなくて、じっと見入ってしまいます

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今シーズンの本格的な積雪   2024年12月8日

2024-12-08 18:19:00 | 

昨晩からの降雪で、10から15センチほど積もりました。週末の天気予報で「降るぞ」と言っていたので覚悟はしていたのですが、今のところ大雪には至っていません。11月に整備を終えている除雪機も念のため試運転し、車庫で保管しているじゃがいもは保温箱に移して厳冬に備えました。

今日の昼間、こんな感じです

ヤマガラは元気いっぱい、しかし不思議な羽根模様ですね、綺麗だけれど目立つし、頭の付近は後ろから見ると覆面レスラーのようです

畑のブルーベリーの木、先日まで紅葉が綺麗でしたがすっかり雪化粧

下は8月の畑、奥がブルーベリーの木々。春夏秋冬四季があるのが温帯地方のよいところですが、あまりに雪が降るときには本当に春は来るのだろうか、と心配になることもあります。でも必ず来ますね

 

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カンボジア・アンコールワット遺跡 2024年10月中旬    2024年11月23日

2024-11-23 00:02:25 | 旅行

1か月以上前の10月中旬、カンボジアのアンコールワット遺跡群の見学に行ってきました。久しぶりの海外、遠くの存在でしかなかったクメール王朝の遺産を鑑賞させていただきました

 たくさんの写真をUPしました。飽きますので適当に流してご覧ください

 

 出発の前日、近地点を過ぎたばかりの紫金山・アトラス彗星に成田空港から会えました。肉眼では無理。。写真でやっとでした

10月16日

成田を出発して5時間半後、眼下にベトナム・ハノイの町が見えてきました。東南アジアは40年近く前にフィリピンに行って以来。アンコールワットがあるカンボジア・シェムリアップへは直行便がないので、ハノイで乗り換え

待つこと長い時間、さらに遅れて、約6時間後、ハノイを離陸、幹線道路が光の大河のように見えました。ハノイ空港は売店などが深夜まで開いていて、待っている間の飲み物などに不自由することは行きかえりとも無かったです

夜9時前、カンボジア・シェムリアップ空港に到着。昨年完成したばかりの新空港。着陸の際に外の風景をみても街の明かりがほとんどありません。旧空港は市内にあったが、新空港は遺跡を避けた場所に建設する必要があったため、市内から50キロ離れた郊外になったとのこと。なので空港の周りは住居も事業もこれから開発がされるようです。 カンボジアはビザ免除渡航対象国ではないので、ビザが必要(旅行社に代行依頼)、さらに入国カードの代わりに事前のe-Arrival登録が必要です。この時出力されるQRコードを入国の際提示する。。はずでしたが、係官に見せようとすると「要らない、指をスキャナにのせなさい」と言われて親指の指紋をとられました。考えてみればe-Arrivalカードにはパスポート番号が記載されていてそれが他の記載情報とともに登録されているはずで、それと実際のパスポートの照合ができるので「要らない」もまあ当然かな、と勝手に想像しました

 


10月17日

早朝 ホテルの窓からりゅうこつ座カノープスが見えました。日本では地平線ぎりぎりにしか見えず、見えると長生きできるといわれています

午前から遺跡見学です

最初に訪れたのは、Lolei Temple(ロレイ寺院)9世紀末に建立されたヒンドゥー教寺院、ロリュオス遺跡群の1つです

向こう側にある建物は仏教寺院

シェムリアップ市内から遺跡に向かう途中の水田風景。周囲の樹木は熱帯の種ですが、我が家も昔僅かですが米作りをしていたので懐かしい


 

Preah Ko Temple(プレア・コー寺院) 9世紀建立 ヒンドゥー教

修復工事中。砂岩と煉瓦の構造で1100年もの間、熱帯の風雨に耐えた先人の技術の高さには驚きです


 

Bakong Temple(バコン寺院) 9世紀建立 ヒンドゥー教

塔の直下にあるテラスからの眺望。かなり急な石段を登ります

ガイドさんに撮ってもらいました。遺跡は長い年月による風化が進み、また階段や通路は幾多の人々が通ったため減って不安定なところも多く、滑り止めの付いた歩きやすい靴の着用が必須です


