家を出る前から風が強かった。途中の道中でも車が持っていかれそうになる強い風が吹いていたので、これはさぞかし中島は風が強いと思っていたが、
朝の中島は拍子抜けするほど穏やかで、真冬の服装がちょっと大げさかなと思えるほどだった。すぐに右岸に渡り、no futureさん、OKBくん、YSTさんに挨拶する。
YSTさんは鉄板ポイントを確保していたので、その下に入れさせてもらう。no futureさんは始めたばかりだが、他の二人はすでに釣果を上げていた。
YSTさんが浮き釣りでモップフライを使っていたので、私も真似てみることにした。今日はマーカー釣りがよかったです。
最初の当たりはスレ掛かりでノーカウント。沈み岩の後ろを流すと来ましたドボンドボン。こいつはドボンドボンだけでなく走る。面白い。
これがやりたくてここに来ているんですね。グイグイ引っ張っても、走られてまたやり直し。楽しいです。しかし、時間的には3分と掛けません。
ジャスト60センチ。銀ピカのロナルドソンなので走りが強いです。走られて止めに行かなければどこまでも走りそうな感じです。そのやり取りが実に楽しいです。
しっぽがもっとしっかりしていたら、やり取りはもっとたいへんだったでしょう。取り込みに時間を掛けないようにしているのは、元気なうちに取り込んで元気に帰ってもらうつもりでやっていますが、
こいつは私の足元でしばらく休んでいました。30分ぐらいして足元から大きな魚が逃げていったので、走ること自体が体力を消耗するのでしょう。
その後中々当たりが出ない、OKBくんやYSTさんは釣果を順調に伸ばしているのに、私は午前中もう一度当たっただけだ。大きそうだったがグイグイ引っ張って、引っ張る手を休めたときにバレてしまった。
グイグイ引っ張って付いてくるなら、引っ張り続けないとだめですね。
昼寝をしてから午後も右岸に入る。珍しくNTOさんが右岸にいたのでその上に入れさせてもらう。午後から気温は急激に低下し、真冬の服装が正解だった。
NTOさんが鉄板ポイントを譲ってくれた。モップフライのウェットで一つ取ったが、当たりが中々出ないので、浮きを付けてマーカー釣りに変更する。
このほうがポイントを攻略するには、流しているところがはっきりしていい。40台を2つ追加、モップのスペシャルバージョンでも釣れましたね。
エボレスのスペシャルバージョンもいいです。4時ぐらいにマーカーがはっきりと上流に移動して、合わせはバッチリ。大きな水しぶきとともに一回ジャンプ、これはしのいだものの、次のジャンプは
巨大な魚体が宙に舞ったかと思ったら、降りたときにはティペットがウェイトスイベルの下で切れていた。遠目から見ても魚体の大きさは半端ではなかった。悔しー。またやられた。ジャンプする魚は気をつけないといけない。ジャンプしたときにラインを緩めてやる必要がある。きっとグイグイと引っ張っていたのだと思う。目に焼き付いた魚体の大きさからすると、その重さで切られたという印象だ。魚の重みでティペットが切られるなんて、熱くなってしまいますね。掛けるところまでは行っているが中々取れない。気温は寒いが、気持ちは熱い。この次は取るぞー。
今日は終わってしまいました。未練がましく5時までやって終了です。寒い一日でしたが、鉄板ポイントは熱いです。