啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ツユクサ」

2016-07-02 10:47:33 | 山野草
 「ツユクサ」  ツユクサ科
 雑草といえば雑草、しかも地を這い、どこまでも伸びてゆく。草むしりをするときは、手こずる草なのだけれど、この鮮やかなブルーは目が覚める美しさ。一枚の花弁の径は、およそ1cm。二枚の花弁が絶妙な感覚で広がり、しかも長い雄しべ3本、短い雄しべ3本と、みればみるほど興味深い。ちょっと見ただけではわからないけれど、花弁の下には、透き通った白い3枚のガクもある。濃い緑の葉、涼しげで鮮やかなブルーの花、雄しべの黄、あまり好かれない草だけれど、当方、好きな花だ。早朝、それこそ、露のある間に花を咲かせ、昼頃には萎んでしまう一日花。庭から一輪切り、花の観察をしていたら、すぐに葉が丸くなり、元気がなくなってしまった。カメラをかまえていたら、どこからともなくハチが・・・。私が動いていようが、シャッターを切ろうが、全く無頓着。何の危機感もなく、一心不乱に仕事をしている様子をカメラに収めた。
コメント (2)
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