理念のズレ

本日の天気は

先般、民事再生法の適用を申請した山形・銀山温泉の旅館「藤屋」。

例のＣＭで有名になられたジニー女将でご存知の方も多かったことでしょう。

経営難の要因は諸説言われてますけれど、おそらく「理念のズレ」という一言に集約されちゃうんじゃなかろうかと思われます。

女将は当初より近代風デザインへの大改装には猛反対していたそうですし、そのような表面上のモノ全てがエッセンシャルな部分より発せられていることに気付き、そこのズレの解決なしには持続困難と判断したんだろうと。

ま、推測でしかないんでね。本人達じゃないと真実はわかんないけど。

よく考えると、普段「ん？」って思う行動や考え方を取られている方々やシーンに直面するときって、大抵はその根本が明らかに自分とズレてるっての多いですね。

勿論、反対に相手もそう思ってるハズだし、自分がダメダメなときも多いんです（いや、もしかすっとこっちがワルイことの方が多いのかもしれんが）。

でもって、それが単純な日常レベルでの話しで留まっている間は大きな捩れを生み出すまでは至らないけれど、徐々にエスカレート、もしくは妥協の幅を広げすぎた場合、エライ結果につながりかねん、なーんてね、思っちゃいました。

だって、リンフィールド大を御卒業されている才女が、アレだけ日本の文化や日本人そのものへの理解を深めていた中で起こったことですから、そりゃぁ、起こるべくして起こったと考えるのが普通でしょう。

単に合わなかったってことじゃなく、理念のズレ、これに尽きます。

よく会社とかに訓示とかあるけど、アレってホント、大切だと感じます。

われわれ不動産鑑定士にも以下の遵守すべし五訓ってのがございましてね。



一．良心に従い、誠実に鑑定評価業務を遂行しなければならない。

一．専門職業家としての誇りと責任感を昂揚し、安易な妥協をしてはならない。

一．自己の信念に基づいて行動し、公正中立の態度を堅持しなければならない。

一．職務上知り得た秘密事項については、正当な事由なく他に漏らしてはならない。

一．常に能力・資質の向上をはかり、自己研鑽につとめなければならない。


少なくとも、そこにズレが、あってはならないのです。はい。

さっ、今日から地価調査。がんばりまふ。

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スクエア

本日の天気はと

あのぉ・・・。

こう言われましても、わたくしめとカミさんはスクエア（ぶつかる相性）なんですが・・・。

分かり合えないことは、まぁ、たしかに多いかもしれませんけど、そんなモン、本当のところは分かり合えないでしょ？普通。

「ただし、その都度、2人がお互いの妥協点を見つける努力をすれば、強い絆を結ぶことができます。」って最後に言ったら、「じゃぁ、どれも当たってるってことになっちゃうじゃん！」っちゅーツッコミ入るっしょ。

なんなんだよ。いい加減だなぁ。

ん？

でも、同じ『鑑定』ってことで考えると、たしかに自分でもどっちとも取れるところで逃げを打ってる、なーんてことやってないかしらん？

いやー、あるかも。

てか、逃げってワケでもないけど、こーゆーケースの場合は違った結果になりますってな具合に、やっぱ同じように但書のコメント入れることあるわ。

すいません。正直、申し訳ございません。ありました、わたくしめも。

そっか。つーことは、「いい加減だなぁ」ってわたくしめも思われてるってことよね？

反省しました。

なるべく曖昧な表現をしないよう、決断・判断でキッパリいこうと思います。

たださぁ。

なんでまたこうした占い師に

「私の生きる使命は？」

とか、

「何のために働くの？」

とか、

「私の天職は？」

とか、

「いま転職してもいい？」

などと尋ねるワケ？

それこそアンタ、わたくしめとはスクエアな関係だわさ！

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快適な時代

本日の天気はと

わぉ！↓こんなサービスあるのね！




スキャン費用が100円/冊っていうけど、これ自動でやんの？手でやんの？

あっ。でも、これ本だけなのかなぁ？資料とかやってくんないのかしらん？

そーいえば、一番最初に個人事務所として独立したての頃、資料の保存用にスキャナー買ったんだけど、結局、そのスキャン作業自体がエッライ大変で使わなくなっちゃったの思い出した。

