移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ
2018年8~9月の旅行もやっと
フレーザー島まで来ました。
遅いランチ後、ホテル周辺散策。
桟橋の入口に位置するのは、
サンセットバー
夕陽フェチの夫の目がキラリン
そのままフェリーを降りた桟橋へ。
その昔トロッコのレールが敷かれ
ていたのか、ホテルのカート用の
補強なのか板が敷かれています。
木造のせいか周囲に溶け込んで
馴染んでいるように見えます。
ビーチの端で結婚式の真っ最中
桟橋の上から望遠でギリの距離。
ウェディング・オン・ザ・ビーチ
なんてオーストラリアらしい
きめ細かい美しい砂紋
貝殻や流木がない砂だけのビーチ
ここが砂の島だなんて信じがたい。
と思いながら歩き始めてすぐに
砂島のリアル
風雨で砂が流され、樹木も一緒
に崩れていくのが見てとれます。
白骨化したような真っ白な幹
木が斜めに生えている場所も。
ビーチにぽつりぽつりとあった
樹木の化石
木の根元の部分だけが残され
化石というだけあって石です。
黒く岩のように残った部分が
そうで倒れたまま化石化したり。
一方で砂の中から力強く芽生える
新たな命
海水の中でも育つマングローブ
無数の針は根で、空中に突き出す
ことで必要な酸素を摂取できます。
一度枯れた木からひこばえが
生えてきたように見えます。
根は砂と海水の中でも生きていた
ひこばえは「孫生え」
厳しい環境を生き抜く身動きの
とれない植物の強さを見る思い。
砂ごと崩れて消えゆく木と
波に洗われても残る木と。
2018年9月のフレーザー島上陸。
いよいよ旅のハイライトです
桟橋から徒歩で5分ほどの
キングフィッシャーベイリゾート
すべてが大きいオーストラリア。
大きいだけではないカジュアル
スマート。ここはエコでもあり
スタッフの制服がレンジャー風
こういう遊び心も好きです
訪れた直前まで、ここはアコー
ホテルズだったので表示が残って
いましたが、すでに豪州資本に。
建物はロッジ風で部屋は意外にも
和テイスト
障子風ドアを閉めるとさらに和
バス・トイレは外が見えても
外からは見えない解放設計
お腹がペコペコでホテル内の
プールサイドのサンドバー。
ヤシに覆われたプールを眺めつつ
やーっとコーヒー
そして超~遅めのランチ
この時点で2時半でした。
シーザーサラダがあれば満足
夫は旅先ではバーガー
です。
(※家ではビーフが出ないから?)
ウランガン桟橋を出た後は、
いよいよ旅のハイライト
フレーザー島へ
ハービーベイの対岸になる
長い島。国内6番目の大きさ。
ハービーベイからクルマで約
20分のリバーヘッズという所。
バスから何から、み~んな
フレーザーで、このロゴ
キングフィッシャーベイリゾート
ここがフレーザー島観光を一手
に担っており、島への足も宿泊
も、ほぼここ経由になります。
このカーフェリーで50分です。
でもほとんどの観光客はクルマ
を埠頭に停めて乗船します。
島の走行は四駆のみです。
なので下船するクルマも数台。
リバーヘッズを後に出航です
乗り込んだクルマも数台でした。
カタマランヨット
帆の色がステキ
天気もよく海は穏やか。
オンシーズンの初めの時期で
乗客はこれぐらいでした。
(※フェリーは1日4本)
長い桟橋が見えてきました
木々の間に見える真っ白な山
それもそのはず。フレーザー島
は世界最大の砂の島なのです。
砂の上とは思えないほど緑豊か。
桟橋に迎えのカートが来ています。
ここでも釣りをしている人たちが。
接岸してまずクルマが下船。
船に乗ったり島に着いたり
旅行気分もMAXで
フレーザー島上陸
2018年8~9月のサンシャイン
コースト旅行でやってきたのは
そのお隣のフレーザーコースト
でした。3年経ってやっと理解
少年と魚が肩を組む銅像の後に
全長1,124mのウランガン桟橋
1917年完工。砂糖、石炭、木材
輸出のために建設され、2000㌧
級の貨物船に対応していたそう。
築100年の1キロ以上の桟橋とは。
オーストラリアらしいスケール。
かつてはここをトロッコが走り
最盛期には年間10万㌧の石炭を
輸出していましたが、1980年
にはすべての輸出業務が終了
90年代から補修工事が本格化し
2000年代以降は桟橋公園に。
今では太公望の憩いの場として
老若男女に愛される場所になり
土曜日だったせいか大盛況
釣った魚を処理する台もあり
家族連れ、仲間連れ、独りで
電動車椅子でと、みなそれぞれ。
1日がっつりいる人が多いのか
みんなの道具立てがスゴい
手作り感満載だったり、
コンパクトにまとまっていたり
思い思いの装備でやってきます。
このコは自家用三輪車で飲み物
を買いに行ってました。
往復2キロの距離ですからね
そんなヒトの営みを見下ろす、
セグロペリカン
外灯の上に1羽ずつ
ペリカンが止まるのを想定した
頑丈なパイプでできています。
なんとも長閑で平和な光景
子ども時代の思い出としては
最高の経験と眺めでは
辺りの景色は限りなく美しく、
ビーチ沿いにはホテルも。
カフェでコーヒーを飲み
ながらずっと考えていました。
私はビーフ
がダメだし、
(↑ビーフソーセージ)
目を付けていたカフェよりずっと
安く朝ごはんが納まったし、
