
天候がしばらく回復しそうに無いので、台風が来る前にと思い大根と葉モノ野菜の種を蒔くための畝作りをしたが、大雨で田んぼ状態となり、水の中に沈んでいる。今日も降り続きそう。
「イワショウブ」はユリ科の多年草。亜高山帯の湿原など、本州の日本海側に多いという。至仏ではオヤマ沢田代から小至仏への木道脇にポツポツと咲いていた。周囲の草より高く花茎を伸ばして良く目立つ。花が開く前は少し赤みが買っているが、開花する頃には白が優先する。地味な花だが何だか気にかかる存在。花茎の上部から花柄に書け腺毛がありネバナバした液を出す。小さな虫がくっつくことからムシトリゼキショウの別名もある。草丈は20-40センチ。
ユリ科とは思えない花の姿(別の分類もあるようだ)をしており、ニラやラッキョウの花などにどこか似ている。根生する葉の形がアヤメの葉に似ており、先が尖って10-20センチ。ハナショウブの葉にも似ているから?この名がついたのだろう?