
鷺にも色々な種類があり今まで何でも“シラサギ”と思っていたものがダイサギ、チュウサギ、コサギの分類されていることを知ったのは昨年。まだ明確に区別するのはおぼつかない。この辺では田んぼや用水路周辺、川辺などに良く見る野鳥で、普段は余り動かないため写真を“撮りたくなる鳥”ではない。ただし、優雅に空を飛ぶ姿なら興味が出る。神流川沿いの細い用水路の脇でヨシの原の中から“ふわりフワリ”と飛び出してきた。無我夢中?でというか、当てずっぽうでシャッターを押したが、何とか写っていた。
「ダイサギ」はコウノトリ目サギ科の留鳥。シラサギの中で最大でこの名が付いている。先日掲載したアオサギとほぼ同じ大きさ。体長は90センチほど、羽を広げると130センチほどになる。羽はほぼ全体が白。長い足とクチバシがある。クチバシは夏羽の影響でで黒く見え、冬は黄色に見える。
人の気配を感じて飛び立っても“フワリ~ふわり”とノンビリしている。目立つ色で動作がスローな感じだが、鷲や鷹に追いかけられたらどうするのだろう。結構な数が生きていると言うことは、問題無いのであろう。事あればピシッ!!!と動く。誰かのように・・・。