サーっとできればイイんですけどね。そうはいかないですから。

結局、デジタルデータとして保存すんのが面倒臭いモンについては、紙ベースにて別個に保存してる関係上、弊社キャビネットはいつでも満杯状態。

ちょっと手が空く時期にチョビチョビと処理してくっていうやり方でなんとかここまで凌いできております。

なんかもっともっとデータでのやりとり増やしてった方がイイと思うんだけど、なっかなかそうもいかないことが多いです。

そんな中、こーして本をデータ化できれば、いや、こりゃ持ち運べるわ見やすいわで便利よね。

DSで小説のヤツもってますが、アレいいもん。

ところで、鑑定評価基準とかの勉強も予め二冊用意し、一冊は現物の本で、もう一冊をこうしておけば、いつでも見れるしいいんじゃないの？

一冊100円なら、効率よく身につくこと考えればやる価値あるかも。

にしても、学ぶにも、快適な時代になったモンよねー。

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稲穂だな

本日の天気はと

実るほど頭を垂れる稲穂かな、とはよく言ったモンでしてね。

実際のところ、謙虚にならんことにはわからんモンだらけの世の中なんで、ちぃとも前にも横にも進めまへん。

とくに、わたくしめなんぞよりも、もっともっと若い世代の方々は何から何まですんばらしい技術や能力や可能性を秘めていらっしゃるワケですから、ただ老いていく我が身を考えれば、そりゃぁ平伏すしか手はないんですモン。

もっと言っちゃうと、これから先、ビジネスモデルを構築するに際して、今までヨシとしてきた考え方をモロ踏襲するっちゅーやり方はまったくもってして通用せず、なおかつ、単なる「発想の転換」なんかっちゅーアマっちょろいシロモノではなく、「発想を刻々と転換させる」必要があるんだろうと。

結局、目標としているところがズレてると、いくら努力したって達成することは出来ません。

そう。ズレる可能性があるんですよ。ムダな努力ってヤツ。

次元がどんどん変わってちゃうんで、その変化についていけるよう、毎日毎時間、昔風に言えばアンテナ張りつつ、方向だけはフィットさせなきゃいかんってことなのよね。

その大前提として、今を知るということ。

そのための我武者羅さ、謙虚さが無ければ、いくら頑張ったってすべてパーです。

努力は必要ですが、ベクトルを見誤らないためのアクションや、その元となる精神がなければ元も子もございません。

こーゆーことが、いまは大切なのよね。

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ワンダーランド

本日の天気はと

ね？

中学生までの子供1人当たりが月1万3000円、来年度からは月2万6000円ですよ。

いやっほぅ！バンバン産んじゃおう！

なーんて、なるハズ、ない。

このために増税しなきゃなんないわ、赤字国債発行しなきゃなんないわ、挙句の果てには、子供がいらっしゃらない世帯が負担しなきゃいけないわで、どうなんすかねぇ？

我が家なんかも年収ザックリ低いけど、そんなことされてまでしてカネ欲しいなんて思わないけど。

しかも、その財源はってぇと、扶養控除や配偶者控除なんかの廃止と引き換えっつーじゃない？

ウチなんかも50歳過ぎたくらいに、ドーンと重い負担がのしかかってくるのは必至な状況でしょう。

さらに、その年齢に至るまでの間は、所得税と住民税の増税だ。

もっとさぁ・・・。

本当に生活、困ってんだよね。マジで。

少子化にしろ景気にしろ、もっとカネの節約とココロの余裕のもたせかたあるでしょ？

なんでこんなに働けどハッピーになれないのか。

不思議な国ですよ、まったく。

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可能性を探し当てる

本日の天気はと

いやぁ、帰ってきたぁ～。やっぱ日本ってエエなぁ。

やらにゃぁイカンことが山ほどあるでの。がんばんべぇ。

そーいえば、先日亡くなった木村コーチが最後の講義で

「投げ出す前に、自分自身を知って可能性を探るのも必要ではないか。」

っておっしゃってましたけど、本当、そのとおりだと思います。

自分もハッキシ言って、優秀なワケではなく、どっちかっていうとオッチョコチョイでしょっちゅーミスを犯す人間です。

でも、一方で、我慢強さっていうんですか、けっこー修羅場とか苦行めいた境遇を潜り抜けてきた経験が幸いして、ワリとピンチになればなるほど落ち着いてくるっていう面を持ち合わせております。