 

Banteay Seri Temple(バンテアイ・スレイ寺院) 10世紀建立 ヒンドゥー教

この遺跡は彫刻がたいへん美くしく、中でも「東洋のモナ・リザ」と呼ばれる女性像が大変よく知られています。しかしこの像は二十世紀初頭に盗まれたことがあり無事に戻ったものの、以来像の周辺は立ち入り禁止となり遠くからしか見ることができません。。 

 

上の写真で印を入れてある部分が「東洋のモナ・リザ」 下の写真が望遠で撮影したもの。正面からしか撮れませんでしたが、近接で脇からならきっとさらに美しい姿が鑑賞できると想像します(近づけないのが残念)


 

10月18日

早朝 アンコールワット朝日鑑賞

前の夜大雨が降ったので、歩道はまだ濡れていました。その水たまりにも遺跡が写っていました


 

Beng Mealea(ベンメリア遺跡) 森に埋もれた遺跡


 

アンコール・ワット

内戦の際、ここは戦場にはならなかったそうですが、柱には弾痕が残っています

当時の言語。文字を読むために誰かが壁を擦ったものだそうです。勿論遺跡保護の観点から禁止です。 記載されている文章は当時のクメール語で、現在のものはより簡単になっているそうです。日本語も同じですね

天国と地獄

頂上に続く階段は角度が60度あり、現在は立ち入り禁止

笑う女性像


 

10月19日

Tonle On Gate(South Entrance)(アンコール・トム)南大門

門を貫通する通路は、象が通れる幅と高さになっているそうで、現代の大型バスは通れないため、小型車に乗り換える必要があります


 

Bayon Temple(バイヨン寺院)(アンコール・トム) 12世紀建立 仏教・ヒンドゥー教

なんと優しいお顔でしょうか

壁面の彫刻には、戦や軍隊ばかりではなく当時の生活についても記録されています。下の写真は、食料とするために女性が捕まえてきたすっぽんが前の男性のお尻に噛みついている場面です。ユーモアも壁画とする当時の人たちの感性の豊かさを感じます


 

Baphuon Temple(バプーオン寺院((アンコール・トム)  11世紀建立  ヒンドゥー教


 

ライ王のテラス


Ta Prohm Temple(タ・プロム寺院)  12世紀末建立

アンジェリーナジョリー主演の映画「トゥームレイダー」のロケ地としても有名だそうです

シェムリアップには、まだたくさんの遺跡があり到底数日ではすべてを鑑賞することはできないです。。。 3日間の日程はここで終わり。 もしいつかまた来れるなら

遺跡での鑑賞を終えて、市内へ行った際のスナップです。熱帯の水辺、10月中頃は雨期の終わりで、スコールもありましたが運よく雨に濡れることはありませんでした。日が差すと強烈な暑さですが、木陰に入るととっても涼しい、信じられないくらい涼しかった。不思議

案内をしてくださったガイドさん、お世話になりました。ありがとう

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穏やかな晩秋の一日   2024年11月21日

2024-11-21 23:50:00 | 風景

雪が降った昨日とは別世界のように、今日は朝から良い天気でした。けれど2,3日前までのような小春日和ではなく風は冷たい、洗濯物が庭で干せる今年最後の日になりそうなので、冬に備えてしまい込んだ物干し竿を急遽ひっぱり出しました

裏の林の木々は葉がすっかり落ち、冬の装い。 右の木は胡桃で、秋になると実がたくさん落ちてきますが、小さく堅いので残念ながら食べられません。左はイチョウ、11月初めには眩しい黄葉を見せてくれます(下の写真)

夕食後にベランダから撮った冬の星座です。 いつの間にかこの時間帯で既に東の空にオリオン座が昇り始めていました。時の移ろいは早いです

電柱や近所の屋根に自宅の桜の枝など、構図も何もあったものではありません(汗  電柱のちょうど向こう側にオリオン座、左上のひときわ明るいのが木星、そしてその上がすばるです

DATA  2024/11/21   21h03m    Panasonic LEICA VARIO ELMARIT 8-18mm (8mm)   GH6     F2.8  18sec  NR-on

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