こちらはメニューフード中心
だったように記憶しています。
それなら・・
20ドル札を握りしめ、先程の
『オールドメンアンリミテッド
ハービーベイ』のブースに戻り
リーダーに「食パン代にして」と
手渡すと、一瞬驚いたようです
がすぐに意味がわかったらしく、
「ありがとう。いいのか?」
と神妙な顔で言いました。
「おい、寄付があったぞ」
と後にいた仲間に言いました。
数人が集まってきて、ろくに口を
きいたことさえないかもしれない
観光客以外では珍しいアジア人に
「ソーセージ食ってけよ。」
「コーラはどうだ?」
と両手に何缶も手にしている人も。
コーラも彼らの商品でした。
「ありがとう。ビーフは食べられ
ないし、コーラも飲めないのよ💦
その気持ちだけで十分だわ
」
と、逆に感激する歓待ぶりでした。
私も長年のNZ暮らしで、何度か
ソーセージシズルなど募金集め
にかかわってきました。
(※高校生だった長男の部活の
遠征費調達のソーセージシズル)
私の
スシ・シズルも同時開催💦
今や懐かしい思い出です
1つ1、2ドルで売るので、100本
売れたら1万円前後の感覚です。
(※これはいつかのNZの写真)
サンデーマーケットでブースを
構え、お揃いのポロシャツで
がんばる70代の御仁たち
独り身の高齢男性の最大の問題
は話し相手がいないなどの孤独
だそうで、女性に少ない問題を
抱える人が多いと言われます。
いくら売れるか以上に、みんな
で集まって一緒に何かをする事
がとても大事
に思えました。
最後にリーダーとがっちり握手
を交わしたら、皮手袋のように
硬く、分厚く、大きい手でした。
何十年も使い込んだ頑丈な手
美しい町でいつまでもお元気で。
(※沖合に見えるフレーザー島)
2018年8~9月のサンシャイン
コースト旅行でやってきたのは
クジラで有名な
ハービーベイ。
ホテル前のマリーナにも商業
ボートやクルーザーが停泊し
みんなクジラを見に行くのか?
ここはフレーザーコーストと
呼ばれ、サンシャインコース
トの真隣に位置しています。
ハービーベイとメアリーバラを
中心とし、ハービーベイは対岸
のフレーザー島に渡る拠点です。
この日は土曜日で青空マーケット
があったので行ってみました。
正式名称は
ウランガン桟橋公園
マーケットで、土・水開催です。
フレーザーコーストは人口1万人
広くても経済規模は小さい港町
サンデーマーケットも地元民向け
でなんともまぁ素朴で微笑ましい。
ぬいぐるみ専門店
並べるのも大変そうなスゴい数
でも動物好きにはたまらない
可愛いコに出会わないよう足早
に通り過ぎることにしました💦
自家製のジャムやチャツネ
家庭菜園の野菜や鶏の玉子とか。
気候の良さや物価の安さでリタ
イア組が多いらしく高齢者多数。
こちらも手作りの店
でした。
ソーセージシズルをやっている
ソーセージシズルとはソーセージ
サンドのことですが、義援金目的
でやっていることが多いのです
『オールドメンアンリミテッド
ハービーベイ』ということは、
地元の高齢男性協会らしく、
母体は退役軍人協会なのかな?
ソーセージを焼いていたのも
全員70代とみられる男性たち
さっそく夫がげっとしました
残念ながらビーフソーセージで
私は食べられませんでした
リーダー風の男性と話すと、
「元船乗りだったり、元港湾
労働者だったり元軍人だったり
ここには独り身の高齢男性が多
いんだよ。こうやってみんな
で支え合って生きてるのさ。」
ということで男ばかりで甲斐
甲斐しく立ち働いていました。
このカフェに目を付けていたの
ですが、戻ったら行列で断念。
(↑行列が苦手な2人💦)
マーケットを出た外のカフェ
コーヒーとスコーンかマフィン
かスライス付きで5.50ドル
日本円ならワンコイン感覚
チーズスコーンとコーヒーで。
店内にはカラフルな絵があり、
値段があって売り物でした。
さすが、クジラの絵が多い
小さな町ですから観光客から
の収入は大事なのでしょう。
2018年8~9月のサンシャイン
コースト旅行。
郵便局での大仕
事を終え北上し始めました。
真冬なので日が短く、すぐに
夕闇が迫り、これで6時台
NZでは見ない巨大トラックに
大陸が感じられ、新鮮でした。
3時間近くかけて目的地に到着。
ホテルにチェックインしても
真っ暗で何も見えません💦
オフシーズンのせいか最上階
にアップグレードされました。
ジェットバスから寝室を超え
海が見えるロマンチック設計
穴が開いているのが落ち着かず
ロマンチックが止まる私たち💦
右手に灯りが見えたのを頼りに
やってきたのはアジア食の店
らしくない内装にビックリ
白人の店員がいるのもNZにはない
このまま結婚式もできそうで、
確かにアジア人ウケする内装か。
食事はアジアのチャンポンで
キッチンには本場を知る移民第
1世代がいなそうな雰囲気
左はラクサでした。
一夜明けて
こんな場所にいました
前夜のコレは
翌朝のコレでした。
マリーナの水路の正面に面した
最高の部屋
だったのも発覚。
ここは
マントラ・ハービーベイ
投資しているホテルにマントラ
があるので株主優待のような、
オーナーメンバー特典があり
ときどきこういうラッキーも
やって来たのは、サンシャイン
コースト空港から約200キロの
ハービーベイという場所でした。