ですんで、決してユーティリティじゃないし上も目指さないけど、困ってるヒトは助けたいし、助けられるぜっちゅーヘンな自信だけは満ち溢れております（ま、それでもガチでダメなときはハッキリとダメ、ムリっていうけどね）。

自分に出来そうなことはなにか？

そーゆー意味では、意外に、いまの状態は自分にとってイイ線いってんのかもしんない。

ちょっとでも背伸びをしようとしてたら、もしかすっと逆に他人に迷惑を掛けちゃうよーなことをしでかしてたんじゃないのかと、ちょっと考えるとビビリます。

おそれずチャレンジすることは大切です。

でも、考えも経験も、そして策略（戦略なんちゅー緻密なモンじゃなくって）なしに執り行うのは危険きわまりなく、何事も順を追って踏み込むべきです。

最近、「ないたい自分にすぐなりたい」って若い方が多いですが、そうなれる商売とそうすぐにはなれない商売が現実的にはございます。

単にノンビリ進むんじゃなく、一生懸命、ゆったり進むことがとても重要なのです。

それがコーチのおっしゃった「可能性」を探しあて得る秘訣かと存じます。

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そのほうがコワイ

本日の天気は

「正当な裁き」。

日本であろうと、彼の国であろうと、納得がいくように裁かれたいって思うのが人情でしょう。

つーか、どうすんのよ？裁判が間違ってたら？

「内政干渉」っちゅー言葉で政治的に終わらすのはいとも簡単ですが、それで人一人が死ぬんですからね。

結局、死刑の是非に話題が向いてしまったままアノ話も執行も終結しちゃったんで、そこんとこスルーされましたけど、ギョーザにしろ今回のにしろ、グレーな部分をもっともっと浮き彫りにさせることを政府もマスコミもガンガンやるべきだったし、そーゆータイミングをみすみす逃したって感じが否めません。

ルールはいいですよ。ルールですから。

でも、なんでもそうですが、そこに行き着くプロセスが重要で、それが間違ってたら結果オーライでも意味ないのよね。

あの国も「民族」の集合体なら、こっちも「民族」の集合体で、国が決めたルール以前に、コニュニティレベルでのもっともっと人間臭い事実の流れを明らかにする過程が必要だと思うのです。

それをスッポかして、やれ死刑はいけないだの、賛成だの、何人死ねばいいだの、語れないし論ずることもできません。

私刑か、それとも死刑かって論議はそれ以前のプロセスがシッカリ再検証された後のことです。

以前、ほんのちょっとだけ法律をかじったことございますが、こんなに有耶無耶な状況から執行に至るケースにショックを覚えましたし、それを国ごとの決まりだからっつってスルーしたポッポちゃんにもビックリ仰天でした。

何度も言うけど、裁きが万が一間違ってたらどうすんの？

お化けや津波や地震よりも、そのほうがコワイわ。

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いいのだ

本日の天気はと

一時期よりこっちに来るヒト減ったような気がするなぁ・・・。

まだまだ回復には程遠いのかねぇ。トランプさんもタイヘンだわ・・・。

さてっと。

似た者同志って言葉がございますが、なんだかんだいいながら、付き合いが長いヒトって結局はそんな感じかなってね、気が致します。

わたくしめは取り立てて意識して実行することはございませんが、世の接客業においては「ミラーリングの法則」っちゅーのがありまして。

相手と同じ姿勢や仕草をすることによって、同調してまっせーっつー雰囲気を醸し出すっちゅーワザで、こーすることにより、その場のなごやかぁな状況を作り出すことが出来るそうです。

