- やっぱり英国ミステリー (4) -
テナント版ドクター・フーについて書こうと思って あ、そうそう英国ミステリーの続き
が残っていた事に気付き(暑さの為のボケ! としておきます)、リストアップ続けます。
その前に、以前も書きましたが 今月は英国ミステリードラマの新作が多く放映され めじ
ろ押し状態なのですが、忙しさの為ゆっくりTVの前に座る時間もあまりなく先日触れまし
た ”The Game” もやっと最終回までたどり着きました。
いや~、緊迫感が溢れる内容でした。 最後までハラハラさせられ 「モグラ」の正体も
二転、三転、あれ?四転位したかしら・・・ 中々面白いドラマでした。
”The Game" もMI-5でしたが、先日MI-9と言うセクションがあったと教えて頂き全く知
らなかった為 少しだけ調べてみたのですが、MI-9 = British Directorate of Military
Intelligence section 9” で捕虜を脱走させると同時にスパイとして活用していた部署の
様です。
と言う事は MI-7, MI-8もあったのね? と思ったら、何とMI-19位存在していたらしい
ですね。
現在はMI-5 とMI-6に統合されているらしいですが 詳細は良く把握できていません、い
い加減な情報でスミマセン。
兎に角、MI-5自体 長くその存在が秘匿されていたようですが、MI-6も世間にその存在
が知られる様になったのはイアン・フレミングが007を書いたころからでしょうか。
その後MI-5,MI-6に関連するドラマも増えているようです。
ここでやっと本題に戻ります。
リストアップ続きです。
「フロスト警部」”A Tourch of Frost”

1992年12月6日に開始し、2010年4月5日まで放映された、英国のTVシリーズ。全42話。
これも随分昔に原作本を読んでいた記憶があるのですが、良く覚えていません。
リンリ―警部と同じく 原作本で自分の持っていたフロストのイメージがチョット
異なる様な気がするのですが、このドラマ自体大変良く出来ていると思います。
ただ、どういう訳か再放映の度 通してジックリ観る機会が無く 何時も中途半端に
なってしまうので 次回再放映の際は今度こそちゃんと観たいと思っています。
勝手気ままで管理能力に欠ける警部フロストですが、型破りな調査で事件の謎に取り
組む姿勢は並々ならぬものがあり、茶目っ気があるので憎めないキャラクターです。
骨太な刑事ドラマであり、本格的なミステリーと言って過言ではないと思います。
デヴィッド・ジェーソンがフロスト警部を演じています。
余計な一言、私どうしても”スーパーマリオ”に見えてしまうんです、フロスト警部。
「ダルジール警視」”Dalziel & Pascoe"

現代を代表する本格推理小説家の1人 レジナルド・ヒルの原作のドラマ化です。
ヨークシャー州警察犯罪捜査部の叩き上げベテラン警視のダルジール。
人使いが荒い上にマナーも口も悪い 下品で傍若無人だけど どこか憎めない所
もある。 事件に立ち向かうと動物的カンと鋭い洞察力で実力は評価されている。
このダルジールの部下で相棒のピーター・パスコー部長刑事は対照的な大学出の
エリート、ハンサムで上品な好青年。 このコンビの掛け合いが絶妙です。
ただ、個人的な好みですが、このダルジール(ウォーレン・クラーク)の外見が
余りにもガサツでお下品なのでチョット・・・・・なのです。
「MI‐5英国秘密諜報部」 ”Spooks”

