The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

最近の映画色々(1) : ”007 Spectre"

2015-12-17 | 映画
― 最近の映画色々(1) : ”007 Spectre” ―

このところ観たい作品、興味のある作品が目白押しで忙しいです。



そんな中、10日程前に 『007 Spectre』 を観てきました。
私にとっての"007”はショーン・コネリーに尽きるので(古!)その後のどのボンドにも
余りそそられず、ダニエル・クレイグにも今ひとつノリが悪く これまではTV放映、DVDなど
で済ませていたのですが、今回は ダニエル・クレイグ最後の007とも言われている中、久々に
劇場での ”007”鑑賞をいたしました。

詳細、内容は既にご存知の方も多いかと思うので 敢えて今回は触れませんが取りあえずの
感想は 面白かったですね。

の程度でこれまでのクレイグ・ボンド作品を観込んで居る程でもないので 余り詳しい知識も
無く観た殆ど素人の感じたままなのですが、全体のイメージは古き良きスパイアクション風、
過去の作品へのオマージュを感じさせられ何やら懐かしい感じも致しました。
今回はダニエル・クレイグ/ボンドとしての集大成という感じで 隠された過去が明らか
になるのですね。


最初のメキシコのビル爆破、ビル崩壊からのボンド脱出、ヘリコープターシーンで
もう十分満足よ、の感もしましたが、まぁ今回の爆破シーンの凄い事! 
メキシコ、モロッコ、ロンドンで大爆発続き・・・・どんだけ爆薬を使ったんでしょう。
モロッコの爆発シーンで使った爆薬はギネス記録だったとか。



そして ”C” のアンドリュー・スコットは憎々しかったですね~。
予期して以上の存在感のある出番で、”00部門” 廃止に動きかける冷酷なキャラクターは
殆どモリアーティーに被ってしまいました。
シャーロックにビルから飛び降りろと言ったモリアーティーでしたが、今回は最後に自分が・・・・
あ、ネタばれしました(汗)



”Q"がcuteで(しゃれ?)萌えの方も多いとか。
そして ”M” (レイフ・ファンズですもん)は何となく人間臭く、自ら現場に出て走り
回る姿が新鮮でしたね。

現場から離れるように”M” から指示されたボンドが ”Q” が改造中の”009仕様”の車を
内緒で失敬してしまうのですが、未だ完成していなかった為 爆弾切れだったり 009仕様の
曲が装備されていたり、チョットユーモラスなシーンもありましたデス。

そして、モニカ・ベルッチは妖艶で存在感、貫禄十分で美しかったのですが、余り出番が
多くなく勿体無い・・・感じも少々ありました。

あ、書き出すと止まらなくなりそうですが、今回はこの辺に止めておきます。
2時間半余は少々長すぎるのではないかと思っていましたが、あっという間でした。
最後に ”James Bond will return” とテロップがありましたので、ダニエル・クレイグ
としては多分最後となるのでしょうが、作品自体は又続くのでしょうね。
となると、次のボンドは・・・・ 個人的に色々頭に浮かべてみるものの 難しいですね、
この人!って言える俳優さんは思い浮かびません。
ちっとやそっとの人では難しいですものね。

最後に歴代ジェームズ・ボンドです。

写真左側から、
2代目 : ジョージ・レイゼンビー(6作品出演)
3代目 : ロジャー・ムーア(7作品出演)
6代目 : ダニエル・クレイグ(3作品出演)
初代  : ショーン・コネリー(7作品出演)
5代目 : ピアース・ブロスナン(4作品出演)
4代目 : ティモシー・ダルトン(2作品出演)
 
(やっぱり ショーン・コネリーは濃いわ)




次回はこれから観たい作品について書きたいと思います。