おそらく、似た者同志であれば、自然と同じようなことをしちゃうので、落ち着くんでしょうな。

まさに空気みたいな存在ってのがコレかもしんない。

でも、そうじゃなくても、この法則にのっとって行動すれば、あら不思議、いい感じになれるんですってよ。ホントかねぇ？

ま、100歩譲ってそうだとしても、あんまし同じような格好を露骨にされたら、なんかかえってウザイような気もするなぁ。そんなに好かれたいの？みたいな。

うーん・・・。やっぱし、自然に一緒にいて楽しい方がいいな。

一瞬一瞬がよくっても、結果的には疲れちゃうモン。

お仕事では必要なノウハウかもしれませんが、プライベートで無理にやんのは禁物。

気配りは大切だけど、好かれることにばかり気をとられては大事なモノを失う可能性大です。

ちなみにわたくしめは曖昧な人間なんで、同じく曖昧な人たちが周りに集っております。

それで、いいのだ。

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研究してみる

本日の天気はと

むー。こっち（ってどっちよ）も快晴って感じじゃないのよねー。ま、しゃぁない。

で、買い物しにウロウロしてたりするんですが、こう見てると、あらゆるモノとまでは言えないけど、今なら日本にいながらある程度、世界中のモンがネットで買えちゃうし、本当に欲しいモノであればキッチリやっぱり買ってきますよ、消費者は。

購入するまではマジ慎重ですけど、ニーズというか条件というか好みのジャンルってのは必ずあって、その切り口によっては確実に需要マインドとマッチングする可能性がグンと高まるっつー感じ。

自分が買う立場のときにそうだから、これはおそらくマチガイない。

てことは、それを掘り下げて考えれば生き抜ける確率も高まるってことだ。

そもそもデカイとこに転職せず、かといって個人事務所を目指そうとしたワケでもないわたくしめにとって、他にはない強みを見つけたり活かしたりって事項はとことん試す事が出来るんでね。

先日も仕事中に突如として、さいとうたかを先生のサバイバルを全巻みたいなーと思い立ち、ふとネットで検索してみると、『漫画全巻ドットコム』ってところで文庫版が6,000円で売ってまして。

ちょっと他にも入用があったんで、そんときは断念したんですが、なんもなかったら確実にポチっとしてますよ。

そうなんだよね。今はこーゆーのが商売には必要なのよ。

理屈っちゅーよりは、心理だな。うん。

だもんで、もちっと、こっちで買い物しながら研究してみる（ちがうか）。

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気のせいじゃない

本日の天気は

いま、ここは・・・。昨日の朝の10時くらいっすか。もう一日やり直しって感じです。

ま、そりゃそうと。

先月半ばくらいでしたか、新潟の某所で事務作業をやってた折、そこでかかってたラジオから

「そんのぉ前にぃ～♪　ホォ～ム●ン♪“※▲（ある動物の鳴き声）”」

っていう聴き慣れたCMソングが流れてきましてね。

普段、わたくしめの事務所のラジオからもこれと同じ曲が流れてるんで、いやぁ、全国展開っちゅーのはこーゆーことなのね、と恐れ入った次第でした。

ただ、最近はこの「借金で悩む前に」という謳い文句を前提とした「過払い金返還請求」を巡って、弁護士や司法書士から高額な手数料を請求されるっていう「二次被害」が増えてるようです。

ボランティアじゃないし、それはそれでけっこーシビアだったりノウハウいるんだから、フリーってワケにはいかんと思います。

けど、われわれもそうですが、こーいった類の仕事については、個々が“商売”として仕事をとるのではなく、業界あげての社会貢献の意味合いで取り掛かるのが王道でして、そもそもなんのためってところがすり替わっちゃってんだよなー、なんて感じます。

なんでも統計によると、'08年度の債務減額と過払い金返還は、総額で1兆123億円にものぼったそうで、これがその原資となっているのならば、もっともっとイロんな有益なことに使えるだろうとね、思うのです。

客と面談しないとか、仕事を完遂しないとかは論外として、如何にも電車ん中のってても、ラジオやテレビをみていても、ちょっとイキすぎやろぉ感はどー考えても否めない雰囲気が正直感じ取れます。

こーゆーワルイ例が少しでも出たりすると、信用商売ってのもありますから、みんながみんなマユツバで見られちゃうっちゅーリスクもあるのよね。

そんときにワンサカ露出してっと、そりゃマズイとフツーに感じます。

本当に人を思い、社会を思い、適正に遂行されている方々を見るにつれ、なんだか広告がコバカに思えてくるのは、おそらく気の性じゃないんだと思います。

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