自分で気付かなきゃ

本日の天気はと

なんかねー。

ワタミの会長さんの話を目にするたびに、

「あぁ、こーゆー感覚、昔はあったなー」

と思うことが多くなりました。

おっしゃることはごもっともで、20代～30代の方々はとくに部下や同僚への諭し方や叱り方があんまし得意じゃないし、受ける側はそれに輪をかけて自己防衛や正当化傾向が強すぎる。

どこかで逃げ道を塞いであげないと、本当の意味で自分自身を省みる作業をしようとする方向にいかない。

「ヒトを育てる」って意味で言えば、それはスゴク重要だということを、わたくしめ自身が経験してきております故、スっとね、入ってまいります。

んが、全部ではないにせよ、いまの世の中、そーゆー局面に置かれなくても、するするぅっと生きていけちゃう面もあったりするんで、これが彼らをミョーに勇気づけちゃったりします。

わたくしめなんぞも、あるときを境にガミガミ言うのをキッパリやめちゃいました。

何れ、苦労に出くわすであろうときが社会で生きていれば必ずやってまいります。

その前までは「それ見たことか」という気持ちになる自分がイヤなので、本人のためと思いアレコレと苦言を呈したり怒鳴ったりしたモノです。

でもね。

たとえは悪いけど、それって新興宗教にまさにハマってる最中の方をつかまえて「キミはだまされてるんだ！」と説いてるのと同じで、んなモン、相手の耳には入ってもココロには入らないのよ。

そーゆーふーに気付いて以来、まぁ、相変わらず小言みたいのは言うには言うけど、ムダだと思って強くは言わなくなりました。

その代り、自分の胸の中だけで「あぁ、申し訳ないね。オレにはキミを救えないよ。神様ごめんなさい。」と御祈りするようにしております。

怒ったら損とかいう考えがゼロとは言わないけど、ある意味、的を得ていますよ。無駄って意味で。

自分で気付く以外、本当の意味で気付かせる方法ってのはないと思います。

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