小田急電鉄が車体に『ドラえもん』など藤子・F・不二雄のキャラクターを描いた電車のデザインが東京都屋外広告物条令に抵触していると指摘されたので9月一杯で車体から姿を消すことになったようだ。24日川崎市の『日本民家園』見学の帰りに偶然乗ったドラえもん電車、満員だった。ホームでは電車を携帯で撮る親子連れや若者で発車までの数分賑やかだ。『川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム』が小田急沿線にオープンしたので『盛り上げるために』計画したもので広告代など取っていないし、版権管理者にキャラの使用許可を得た独自の企画だったので『広告』に当たるとの認識がなかったので当然許可をとることに気付かなかった。車体にキャラクターの絵が書かれているだけでミュージアムオープンなどの宣伝の文字は一字もない。しかし都都市整備局は『一定のイメージを伝達するものは全て広告に当たる』しまたスペースも10%を越え13%だから違反と判断したと言う。お役所仕事の典型的な『杓子定規』の融通のなさ。折角子供達が喜んでいるんだから少々大目に見ても良いのではないか。規制すべきと感じるようなワイセツ看板が堂々と掲げられている盛り場などには大甘だ。ただ今回の東京都の指摘で藤子・F・不二雄ミュージアムが川崎市にオープンしたのが天下に告知されたのは『怪我の功名』だった。