啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ワレモコウ」

2016-07-17 10:01:30 | 庭の花木
 「ワレモコウ」 バラ科
 湿度が高く、スッキリしない空模様。洗濯物も乾かず、うっとうしい気分にもなるが、しかし、良い所もある。地面が充分に水を吸っているので、草を根こそぎ退治できるし、蚊に刺される確率も比較的少ない。数日前の、肌を刺すような陽ざしに比べれば、外での作業はありがたい。
 ワレモコウは、秋を告げる植物というイメージが強いのだが、気がつけば、“今が盛り”とばかりに庭を彩る。個体は、ヤクシマワレモコウ。これから、本格的な夏の到来というのに、もう秋の草。決して、派手でなく、色も地味目で、目立たないのだけれど、草原で出会うと“あっ ワレモコウ!」と認識する。ネーミングに魅かれるのかな?その花をみれば、その花にまつわる歌とか思い出など、自然に浮かんでくるが、ワレモコウも何だかせつない思い出だ。
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