啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「弥生 3月 さくら月」

2021-03-01 15:59:54 | 庭の花木
「ハクモクレン」
 あっという間に3月。月日の経つのは、実に早い。何もしていなくても、1日1日と確実に、月日が去ってしまう。本日は、県内の高校では卒業式。知人が勤務する、埼玉県の高校でも、本日は卒業式なのだが、今年は感染症の関係で、その様子はリモートで、各家庭へ配信されるという。従って、会場には一人として保護者はいない。数台のカメラを設置し、様々な角度からの映像を送るというのだ。生徒たちもマスクをつけ無言。卒業証書授与の際に、担任から呼名されても返事もできないし、校歌を歌うこともないとのこと。過去に一度の経験もなく、生徒にとっても、保護者にとっても生涯忘れられなく、そして歴史に残る1ページになってしまったことだろう。
 春弥生、ハクモクレンの蕾が膨らんで、白い花びらの一部が顔を出してきた。天気予報では、明日は雨だが、これからは一雨ごとに暖かさを増してくる。一方、北国では、山や野が雪化粧を落とす日が近いのではないだろうか。いよいよ、草や木も躍動の季節。そして、月末を待たずして、桜がほころび始めることだろう。
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