啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ハクセキレイ」と「セグロセキレイ」の違い

2013-02-15 11:34:44 | 野鳥

“土筆が芽を出した”というTVの映像を何回か見た。阿蘇の方と深谷市の絵が記憶に残っている。“南向きの風の当たらない場所なら藤岡近辺でも・・・”と思って昨日、鮎川の堤防沿いを探してみた。川沿いの木の枝ではカワセミ。南側の土手ではツクシを探して目を凝らしたのだが・・・両方ともアウト・・・でした。ただ、コオニタビラコやタンポポ、菜の花、オランダガラシ(クレソン)など緑色を増しており、春の気配を感じました。

野鳥の写真を撮るようになって、セキレイにも色々な種類があることを知った。依然は大半が「セグロセキレイ」だと思っていたのだが、ほとんど似た形容の「ハクセキレイ」が居ることを知ったのは昨年。必要のない方には“ほとんど意味の無いこと”だが、両種の見分け方がある。顔というか頬が白く、口ばしの方から目を貫き黒い線が走っているのはハクセキレイ。頬が黒く、目の上辺りを白い線が走っているのがセグロセキレイ。背面の色が見分けのポイントと思っていたが、両方とも背中は黒っぽいし、ハクセキレイの幼鳥や冬羽はグレーぽいので簡単には見分けられない。



「ハクセキレイ」は上里町・神流川の川原で撮った。「セグロセキレイ」は昨日、鮎川の川沿いで出会ったもの。両方とも至近距離で撮った割にはピントが甘いのが残念だが、種の区別のポイント(頬の色)ぐらいは確認できると思う。
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