2002年~2011年 全10シリーズ
大分前から何となく観ていたのですが、何と言ってもS7からリチャード・アーミ
テージが出演してからですね、嵌ってしったのは・・・
派手なスパイアクションものでは無く、情報部員達それぞれの裏に隠された個人
的な葛藤、秘密、悩み等を深く掘り下げた重厚な作品でした。
ただ、この作品惜しげも無く(?)次々とメンバーが殺害されてしまうんですね。
勿体ない!と思うほどあっさりと。
リチャード・アーミテージ扮するルーカス・ノースは陰のある、秘密を抱えている
雰囲気を持っていました。 演技は素晴らしかったし、美しかったし・・・なのに
S9の最終話はショックでした。 余りにも哀しい最後でしたよ。 滂沱の涙。
S10からララ・パルバーがエリン・ワッツ役で出演して このドラマが随分華やか
になりました(個人的感想)。 ララさん美しいです。
エリンは切れ者の諜報部員である一方 幼い女の子を持つシングルマザーでもあり
ました。
諜報員でありながら 母親でもあり二つの立場を両立していく難しさ、葛藤、苦悩
をジックリ演じていました。
S10で終了になりましたが、ボスのハリー・ピアースは魅力的なキャラクターでした。
この作品も又ゆっくり観なおしてみたい物の1つです。
「法医学捜査班」 ”Silent Witness”

1996年~2015年現在S18 E10まで製作されているようですが、日本での放映はどの
シリーズ迄だったか・・・
実は私は途中から見始めたのですが(サム・ライアン教授が去る少し前から)恒例
の事でハリー・カニンガムを演ずるトム・ウォードに惹きつけられ熱心に観る様に
なりましたのです。
全く何時もながらイイ男を見ると直ぐに食いつく私でございます。
何故かポショポショ無精ひげでしたけど・・・・
法医学捜査班となっていますが、警察組織では無く大学の研究室に属する部署でCSI
シリーズやBonesの様に派手で架空の技術を使うことなく地道に捜査する学者ではあ
りますが時折捜査にも出かけています。
やはり他の英国ドラマにも共通する様に、アメリカの捜査ドラマと異なる表現方法で
事件その物が現実的で 登場人物それぞれの心の闇、葛藤、苦しみ等が描かれていて
胸に迫る内容になっています。
部長になったレオ・ダルトンを始め ハリー・カニンガム、サム・ライアンの後加
わった若いニッキ・アレクサンダー等それぞれの登場人物が抱える問題とも相まって
ジックリ観られる内容でした。
又話がそれるのですが、トム・ウォードと書いていて思い出したのですが、先日久し
振りに何気なく「ミス・マープル=ジュリア・マッケンジー版」を観ていたら、件の
トム・ウォード出演してましたねぇ。
”口ひげ”だったので直ぐに気付かなかったけど、おッ!と思わず見直しました。
でも”髭”あまり好きでないので、微妙でしたけど・・・
キャストは :
サム・ライアン (アマンダ・バートン)、レオ・ダルトン(ウィリアム・ガミナラ)、
ハリー・カニンガム(トム・ウォード)、ニッキ・アレクサンダー(エミリア・フォックス)
ニュー・トリックス 「退職デカの事件簿」 ”New Tricks”

