啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「春の届け物」

2021-03-04 10:25:34 | その他
「セリ」
 水田のいつものあぜ道に、いつものセリ。柔らかな茎と葉。それらが、人目に付きにくいように、枯れ葉が覆いかぶさっている。枯れ葉をかき分け、根っこをなるべく切らないよう注意して、ほんの一掴みほど頂く。栽培物も、それなりに味わいがあるが、やはり自生しているセリは、苦みが強く、香りも歯触りも良い。長期間地中でためていたエネルギーが、ほとばしっているような気がする。そのエネルギーを食するのだから、身体にいいこと間違いがない。冬にため込んだものを、苦み成分が浄化してくれるのだろうか。せりに混ざって、ツクシが1本顔を出していた。ツクシは食べた記憶がないが、今年こそは試食してみようかしら。
 春先は、ふきのとう、たけのこ、その他山菜のおいしい季節。食物の若芽をたくさんいただいて、一歩前へ。
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