啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

至仏山の花1「タテヤマリンドウ」

2011-09-01 07:59:32 | 山野草

花(植物)の種類がなかなか覚えられない。覚えたつもりでも直ぐに忘れる。種類が特定できないと図鑑やネットで調べる。ところが、かえって難しくなるような専門用語も多い。“根生葉(地面にくっつく状態で立ち上がらない葉”“越年草(秋に発芽し、冬を越して花を咲かせ、種子を残す)”・・・など。当ブログで勝手に使っている「草丈」はその植物の根元から花までの高さのこと。「花径」は花の直径のことです。今日から、至仏山に咲いていた花を何種類か紹介してみる。

「タテヤマリンドウ」はリンドウ科の“越年草”。高山植物でハルリンドウの変種とされている。一般的な開花の時期はもう少し早いのではないか(6-7月?)と思う。至仏山の小至仏に近い草原では8月末に数株がみられた。笹を追い越して花茎を伸ばしているので“草丈”は15センチほどになるのではなかろうか。5弁の青紫色の花が可愛い。“花径”は1センチ強。ハルリンドウの高山型変種という。

今年の春にフデリンドウと良く似ているハルリンドウをかなり熱心に探したが、見つからなかった。コケリンドウを丹沢で撮ったので、春のリンドウ4種のうち残すはハルリンドウのみ!!
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