2003年~2010年迄 7シーズン放映されたようですが、日本では以前少し、最近新シリー
ズが又放映されていました。
未解決事件捜査専門の新設部署ユーコス(UCOS)は女性警視サンドラを筆頭に退職
した元刑事が経験と持ち味を生かして難事件を解決していくドラマでです。ゆったり、
まったりではありますが結構嵌る内容です。
何しろ、殆ど高齢者と言っていい程のベテランオヤジ達なので スピード感とかハラ
ハラ、ドキドキではないのですが、ゆったり、まったりではありますが結構嵌る内容
です。
タイトルの ”New Tricks” は英語のことわざ "you can't teach an old dog new
tricks"(老犬に新しい技は教えられない、の意)から取られた様です。
ついでながら、テーマソング ”It's Alright” が ドラマの内容にピッタリで楽しい
曲です。
多分他にも記憶から脱落しているドラマもあるかと思いますが、今回はこの位に
して 思い出したら再度書き出してみようとおもいます。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
何度か触れました 「刑事フォイル」がBSプレミアムでも放映される事になった
様です。
8月30日からとなっていますが、やはり吹き替え版らしいですね。
吹き替え版になるとどんな風になるんだろう? イメージ湧かない。
テナント版ドクター・フーについて書こうと思って あ、そうそう英国ミステリーの続き
が残っていた事に気付き(暑さの為のボケ! としておきます)、リストアップ続けます。
その前に、以前も書きましたが 今月は英国ミステリードラマの新作が多く放映され めじ
ろ押し状態なのですが、忙しさの為ゆっくりTVの前に座る時間もあまりなく先日触れまし
た ”The Game” もやっと最終回までたどり着きました。
いや~、緊迫感が溢れる内容でした。 最後までハラハラさせられ 「モグラ」の正体も
二転、三転、あれ?四転位したかしら・・・ 中々面白いドラマでした。
”The Game" もMI-5でしたが、先日MI-9と言うセクションがあったと教えて頂き全く知
らなかった為 少しだけ調べてみたのですが、MI-9 = British Directorate of Military
Intelligence section 9” で捕虜を脱走させると同時にスパイとして活用していた部署の
様です。
と言う事は MI-7, MI-8もあったのね? と思ったら、何とMI-19位存在していたらしい
ですね。
現在はMI-5 とMI-6に統合されているらしいですが 詳細は良く把握できていません、い
い加減な情報でスミマセン。
兎に角、MI-5自体 長くその存在が秘匿されていたようですが、MI-6も世間にその存在
が知られる様になったのはイアン・フレミングが007を書いたころからでしょうか。
その後MI-5,MI-6に関連するドラマも増えているようです。
ここでやっと本題に戻ります。
リストアップ続きです。
「フロスト警部」”A Tourch of Frost”

1992年12月6日に開始し、2010年4月5日まで放映された、英国のTVシリーズ。全42話。
これも随分昔に原作本を読んでいた記憶があるのですが、良く覚えていません。
リンリ―警部と同じく 原作本で自分の持っていたフロストのイメージがチョット
異なる様な気がするのですが、このドラマ自体大変良く出来ていると思います。
ただ、どういう訳か再放映の度 通してジックリ観る機会が無く 何時も中途半端に
なってしまうので 次回再放映の際は今度こそちゃんと観たいと思っています。
勝手気ままで管理能力に欠ける警部フロストですが、型破りな調査で事件の謎に取り
組む姿勢は並々ならぬものがあり、茶目っ気があるので憎めないキャラクターです。
骨太な刑事ドラマであり、本格的なミステリーと言って過言ではないと思います。
デヴィッド・ジェーソンがフロスト警部を演じています。
余計な一言、私どうしても”スーパーマリオ”に見えてしまうんです、フロスト警部。
「ダルジール警視」”Dalziel & Pascoe"

現代を代表する本格推理小説家の1人 レジナルド・ヒルの原作のドラマ化です。
ヨークシャー州警察犯罪捜査部の叩き上げベテラン警視のダルジール。
人使いが荒い上にマナーも口も悪い 下品で傍若無人だけど どこか憎めない所
もある。 事件に立ち向かうと動物的カンと鋭い洞察力で実力は評価されている。
このダルジールの部下で相棒のピーター・パスコー部長刑事は対照的な大学出の
エリート、ハンサムで上品な好青年。 このコンビの掛け合いが絶妙です。
ただ、個人的な好みですが、このダルジール(ウォーレン・クラーク)の外見が
余りにもガサツでお下品なのでチョット・・・・・なのです。
「MI‐5英国秘密諜報部」 ”Spooks”

2002年~2011年 全10シリーズ
大分前から何となく観ていたのですが、何と言ってもS7からリチャード・アーミ
テージが出演してからですね、嵌ってしったのは・・・
派手なスパイアクションものでは無く、情報部員達それぞれの裏に隠された個人
的な葛藤、秘密、悩み等を深く掘り下げた重厚な作品でした。
ただ、この作品惜しげも無く(?)次々とメンバーが殺害されてしまうんですね。
勿体ない!と思うほどあっさりと。
リチャード・アーミテージ扮するルーカス・ノースは陰のある、秘密を抱えている
雰囲気を持っていました。 演技は素晴らしかったし、美しかったし・・・なのに
S9の最終話はショックでした。 余りにも哀しい最後でしたよ。 滂沱の涙。
S10からララ・パルバーがエリン・ワッツ役で出演して このドラマが随分華やか
になりました(個人的感想)。 ララさん美しいです。
エリンは切れ者の諜報部員である一方 幼い女の子を持つシングルマザーでもあり
ました。
諜報員でありながら 母親でもあり二つの立場を両立していく難しさ、葛藤、苦悩
をジックリ演じていました。
S10で終了になりましたが、ボスのハリー・ピアースは魅力的なキャラクターでした。
この作品も又ゆっくり観なおしてみたい物の1つです。
「法医学捜査班」 ”Silent Witness”

1996年~2015年現在S18 E10まで製作されているようですが、日本での放映はどの
シリーズ迄だったか・・・
実は私は途中から見始めたのですが(サム・ライアン教授が去る少し前から)恒例
の事でハリー・カニンガムを演ずるトム・ウォードに惹きつけられ熱心に観る様に
なりましたのです。
全く何時もながらイイ男を見ると直ぐに食いつく私でございます。
何故かポショポショ無精ひげでしたけど・・・・
法医学捜査班となっていますが、警察組織では無く大学の研究室に属する部署でCSI
シリーズやBonesの様に派手で架空の技術を使うことなく地道に捜査する学者ではあ
りますが時折捜査にも出かけています。
やはり他の英国ドラマにも共通する様に、アメリカの捜査ドラマと異なる表現方法で
事件その物が現実的で 登場人物それぞれの心の闇、葛藤、苦しみ等が描かれていて
胸に迫る内容になっています。
部長になったレオ・ダルトンを始め ハリー・カニンガム、サム・ライアンの後加
わった若いニッキ・アレクサンダー等それぞれの登場人物が抱える問題とも相まって
ジックリ観られる内容でした。
又話がそれるのですが、トム・ウォードと書いていて思い出したのですが、先日久し
振りに何気なく「ミス・マープル=ジュリア・マッケンジー版」を観ていたら、件の
トム・ウォード出演してましたねぇ。
”口ひげ”だったので直ぐに気付かなかったけど、おッ!と思わず見直しました。
でも”髭”あまり好きでないので、微妙でしたけど・・・
キャストは :
サム・ライアン (アマンダ・バートン)、レオ・ダルトン(ウィリアム・ガミナラ)、
ハリー・カニンガム(トム・ウォード)、ニッキ・アレクサンダー(エミリア・フォックス)
ニュー・トリックス 「退職デカの事件簿」 ”New Tricks”

2003年~2010年迄 7シーズン放映されたようですが、日本では以前少し、最近新シリー
ズが又放映されていました。
未解決事件捜査専門の新設部署ユーコス(UCOS)は女性警視サンドラを筆頭に退職
した元刑事が経験と持ち味を生かして難事件を解決していくドラマでです。ゆったり、
まったりではありますが結構嵌る内容です。
何しろ、殆ど高齢者と言っていい程のベテランオヤジ達なので スピード感とかハラ
ハラ、ドキドキではないのですが、ゆったり、まったりではありますが結構嵌る内容
です。
タイトルの ”New Tricks” は英語のことわざ "you can't teach an old dog new
tricks"(老犬に新しい技は教えられない、の意)から取られた様です。
ついでながら、テーマソング ”It's Alright” が ドラマの内容にピッタリで楽しい
曲です。
多分他にも記憶から脱落しているドラマもあるかと思いますが、今回はこの位に
して 思い出したら再度書き出してみようとおもいます。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
何度か触れました 「刑事フォイル」がBSプレミアムでも放映される事になった
様です。
8月30日からとなっていますが、やはり吹き替え版らしいですね。
吹き替え版になるとどんな風になるんだろう? イメージ湧かない。